もう少し語りモード…巻の壱
毎度のことですが…
2021年4月にnoteを始めて以来、多くの駄文、拙稿を掲載してしまいました。しかし、気に留めていただいた読者のみなさまに支えられ、まもなく5か月が経とうとしています。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
もし、この記事に迷い込んだ方で、山田(仮名)とは何やつ?と思った方は、簡単に自己紹介をしておりますので、そちらもご覧ください。↓
今回のお題…ノウゲイカガク
5か月を振り返ってもいいのですが、山田(仮名)の中の人の話を少ししてみたいと思います。
プロフィールやこれまで投稿してきた記事にも書かせていただきましたが、私は理系大学の出身者です。専門と呼べるほどの勉強はしてこなかったのですが、ジャンルで申しますと広い意味では「農芸化学」ということになります。今回は山田(仮名)が修了したと曰わっている「農芸化学」のお話をしてみようと思います。
どんなお勉強をするんですか?
たぶん、農芸化学という言葉を聞いて、「あー、この話ね」とわかる人は、山田(仮名)に近い相当マニアックな人生を歩まれているかと思います。
ただ、マニアックな人と思われるのも本意でないので、公益社団法人日本農芸化学会の公式サイトをどうぞ↓
ものすごくあっさりいうと、化学と生物学を使って生命、食、環境に役立ちそうなことをする学問という感じでしょうかね。
したがって、お勉強する範囲は大学によってかなり幅があるかと思いますが、食糧・生命・環境分野に関する化学と生物学を広く(&やや浅く)履修する感じですね。
日本農芸化学会の英文誌は「Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry」という雑誌名ですが、一つのジャンルというよりは、いろんなジャンルのごった煮的なイメージかなと思います。
どこで学べますか?
日本農芸化学会のサイトによると以下の大学で学べるそうです↓
法学部、経済学部、文学部、教育学部などでは学べませんが、特に化学や生物学を扱う応用系の学部ならば、石を投げたら農芸化学に当たる…そんな感じです。
何で農芸化学の宣伝をしてるんですか?
日本農芸化学会の会員でもない私が農芸化学を宣伝するつもりはありません。もちろん、学生の時に、農芸化学に出会えたことで、現在も飢え死せず、定職にありつけていることには感謝しています。
しかし、それ以上に、農芸化学をかじったことで、世の中を見るときに、化学や生物学のフィルターを通して見るクセがつきました。これには功罪両方あるとは思いますが、
グリーンケミストリー、生物多様性、植物ホルモン、ケミカルバイオロジー、アミノ酸・ペプチド、香り、フェロモン、バイオインフォマティクス、タンパク質工学、バイオ燃料、機能性 食品、生活習慣病、プロバイオティクス、アレルギー対応食品、醸造・発酵、生分解性プラスチック、環境浄化、再生可能エネルギー etc.
などの用語を見ると反応する"体質"になりました。
このあたりの記事は昔の"記憶"を活用しています。
ともあれ、これからも…
noteを始めてみて、農芸化学の知識のベースにありながらの自分を見つめ直すきっかけになりました。と同時に、みなさまからのリアクションを通じて、読んでいただいていることも実感しています。これからも、実際に読んでくださるみなさまにとって「おやっ」と思えるものが見つかれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。よろしかったら、「いいね」やフォローもお願いします。