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芸術史講義(日本2)桃山時代の美 織部焼と辻が花
織部沓形茶碗 銘 わらや 第五章 5-8
桐矢襖文様胴服 第十三章 13-7
桃山時代は戦国三傑・信長、秀吉、家康がしのぎを削った時代である。信長は南蛮貿易を通じて日本の文化・芸術に変化をもたらしていった。商人が南蛮人と自由に交易したことは、人々の被服や工芸品における意匠表現の視野を広げたといえる。江戸時代に続く、大名や大商人の権力や富を背景とした豪華で壮大な文化のはじまりである。
芸術史講義(ヨーロッパ2)バロックとロココ
第6章:カラヴァッジョ《聖マタイの召命》、第11章ジャン=オノレ・フラゴナール《ブランコ》
カトリック教会は、1545年から63年まで北イタリアのトリエントで断続的に公会議を開き、対抗宗教改革(カトリック改革)を推進した。美術家は司教の監督下で描く主題を視覚化しデコールムを守るべきであるとした。
芸術史講義(ヨーロッパ4)ロマン主義という傾向がどのように形成されたか
ドイツでは1770年代後半から80年ごろにかけて、啓蒙思想の機械的合理主義に対する反発として、反体制的なシュトゥルム・ウント・ドラング(疾風怒濤)という文学運動がはじまった。
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