ホームパーティの週末!!新たな出会いは人生を豊かにするチャンス😍
この週末はまたホームパーティを楽しんでいました。
ここ↑で登場した89歳のキャロルおばあちゃんの発案。
うちで過ごすことがとても気に入ってくれたようで、クッキングを楽しみながら料理と音楽を楽しむ会をあなたの家で催したいんだけどどう?って話しになりました。お料理などに材料もかかるからいくらかの会費制にするから、場所と料理と音楽をお願いしたいとのこと。
個人的にはお金をもらうのは気がひけるのでそれは要らないと言ったのですが、それでは参加するほうも気を使うので是非とのことでお任せすることにしました。
なにしろ、キャロルおばあちゃんから見たらわたしは彼女の娘よりも若いのですから、年長者の言うことに逆らえません。そんなわけで、彼女が長年お世話になっているホームドクターのご夫婦とキャロルさんの娘夫婦を新顔として連れて来ました。
「はじめまして」でしたが、すぐにうちとけてどんどん会話がはずみました。なにしろ、お医者さんのドクタースコットは合気道と剣術を教えていて、日本にも行ったことのある親日家です(でもってとてもアラ還に見えないイケメン)。キャロルさんの娘のキップさんご夫婦は日本からの交換留学生を一年間受け入れていたことがあります。
お互い初対面のはずでしたが、みんなアラ還さんで子どもたちの年齢が近いので、子どもの話しになったとたんに「な〜んだ」ってことになりました。なんと両夫婦がうちの末息子のことをよく知っていたのです。子どものころからタレントショーやバンド活動に出まくっていたので、母親の知らないところで地元では有名人のようです。😆
おまけに、ドクタースコットの息子さんのひとりは息子タローが通っているブラジリアン柔術道場の仲間だったことも判明して、あらまあ偶然ってことになりました。
さらに、ドクタースコットの末息子さんは、現在はノースキャロライナに住んでいるのですが、先月親友の結婚式に出席するために帰ってきたというので、誰の結婚式?と聞いたら、なんとうちの末息子も彼女も同じ結婚式に招待されていたことがわかりまたまたびっくり。
「な〜んだ、子どもたちは知らないところでみんな繋がっていたのね」って感じです。
次から次へと、いろんな話で盛り上がり、食べて、笑って、飲んで、もちろん音楽も楽しんで、わたしのエレクトーン演奏が始まると、ご夫婦が踊りだしました。みんな楽しそうです。😁
波長というのかな、気が合うかどうかってわりと瞬間的にわかると思いませんか?新たな出会いを導いてくれたキャロルおばあちゃんに感謝です。
さて、過去1年以上89歳のキャロルさんとはほぼ毎週金曜日にOPG(老人会)で出会い、たわいのない会話を楽しんで来ました。とってもユーモアのある方で人を常に笑わせてくれる元気なおばあちゃんなのですが、元大学教授だったことや地域の高齢者たちと積極的に関わる活動をしていること以外、彼女のプライバシーに関わることは知らないままお付き合いしてきました。
ところが今回、彼女が娘さん夫婦を連れてきたことから、ひとつ悲しい事実を知ることとなりました。娘さん夫婦のラストネームをきいたとたんに、「あれ?」とわたしはひっかかったのです。
忘れもしない2010年の5月のことでした。末息子がハイスクール卒業目前に控え、ちょうど州のオールスタージャズバンドのトランペッターに選出されてウェスタンミシガン大学で行われているアートの祭典に合宿参加していたときのこと、大ショックを受ける悲報が飛び込みました。
たまたま、そのニュースを知った瞬間わたしも居合わせたので息子の顔色が変わったことを覚えています。せっかくの合宿の機会でしたが、トランペット演奏に集中できなくなるほどショッキングなことでした。同級生だった女の子がボーイフレンドの運転する車の助手席に乗っていて事故で亡くなったのです。
たいへんなスピードを出していて車ごと転倒し運転していた彼は生き残り、彼女のほうだけが亡くなった悲惨な事故でした。素晴らしいリーダーシップ能力があり、サッカーが得意で奨学金を得ての進学も決まっていて将来がバラ色に約束されているようなそれはそれは美しい女の子でした。末息子とは小学校時代から同じ学校でしたから悲報を聞いたときのショックは忘れられません。
キャロルおばあちゃんは、その悲劇の女の子のおばあちゃまだったのです。そして連れてきてくれた娘夫婦というのが、残念な事故で亡くなった彼女のご両親だったことがわかりました。もっとも、パーティ中にそんな話はしていませんがラストネームを聞いた後でピンときたことです。
パーティがあまりに楽しくて、キップさんご夫婦は持参したクーラーバッグを忘れて帰ってしまい、今日それを取りに再び我が家に立ち寄ってくれました。キップさんとわたしとお茶を飲みながら、あらためてその話をしました。わたしも夫を失ったばかりですから、人を失う悲しみは痛いほどわかります。もっとも、我が娘を思わぬ交通事故で失った彼女の痛みと無念さは想像を絶するし、10年以上たった今でも胸が痛みます。
痛みを分かち合いつつ二人でデッキでお茶を飲みながら女同士でぺちゃくちゃとお互いのことを話しているうちに、彼女もまた「書く人」だとわかりより親近感を覚えました。
キャロルおばあちゃんのおかげで、ご近所に新しい友人ができました。
会話が弾む人、波長が合う人との出会いってうれしいものです。この年令になると、語り合える新しい友だちって簡単には巡り会えません。ドクタースコットは、うちから歩いて数分のところに住んでいます。ワイフのベスはガーデニングが大好きだそうです。さっそく「椎茸がたくさんできているから明日の朝取りにおいで」と連絡を下さいました。
「行く行く行く〜」とお返事😍
っというわけで明朝は、椎茸をもらいに行ってきま〜す。
LIFE IS GOOD!!でございます。
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