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タオル1本で呼吸が楽になる!肋間筋を柔らかくする簡単タオルストレッチ

呼吸を楽にするために重要な筋肉のひとつに「肋間筋」があります。
肋間筋をストレッチすることには、以下のような多くのメリットがあります。


1. 呼吸機能の改善

肋間筋は肋骨の間に位置し、呼吸の際に重要な役割を果たします。
肋間筋をストレッチすることで、胸郭の動きがスムーズになり、
深い呼吸がしやすくなります。
これにより、酸素の取り込みが増加し、全身の酸素供給が改善されます。

2. 姿勢の改善

肋間筋が硬くなると、胸が縮こまりやすくなり、
猫背や肩こりの原因となります。
ストレッチにより肋間筋を柔軟に保つことで、
胸を開いた正しい姿勢を維持しやすくなります。

3. 肋間神経痛の緩和

肋間神経痛は、肋間神経が圧迫されることで生じる痛みです。
肋間筋のストレッチにより筋肉の緊張を緩和することで、
神経への圧迫が減少し、痛みが軽減されることがあります。

4. リラクゼーション効果

ストレッチはリラクゼーションを促し、
ストレスや緊張を軽減します。
特に深い呼吸を伴う肋間筋のストレッチは、
副交感神経を刺激し、心身のリラックスを助けます。

5. 運動パフォーマンスの向上

スポーツや運動を行う際、深い呼吸が可能になることで、
持久力やパフォーマンスが向上します。
肋間筋の柔軟性を保つことは、
アスリートや運動愛好者にとっても重要です。

6. 内臓の機能向上

胸郭が柔軟に動くことで、内臓(特に心臓と肺)が適切な位置に保たれ、
機能しやすくなります。
これにより、循環器系や呼吸器系の健康維持が期待できます。

7. 全身の血行促進

肋間筋をストレッチすることで、胸郭周辺の血流が良くなり、
全身の血行促進につながります。
これにより、筋肉の疲労回復や代謝の向上が期待できます。

8. 背中や腰の痛みの軽減

肋間筋が柔軟になることで、胸郭の動きがスムーズになり、
背中や腰の筋肉への負担が軽減されます。
これにより、背中や腰の痛みが軽減されることがあります。


肋間筋のストレッチを日常的に取り入れることで、
これらの多くの健康効果を享受することができます。


肋間筋が硬くなる原因

「肋間筋」は、ストレス、猫背、運動不足、寝不足など生活習慣の乱れによって簡単に硬くなります。

肋間筋が硬くなると筋肉の伸び縮みが小さくなり、
一生懸命吸っても息が吸えない状態になります。
これにより、体全体が常に酸欠状態になり、
脳のパフォーマンスが大きく低下し、
体調不良やメンタルの低下を招きます。


「肋間筋」についての詳細はこちら


肋間筋を柔らかくし、呼吸の質を高めるために!
フェイスタオルを使ってストレッチし、「肋間筋」を整えていきましょう。



肋間筋フェイスタオルストレッチ

1. バンザイする: 両手を上に伸ばします

2. バンザイしたまま体を横に倒す: 体側を伸ばす(左右行う)

3. 伸ばしている方の腰を外に押し出す: さらに体側を伸ばす(左右行う)

4. バンザイしたまま片腕を反対側に倒す: 左右行う

5. 腕が倒れたら肘を曲げる: 伸ばしている側の肘を曲げる(左右行う)

6. タオルをピンと張ったまま腕を回転させる: 頭上で左右に回す

7. バンザイしたまま上半身をひねる: 軽く反る(左右行う)

8. タオルを肩の高さにして上半身をひねる: 左右に捻る

9. タオルを背中側の腰の高さで持つ: 肘を締めて持ち、左右に動かす

10. タオルを背中側の腰の高さで持ち、肘を締める: 肘を体側につけたまま手を開いたり閉じたりする


上記ストレッチの1〜8は20〜30秒、9と10は10回ずつ行います。

これで十分に「肋間筋」がストレッチされます。


もし文章だけで分かりづらい場合は、こちらの動画をご覧ください。
1倍速から2倍速で視聴できるので、お好みの速さでどうぞ。


ストレッチのポイント

「体側を伸ばす」というイメージではなく、
肋骨と肋骨の間の「肋間筋」を伸び縮みさせるイメージで行ってください。
肋骨が一本一本広がるイメージでストレッチを行ってみて下さい。


肋間筋を柔らかくし、超健康になっていきましょう!


1人でなかなか運動できない方は、僕と一緒にしましょう!

これも運動を生涯に渡り行っていく「しかけ」と「しくみ」です。


▶︎45歳からの「セルフケア」
「Online Program 呼吸と姿勢」


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