見出し画像

肋間筋を柔らかくして超元氣な毎日と痩せやすいカラダ作り!肋間筋を柔らかくする習慣


呼吸をする時、とても大切な筋肉のひとつが「肋間筋」です。

生活習慣、カラダの使い方などによって、
肋間筋が硬くなり、呼吸がしづらくなります。


まずは肋間筋が硬くなる原因についてお話しします。

肋間筋が硬くなる原因


1. 姿勢の悪化

長時間のデスクワークやスマートフォンの使用や
猫背などの悪い姿勢によって
肋間筋に過度な負担をかけ、
筋肉が硬くなる原因となります。
特に、胸を閉じた姿勢は肋間筋を収縮させ、柔軟性を失わせます。

2. ストレスと緊張

精神的なストレスや緊張は、筋肉全体の緊張を引き起こします。
これにより、肋間筋も硬くなりやすくなります。
ストレスが続くと、慢性的な筋肉の硬直が起こり、呼吸が浅くなります。


3. 運動不足

運動不足は筋肉の柔軟性を失わせる大きな要因です。
適度な運動やストレッチを行わないと、
肋間筋が硬くなり、呼吸がしづらくなります。


4. 肋間筋の使い過ぎ

過度な運動や重い荷物を持つなどの動作で
肋間筋を使い過ぎると、筋肉が疲労し、硬くなることがあります。
特に、ランニングや激しい運動を頻繁に行う人は要注意です。


5. 呼吸の浅さ

日常的に浅い呼吸をしていると、
肋間筋が十分に伸び縮みしないため、硬くなります。
ストレッチやセルフマッサージ、深い呼吸を意識的に行うことで、
肋間筋の柔軟性を保つことができます。


6. 病氣や怪我

肋骨周辺の怪我や、
肺疾患(例えば、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や喘息)、
心臓疾患により手術で肋骨を切るなども、
肋間筋の硬直や呼吸困難の原因となります。


7. 冷え

カラダが冷えることで筋肉が硬直しやすくなります。
特に冬場や夏のエアコンの効いた環境では、
肋間筋も冷えて硬くなりやすいです。


8. 年齢

年齢を重ねるに従い、
筋肉の柔軟性や弾力性が低下します。
肋間筋も例外ではなく、
年齢とともに硬くなりやすくなります。


次に肋間筋が硬くなると、さまざまな体調不良や病氣につながる可能性があるので、カラダへの具体的な影響と関連する病氣をお伝えします。


肋間筋が硬くなると引き起こされる体調不良や病氣


1. 呼吸機能の低下

肋間筋が硬くなると、胸郭の動きが制限され、呼吸が浅くなります。
これにより、十分な酸素が体内に取り込まれず、
以下のような症状や病氣が発生する可能性があります。

・慢性疲労

  酸素不足により体が疲れやすくなります。

・頭痛

  脳への酸素供給が不足することで、頭痛が起こりやすくなります。

・めまい

  酸素不足が原因でめまいや立ちくらみが発生することがあります。


2. 姿勢の悪化

肋間筋の硬直は姿勢の悪化を招きます。
特に、胸が縮こまり猫背になることで、
以下のような問題が生じることがあります。


・肩こり

  肋間筋の硬直が肩甲骨周りの筋肉に負担をかけ、
  肩こりを引き起こします。

・首の痛み

  姿勢の悪化により首に余分な負担がかかり、
  痛みが生じることがあります。

・背中の痛み

  背中の筋肉が緊張しやすくなり、痛みが発生します。


3. 呼吸器系の病氣

肋間筋の硬直は呼吸器系の病氣のリスクを高めます。
呼吸が浅くなると、肺の換氣が不十分になり、
以下のような病氣が発生することがあります。


・慢性閉塞性肺疾患(COPD)

  呼吸機能の低下が進行し、
  慢性的な肺の病氣が発生するリスクが高まります。

・喘息

  呼吸困難が頻発することで、喘息の症状が悪化することがあります。


4. 心臓血管系の問題

酸素供給が不足すると、心臓血管系に負担がかかり、
以下のような問題が発生する可能性があります。

・高血圧

  酸素不足が持続すると、血圧が上昇することがあります。

・心臓病

  長期的な酸素不足が心臓に負担をかけ、心臓病のリスクを高めます。


5. 精神的な問題

呼吸が浅くなることで、精神的な健康にも影響を及ぼすことがあります。

・不安

  酸素不足が神経系に影響を与え、不安感が増すことがあります。

・うつ病

  慢性的な呼吸機能の低下が精神的なストレスを引き起こし、
  うつ病のリスクが高まります。


6. 消化器系の問題

姿勢の悪化や酸素不足は消化器系にも影響を及ぼすことがあります。

・消化不良

  姿勢の悪化が消化器官に圧力をかけ、
  消化不良を引き起こすことがあります。

・便秘

消化機能の低下が便秘を引き起こすことがあります。



次に肋間筋が硬くなるのを防ぐための対策です。

肋間筋が硬くなるのを防ぐための対策


肋間筋の硬直や呼吸困難を予防・改善するためには、以下の対策が効果的です。

1. 良い姿勢を保つ

 立っている時、座っている時の姿勢
 デスクワークやスマートフォンの使用時の姿勢が良くなるよう意識する。

2. ストレッチと運動

 毎日、肋間筋のストレッチ、セルフマッサージ、有酸素運動を行う。


3. 深い呼吸

 定期的に深い呼吸を意識的に行い、肋間筋をしっかりと動かすことを意識する


4. リラクゼーション

 ストレスを軽減するためのリラクゼーション法(ヨガ、瞑想など)を取り入れる。


5. 温める

 冷えを感じる場合は、温かいお風呂に入るなどしてカラダを温める。


これらの対策を日常生活に取り入れることで、肋間筋の柔軟性を保ち、呼吸を楽にすることができ、健康を維持することができます。


もし1人でなかなか運動できない方、僕と一緒にしましょう!

これも運動を生涯に渡りしていく「しかけ」と「しくみ」です。


▶︎45歳からの「セルフケア」
「Online Program 呼吸と姿勢」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?