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54字の小説

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本
54字の小説をマガジンにしました。 お読み頂ければ幸いです。 20字の小説もあります。 100字の小説もあります。 日付の新しい物順に掲載してあります。
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#シロクマ文芸部

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赤い傘(54字の小説)

赤い傘(54字の小説)

赤い傘をさしていた女の子
異人さんに傘を奪われ濡れている
泣いている
傍らを通り抜ける人々
見て見ぬふりをする後姿。
#シロクマ文芸部

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お布団(54字の小説)

お布団(54字の小説)

お布団は恋人。
寒い冬は離れられない。
目が覚めても抱きしめる私の恋人。

夏の布団は可哀想。
私に蹴られて足元の隅。
#シロクマ文芸部

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雪化粧(20文字の小説)

雪化粧(20文字の小説)

雪化粧
スッピッン観れば朽れた枯木
惨めな姿
#シロクマ文芸部

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片想い　(20字の小説)

片想い　(20字の小説)

「好きです」と、言えるのは夢の中だけか！
#シロクマ文芸部

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あほやんは3級品？(20字の小説)➕追伸

あほやんは3級品？(20字の小説)➕追伸

「有難う」と言えない僕は、サンキュー品。

追伸
夜中に目覚め、またもやくだらない事を思い付くまま書いた。
駄洒落の三級品の20字の小説。
全く小説とも言えない。

やっぱり僕は「あほやん」だ
#シロクマ文芸部

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冬の色パート3(54字の小説)

冬の色パート3(54字の小説)

白い妖精が舞い降りる

幻想的に惑わせて人の心を癒す妖精達

だが、その心は悪魔

冬の色は妖精の色？

それとも悪魔の色？
#シロクマ文芸部

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冬の色(54字の小説)

冬の色(54字の小説)

「冬の色は白」
「そう思うの？」
「そんな感じだよ。雪の色でもあるし」
「でも、私は冬の色は鉛色。
　　　　　　暗い空の色」
#シロクマ文芸部

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罰とは？(20字の小説)➕追伸(120字)

罰とは？(20字の小説)➕追伸(120字)

罰とは何？
それは、自分の身から出る物だよ

追伸
罰は与えられる物では無く、自分の悪行動の為に自分自身で積んだ業から出る物と仏教では教えています。
仏教の教えは、自分の行動を解きます。
罰も功徳も全て自分の行い。
神から与えられる物では無いのです。
故に、厳しい教えであります。
#シロクマ文芸部

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あほやん　月を観る編(20字の物語)

あほやん　月を観る編(20字の物語)

君と観た満月
独りだと半月
残りは何処にある
#シロクマ文芸部

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詩と暮らす(54字の小説)

詩と暮らす(54字の小説)

詩と暮らす
感情を豊かに穏やかな心で過ごしたい。
何事にも興味を持ち、
常に若々しく生きて行きたい。
例え僅かでも。
#シロクマ文芸部

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逃げる夢3(54字の小説)

逃げる夢3(54字の小説)

逃げる夢を見た
必死で逃げた
なりふり構わず逃げた
なのに直ぐに追い抜かれた
ゼッケンにウサインボルト
と書いてあった
#シロクマ文芸部

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逃げる夢2(54字の小説)

逃げる夢2(54字の小説)

逃げる夢を見た
僕は怪我して松葉杖だ
なのに捕まらなかった
振り返るとあちらも松葉杖だ
松葉杖の競走か？
一体誰なんだ
#シロクマ文芸部

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逃げる夢(54字の小説)

逃げる夢(54字の小説)

逃げる夢を見た
追いかけて来る人を、女の人と思いたい
次に夢を見る時は、必ずその人を捕まえたい
だが所詮、夢だ
残念
#シロクマ文芸部

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誕生日って何？(20字の小説)

誕生日って何？(20字の小説)

誕生日は出てきた日
命を得たのはもっと前よ
#シロクマ文芸部