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デザインに宿る心 #note10 タトゥーについて

山倉ボッサです。
読んでいただきありがとうございます!
最近はゲーム「龍が如くシリーズ」を観ています
ゲーム機がないのでストーリームービーの鑑賞を楽しんでいます。なかなか重厚なシナリオなので連ドラを観ている感じがあって楽しいです。
任侠ものといえば個人のキャラの際立つ会話のやり取りだけでなく、一人一人デザインの違う刺青が背中にに彫られていて、ストーリーや本人のキャラクターにも大きく関わってくるところがよりいいですよね。
今回はそんなタトゥー(刺青)について思うことをつらつらと買いていこうと思います。


・タトゥーはアリ?ナシ?

実際に会って僕のことをよく知っている人は僕がタトゥーをいれない派の人だということは言うまでもないと思います。なんならピアスも恐くてできないくらいだし、タバコも吸わないです。
一昔前言われていた「イメージの悪いバンドマン」の要素なんて微塵も感じられないくらいのキャラになっていると思います。

でもタトゥーにたいして思うところは別にありません。
アリでもナシでもいいというか、そこに関心はありません。
でもどうしてその場所に、その絵をいれたのかというのは気になるので質問したりしちゃいます。

初めて間近で本物のタトゥーを見たのは大学生の同期の胸に入ったものでした。Tシャツの襟元から見えていたので「それ本物?」と聞いたら見せてくれたのです。

あ、男性の友達です。女性に胸を見せろとは流石に言いづらい。

うろ覚えなのですがたしかハートマークに蔦が絡まったようなデザインで、英語ではない別の言葉で「家族への愛」を意味した言葉が彫ってあったと思います。
「ばあちゃん大好きで、ばあちゃんの地元の言葉をいれたんだ。忘れることがないように心臓の上にね」
と彼はいっていたのでなるほど、何をどの位置に入れるかが重要なのだとそこで知ることができました。

「龍が如くシリーズ」でもその人を象徴する刺青がたくさん現れます。
各シリーズで短いですが彫り師(刺青を彫る人)が登場するのですが

「刺青を彫るってのはそいつの運命を変えちまう。彫られた人間が背中の絵に負けちまって堕ちていくこともあるんだ」

それだけ刺青はデザイン以上に「心が通ってしまうもの」なのだと、入れないなりに感じました。

・イメージの(おそらく)悪さからくる好奇心

その人がタトゥーを入れる理由は様々だと思うし、わざわざ質問しなければいけないことなどではないと思います。
出会う人全員に「なんで⚪︎⚪︎さんという名前なんですか?」っていちいち尋ねないのとどうようですよね。

毎回「なんでボッサさんなのですか」って聞かれるのは仕方ないとして。

もしタトゥーを国民全員がいれている風土だったら
「それどう言う意味なの?」と挨拶がわりに会話することはあまりないのかなと思います。
まだ世間の目がタトゥーの入っている人に馴染んでいないからこそ
タトゥーが入っているだけで少し目新しさを感じるような気がします。

勝手に僕がそう感じているだけのような気がしますが、女性の方がタトゥーに関して許容が広いような気がします。
美容整形のように顔に直接手を加えるわけではないけれども、ワンポイント好きなデザインと末長くお付き合いできるからなのでしょうか。

電車の中で見かけたことがあるのですが、半袖の二の腕のあたりから少しだけ見えてしまっているタトゥーデザインの端っこが妙にセクシーだと思ったので、思い切り見える位置じゃないところに入れるタトゥーは涙ぼくろみたいなチャーミングな魔法でもかかってるのかなと勝手にワクワクしてました。

・デジタルタトゥー

タトゥーというワードだけで見れば「デジタルタトゥー」という言葉も存在します。
どちらかというと悪いイメージで使われることが多いですよね。
不謹慎な投稿がバズってしまい、そのイメージが現実世界でも付きまとってしまうことを指していると思います。これは一昔前の「あの人はヤクザだから」とはなしかけるのも憚られる空気を作り出されてしまうあの雰囲気ににているなと思います(映画の中でしか見たことありませんが)。

ネットで起こったできごとなんてひとときの暇つぶしにしかならないから真に受けても仕方がないと思うタイプなのでデジタルタトゥーはいうほど本人に傷跡として焼きつかない気がします。仮に実際に不祥事を起こした知り合いが身近にいたとて、自分に直接迷惑がかかっていないから相手を敬遠する理由としてはすごく弱いし意味もない。
直接逢えている人であればその人の目に映っているものから感じることができるわけですから、会って話せるなら会ってはなせばいい。
「あの人〇〇らしいよ〜」はらしいであって事実かどうかは別の軸の話なのですから。

これはタトゥー(刺青)がはいっているからあいつは気をつけた方がいいという、表面的な薄っぺらい思い込みが作り出した嘘の人物像でしかないので、自分とその人との間に何も育まれないどころかありもしないしがらみをわざわざ手間暇かけて作ってしまうことに他ならないと思います。

勝手な想像なのですが、極道の道を歩いている人は普通の世界の人とは住む世界が違うということを十分わきまえているからむやみやたらに喧嘩ふっかけたり不祥事起こしたり、必要以上にことを荒立てることはしないきがします。
もう少し世の中にタトゥーは入れた人間とデザインの間に強い繋がりがあるだけで、それを見た人間との間には何も生まれていないということが世の中に浸透したら、もっと多くの人に許容されるものになるのかなと思います


最後まで読んでくださった皆さま、ありがとうございました。
次に会うのはnoteか、ライブハウスか。
またお会いしましょう。

山倉ボッサ
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