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この一個だけしかやらない #note11 ボッサの学習法2

山倉ボッサです。
読んでいただきありがとうございます!
昨日まで10連続でnoteを更新できていたのですがついに途絶えてしまいました。サボりたくもなりましたが根気よく続けると決めたことなので頑張っていこうと思います。要は脳みその筋トレです。

前回ボッサの学習法と題して「ノートとペン」を使って事前に質問を作ることで学習効果が得られるという内容を書きました。
今回はもっと簡単な成長法則を見つけたのと、本日のレッスンで生徒さんに共有したときに即効果が現れたので、誰にとっても効果的なのではないかと思いました。一見すると馬鹿馬鹿しいですが効果が計り知れないのでおすすめです。


・今向き合っているものを一回整理する

まず準備段階として今何に取り組んでいるかを確認します。
これは工夫でもなんでもないと思います。
「いまなにしてる?」を確認するだけなので。

例えば課題曲として取り組んでいる楽曲の歌詞を覚えている段階なのか、メロディーを原曲通りに追えるのか、あるいは自分なりのアドリブを追求している段階なのか。ざっくり、それでいてわかりやすい言葉で頭の中に留めておいて実際に具体的にノートに記入してみる。

その上でその課題を達成するために必要なことを箇条書きにする。
例えば曲の歌詞を覚えたので原曲のメロディー通りに歌う段階が今の課題だったとして

・歌い出しのリズムがなんか本家と違う気がする
・サビの一番盛り上がる高い音程のところがいつも出づらい
・そもそもテンポが速いので滑舌が回らない

など適当に思いつく3つを書き出します。
ちなみに僕は「適当に思いつく3つ」という基準は大切にしていて、適当に選んでいるようで実は心配事TOP3だったりします。3つに限定する理由はいくつかあるのですが、思いつく限りを出してしまうと普通に元気がなくなってくるのと、問題の優先順位がよくわからなくなってしまうのであまりお勧めしません。

練習せずにふて寝かましてしまいます←

・「この一個だけやる」それ以外は知らん!

3つ並べたあとはその問題をよく見比べてみてここからが本番です。

今日の練習ですぐ改善できそうなところ「だけ」やる

ここは少しだけ冷静に考えて決めて欲しいです。
音程のコントロールは時間がかかりそうだな、、、テンポの速さにもついていくのがいまはギリギリだしな、、、

「よし、歌い出しのタイミングだけならすぐにできそうだ」

と今日の練習でやるべきことをひとつだけ決めて練習します。
今回は歌い出しを綺麗に歌えるようにするつもりでできることを順番に考えてみましょう

1.  歌う前に曲を聴きながらリズムを1・2・3・4でカウントしてみよう
2. 最初の一文字はどの数字にかかってくるかな? まずその一文字だけ歌おう
3. ・・・合わない。そりゃそうだ、息を吸っていないじゃないか
4.  なるほど本人は1・2・3・スゥーッ!で吸っているな
5. お、一文字めのタイミング揃ったぞ 歌ってみよう!
6. お、歌えたぞ この調子で一行ずつ歌ってみよう
7. あれ...? テンポの速さについていけるぞッ! サビの高いところも出るぞ?!

そうか!!リズムに合わせたブレスができていなかったんだ!!!

というミラクルが起こります。
これは決して誇張表現ではなく、実際に一つのちょっとした問題が多くの障害をまとめて招いている可能性があり、たった一つをクリアするだけで毎回2段飛ばしで歌えるようになっていくわけです。

・毎日0.01バージョンアップする

伸び代という言葉があります。
初心者は伸び代しかないからどんどん失敗してぐんぐんできるようになる。
ベテランになるとそのレベルアップの度合いが微々たるものとなってきて
「本当に成長しているのだろうか?」と不安になる部分というのは増えてくると思います。

だからこそ一個だけできるようにする

できることが増えてきて、やりたいことも同時に増えてきているからこそ成長を欲張らないことが大切なのかと思います。
自分でも今日の課題をクリアしたとして、本当に難しいのは
「昨日覚えたことをずーーーーーっと継続できるかということ」
なのだから。
食べたいだけ食べたとしてもすべて栄養として吸収されるかどうかは体という器の許容量に依存するところがあるように成長も急いでしまうと何を一生懸命習得したか忘れてしまうような気がします。

悩み事をはっきりさせる、今後の目標設定をするにあたって先生と課題を明確にする作業はできるだけ箇条書きでたくさんの課題を覚えたほうがいいと思いますが、実践してクリアしていくとなった場合は欲張らずに一個ずつクリアする方がいい気がします。
毎日一個やれば一週間で7個もできるようになりますし、結果お得。

ということで今回は僕が実際にレッスンで生徒さんとの練習の組み立て方から、自分の課題克服の方法として「一個だけしかやらん」メソッドを紹介しました。
今思えば「一日一善」という有名な言葉もありますね。
ようはあれです。一緒に一善しましょう!

最後まで読んでくださった皆さま、ありがとうございました。
次に会うのはnoteか、ライブハウスか。
またお会いしましょう。

山倉ボッサ
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