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日常のあれこれ

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記事一覧

想像は現実にならないけど

想像は現実にならないけど

 宝くじや競馬には夢を見るけど、まぁ当たらない。
 同じように、想像した未来なんていうものが訪れたことがない。
 それでも僕は競馬が好きだし、いつかの未来である今が嫌いではない。

なんとなく未来を想像し始めた高校時代 中学生のころ。特に未来のことは考えていなかった。
 だからこそ、高校進学にあたってはあまり努力するつもりにもならず、その時の自分の力で十分に手が届く範囲で学力が一番高い高校に進んだ

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産後パパ育休の記録⑧ 育休手当入金す

産後パパ育休の記録⑧ 育休手当入金す

 5月は産後パパ育休。6月に復職。産後パパ育休の手当は会社からではなく国からで、5月分の給与は出勤した数日分のみ。それについてはこちらの記事をご覧頂ければ。

 今回は育休手当が振り込まれたので、それについて書いておこうと思う。

育休手当の申請 7月になり会社から一枚の書類を受け取った。内容は、育休手当の申請について会社に任せます、というような委任状のようなもので、その書類にサインをして提出した

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産後パパ育休の記録⑦ 復職

産後パパ育休の記録⑦ 復職

 育休中のことはまだいろいろと書きたいことはあるけれど、とりあえず復職したのでそれについて。

復職後のお仕事 私の場合は産後パパ育休を4週間取得しただけ。会社に行ってみると浦島太郎状態、というほどでもなく、ほんの少し前に動いていた仕事が少し進んでいた程度の変化。仕事を進めるうえで混乱することは少なかった。

 それに、コロナ禍を経てリモートワーク環境も多少は揃っていたことから、実は育休中もたまに

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産後パパ育休の記録⑥ 育休期間の給料

産後パパ育休の記録⑥ 育休期間の給料

 育休から復職して2週間。休業期間を含んだ5月分の給料が支払われる日が来た。

勤め先における育休期間の給与の考え方 私の勤め先はコンプラ重視を掲げているだけあって、育休の申請はすんなり通った。申請に必要なのは昭和生まれの自分自身が引きずる「男が仕事を休む=悪」という刷り込まれてきた価値観だけだった。平均年齢が高めの職場(40手前の私が若手)なだけに、男性の育休についてよくない心情をお持ちになった

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産後パパ育休の記録⑤ 夫婦で育休を取ることとお化け屋敷

産後パパ育休の記録⑤ 夫婦で育休を取ることとお化け屋敷

繰り返しの日々 妻子が退院して帰ってきてからは、当然ではあるが子供が中心の日々が始まった。子供のペースに合わせて時間が過ぎていく。実際の日々はこんな感じ。

 「子供泣く→オムツ替え&授乳→ゲップ→子供寝る」このセットを2時間~3時間に1回、1日に10回くらい繰り返す。そして、このセットの合間に家事やその他雑務をこなしていく。

 1日に10枚も20枚も使うオムツはすぐにゴミ袋にたまるので、ゴミ出

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産後パパ育休の記録④ 育児開始とうんこについて思うこと

産後パパ育休の記録④ 育児開始とうんこについて思うこと

妻子の入院期間 さて、子供が妻から出てきて分離され、完全に独立した生命として活動を始めた。産まれた日を含めて5日間、妻と子は入院。コロナの関係もあり、面会時間は1日に30分だけなので、その入院期間中は毎日30分だけ会いに行ったが、面会時間中はいつも子供が寝ていたので結局この5日間は子供の世話はしていない。病院に行って、妻の話を聞き、必要なものを届けていただけで、帰宅後は家の掃除や片付けを多少やった

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産後パパ育休の記録③ そして出産

産後パパ育休の記録③ そして出産

妊娠発覚から臨月までの心境の変化 妊娠がわかった。不妊治療をしていたので、その結果を確認するために妻が通院した日の夕方に検査結果を知らせるLINEが届いた。妊娠した可能性が高いという結果が出たとのこと。胸が高鳴り、うれしかった。私としてはただただ、うれしかった。

 妻はというと、本人が口にした表現をそのまま書くと「アワアワした」らしい。もう、この時点で男女間の気持ち的な差はあるんだなと思った。

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産後パパ育休の記録② 会社への申請

産後パパ育休の記録② 会社への申請

意外な心理的障壁 まぁこんな時代ですから、男性だって育休を取っていくべきだという考えは当たり前だと、私は心底思っている。しかし、私もまだ30代ではあるけども、なんだかんだギリギリ昭和生まれ世代の文化を引きずっているんだなと痛感した。

 意外にも「育休取ります」と言い出しにくかったのである。

 私の働く会社は比較的古い体質が根強い業界で、社員の平均年齢が高め。当然、個人個人の考え方も古めの方が多

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産後パパ育休の記録① 取得を決めた理由

産後パパ育休の記録① 取得を決めた理由

妊娠から出産まで

 2022年7月に妻が妊娠した。
 結婚してしばらくしたころに子供のことを考え始めたものの、それから数年は授かることができず、いろいろ試した結果である。

 一般的に「不妊症」と言われる状態ではあったが、妻の体には異常がなく、私の体にも決定的な異常は見つからなかった。唯一不妊の原因になっているかもしれない可能性として私に精索静脈瘤が見つかった。

 妻の体は健康。私の体にはこれ

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妻がコロナになりまして②

 「妻がコロナになりまして」の続きです。

 8月5日木曜日。状況は変わらず。私は無症状の平熱。妻は37.1度とかそんな微熱中の微熱。咳はやはり出るときは出る、といった感じ。

 二人とも在宅勤務。自宅では二人ともマスクを着用するも、自宅内隔離というような大層なことはやらない。というかできない。そんなことができるお住まいに住んでいない。よって、私としては「どうせ自分も感染しているのだ」と諦め、最低

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妻がコロナになりまして

 先に書いておきますが、妻も発症8日目で軽症です。こんな機会もそうそうないと思うので、書き留めておこうと思っただけです。

 7月27日火曜日。どうも軽くノドが痛いんだよね、と妻が言う。

 私は健康そのもの。

 7月28日水曜日。妻に微熱が出る。口内で検温して37.2度とか、それくらいの微熱。ワキで測ると36.8度と、さらに平熱に近づく。少し熱っぽさはあると言えばあるようだが、普通に仕事ができ

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精索静脈瘤手術記録③

精索静脈瘤手術記録③

 手術を申し込んでからは早かった。

 まず、術前検査のために再度病院へ。採血のみで、相変わらずのコロナ対策完全予約制なので滞在時間はほんの15分くらい。梅毒や肝炎の有無を調べるらしい。検査費用と手術費用はこの時にカードで支払うことができた。

 数十万円という痛い出費だが、10%はマイルとなって返ってくるし、確定申告をすれば医療費控除でさらに10%くらいは返ってくる。それに、その程度の出費で一生

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精索静脈瘤手術記録②

精索静脈瘤手術記録②

 事前にいろいろとネットで調べたが、男性不妊も様々あれど、精索静脈瘤という病変の検査と治療が一般的なようだった。精索静脈瘤以外にも男性不妊の原因はあるようだけど、根本的な治療ができる原因は精索静脈瘤くらいだという情報もあった。

 精索静脈瘤があると睾丸から大静脈や腎臓へ戻っていく血液が滞留したり逆流したりして、その結果睾丸が温められてしまうらしい。精子は高温に弱いので、睾丸は通常の場合、体温より

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精索静脈瘤手術記録①

精索静脈瘤手術記録①

 先日、手術を受けてきたのでその記録をつけておこうかなと思う。

 結婚して4年。私が30代半ば。妻は30代前半。そろそろ子どものことでも考えようかということになり、チャレンジするも半年ほど子供はできなかった。一般的に、1年くらい妊娠しなかったら「不妊症」として認識し始めるらしく、半年で子供ができなかったくらいではまだ何とも言えないようだけど、自分たちの体のことを知っていくのは早いほうがいいだろう

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