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mimiの読書日記⑫『カフーを待ちわびて』原田マハ


今回読んだ本はこちらのタイトルの通り、

『カフーを待ちわびて』原田マハさん

です☺️✨✨


読後の高揚感がおさまらないうちに、
急いで今これを書いています、、!


それほどに、心に響く素敵な作品でした😭


もう、心に響くだなんてありふれた言葉でしか形容できないのがもどかしいぐらいに。


原田マハさんの作品って本当に

読み始めると一気にその世界観に引き込まれて、夢中でいつのまにか読み終えてしまいます。


今回は、沖縄の小さな島が舞台のお話だったのですが、読み始めるともうあっというまに目の前にその澄んだ青と緑の景色が広がるようで。


読み終えて現実世界に意識が戻ってきたら、なんだか素敵な旅をして帰ってきた気分でした。


沖縄の小さな島にひとり住む主人公・明青(あきお)が、ある神社でなかば遊び心で書いた「嫁にこないか」という絵馬を見て、お嫁さんにしてくださいと現れた幸。

このお話はそんな明青と幸の恋物語なのですが、もうなんだか読んでるとあたたかくて優しくて、でもどこかぎゅってなる切なさがあって、時折気づけば涙が流れていました。


またこの幸がね、すごく素敵な女性なんですよ。😭

儚げなのに芯があって、大切な人を大切にする優しさと強さを持っていて。
あまり家事ができないところすらもお茶目で可愛らしい。


どうかどうかこれから先も
明青とふたりでお幸せね、、!😭

と謎に母みたいな気持ちで願ってしまいます。笑



読むと心が澄んだ気持ちになれる、そんな素敵な1冊でした。


ちなみに「カフー」とは
沖縄の方言で「果報 = いい報せ」という言葉だそうです😌🌺



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