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女の敵はオンナ。

私が なかなか変えられない思考の癖のひとつに

「生理で休んではいけない」

というのがある。

そもそもいつから 
私のなかで この思考が生まれたのか考えてみた。

本格的に 生理で休んではいけない。
という思考が植え付けられたのは 高校生の頃。
女子校に通っていた私。

体育の先生は男性で 
生理で体育を休む生徒に異常に厳しかった。

当時 まだ体操着は ブルマで
(私が高3の時に短パンに変わった)
生理の時 あの格好をするのが苦痛でしかたなかった。
今 思えば あの格好誰が考えたんだろうか? 生理じゃなくても嫌だ。
いいわけがない。
なぜ ジャージを脱いで 
ブルマと白くて透ける半袖で体育の授業を受けなくてはいけなかったのか? 今となっては謎でしかない。
変態が考えたのか?とさえ疑わざるを得ない。

今の子たちは もうあの格好じゃないみたいですね。
あれがいいわけがないのだから 変わってよかった。
おっと 話がそれましたね 戻します。

生理で水泳の授業を休んだときには

「タンポンを入れて入れ!」

「タンポンの入れ方を知らないなら 
俺が入れてやる!」

などと今では 考えられないような言葉を浴びせられました。

たぶん この頃のことが私のなかで だいぶ
トラウマになっているんではないかなと思います。

生理は 病気ではない。

生理で休むことは許されない。

と強く脳に刻まれ 何十年経った今も
 それが抜けずにいるような気がします。

そもそも 小学校の保健体育の授業かなんかで
生理について教わったときも
どういうものか教わったが 
生理は大変だから 休んでいいとは 言われなかった。
今の学校で どう教わるのか知らないけれど
女性には 生理があり 毎月3日〜1週間くらい
出血があり それはとても体に負担のかかることだから 無理せず休みましょう。
こういう教えが当たり前になっていれば
もっと女性が生理で休みやすい社会になるんじゃないかなと思う。

なんなら 女性でさえ 女性に厳しかったりする。これが
生理で休みづらい要因のひとつでもある。

痛みなんて人によって違うのに
「生理痛で休むなんて」と女性が女性の敵なのはよくない。

以前 生理痛が酷くデスクでうずくまっていたら

「生理痛なんかより 出産のほうが何倍も痛い」

と言ってきた女性がいて
だからなんなんだと殺意を覚えた。

でも彼女たちもまた 生理で休んではいけないと
いう思考を植え付けられた被害者なのかもしれない。

新型コロナの登場により 少しずつ 具合か悪ければ無理せず休もうという風潮が 多少なりとも当たり前になりつつある今 
この波にのり 当たり前のように生理休暇がとれる世の中になるといいなぁと思うのでした。
そして なにより生理痛で 
休むという選択ができる私になりたい。

以上。

嬉しい!嬉しい!!嬉しい!!! ありがとうございます♡