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「アポカリキシ・クエイク」序章・ライナーノーツ

おれだ。アニーDに引き続き、アポカリキシ・クエイク…長いので略称は「AQ」のライナーノーツだ。ADとAQ。なんか繋がりがありそうで、まったくない。アメリカ西海岸と日本列島で、太平洋の反対側だ。強いて言えばADで日本系のギャングがくたばり、AQでロサンゼルスが地震で壊滅したというぐらいのものだ。どうも物騒だな。

一話一話の解説はめんどいのでしない。本編は合計4500字ぐらいだが、名鑑を加えれば5000字ちょいだ。ちょっとずるいが、まあいいだろう。

アニーDが右寄りなので、左が欲しいと思いこれをチョイスした。スキの数もアニーと同程度だったというのもある。左かどうかわからんが、力士や相撲はなんか左方面バズワードだし、なんとかなるだろう。連載漫画の第一回だと思い、ハメを外して書いた。現代伝奇を多少意識し、タイトルから引き継いで、聖書と力士を思い切り混ぜた日ユ同祖論とかのトンデモワードもガンガン入ってくるだろう。何事もコラボで解決するのが一番だ。もちろん全てパルプでフィクションだ。こんなものを真に受けるな。

ワードや世界観がトンチキなだけで、登場人物は全員シリアスだ。地震という巨大な災害が起きる。カルトが絡み、人死にも出るし、銃弾や異能も飛び交うだろう。アニーDとは別の意味でニンジャスレイヤーに近い。あっちのバースにもカイジュウめいたエンシェント・スモトリとかいたらしい。【非実在力士名鑑】の連中も、名前や姿や設定をちょっと捻って出て来るかも知れない。フリー素材なのでおまえも適当に使え。

現実世界で地震やカルト・テロが起きれば、出版社はこういう作品の発表を自粛するのだろうが、おれはしない。いまのところこれでカネを稼いでるわけではないし、出版社へ持ち込んですらいないからだ。不謹慎だと? これはパルプでフィクションだ。おまえは地下の霊的力士が地震を起こすとか本気で信じているのか? 万一、おれが偶然アカシックレコードにアクセスしており、マジでそうだったら驚愕するが、たぶんそうではないはずだ。なので、別に自粛しない。巷で殺人事件が起きても、人が死ぬパルプを書くのをやめることはない。おれのせいではないからだ。おれが自分でワンパターンだと思えば、たまには人が死なないのを書くかも知れないが。

今は以上だ。

【続くかも知れない】


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