しゃび

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YouTubeに『しんまい役者の七転び八転び』配信中 VoicyにてPodcast『コルクラボの温度』配信中 しんまい役者をやっていて学んだこと、感じたことを発信してます↓ https://youtube.com/channel/UCXmXVwpk4JvFx2jCFktE7LQ

マガジン

  • コルクラボ ガーデン [CORK Lab GARDEN]

    • 1,117本

    「コルクラボのメンバーが書いたコルクラボに関するnote」を集めたゆるーいマガジンです #コルクラボ

  • しんまい役者の七転び八転び

    YouTubeにて『しんまい役者しゃびの七転び八転び』を始めました。 2020年12月、40代に入ってから初めてお芝居をやりました。1年間舞台、ドラマで役者経験をしてみて、感じたこと、気が付いたことを話していこうと思います。 日常のコミュニケーションにも関わる内容を発信していきますので、お芝居をやったことがない人もぜひ聴いてみてください。 YouTube『しんまい役者の七転び八転び』 https://youtube.com/channel/UCXmXVwpk4JvFx2jCFktE7LQ 舞台『ぽうく』【ヤスオ(コック)役】 https://www.youtube.com/watch?v=bPLqD67RSDA&t=629s YouTubeドラマ『ノッテビアンカ』【高井セツオ役】 https://www.youtube.com/watch?v=tsCl9_Jhrm4&t=340s

最近の記事

成長とは何か?

最近ジムで筋トレをするようになった。 ぼくみたいに筋トレに慣れてない人は、筋トレの方法を間違える。 適度に正しいフォームの筋トレをすれば、 筋肉痛にはなるけど、少しづつ筋力が成長する。 でも筋トレ初心者は、張り切って体に負荷をかけすぎ、痛める。 筋肉痛はいいけれど、 靭帯を損傷したのでは意味がない。 「成長」とはなんなのだろう。 成長とは「分かる」が「できる」に変わること。 成長とは「分かる」が「受け入れる」に変わること。 分かることは痛い。 受け入れることは痛い

    • 心境の変化

      この数年、心境の変化を感じることが多いんです。 変化の原因はいろいろあるのだけど、数年前から演劇やドラマをやっていることが大きいと思います。 演じることで、自分の押し留めていた気持ちや、心の深いところにある幼児的な部分を、出すことができました。 それを僕の恩師は「発露」と表現していました。 日頃、気を遣いながら過ごしていると、発露をすることができなかったり、発露してる風に見せて実は見せていなかったり、といったことがたびたび起きます。 発露してたらろくな目に合わない、

      • 「芸」とは何か?

        英語の「ART」は古代ギリシャ語を起源とする言葉で、「技」「芸」という意味だったんですって。 そこから派生して、 芸術家のことを「Artist(アルチスト)」、 職人さんのことを「Artisant(アルチザン)」 と呼んだそうです。 芸術家肌、職人気質、と一見別々のタイプのように見えがちな両者ですが、根っこは同じってなんか面白いですね。 「芸事」ってなんだろうと思いました。 例えばダンスやお芝居、お茶やお花など、習い事を始めると必ず技術の習得から入ります。 一方で子

        • 祖母のこと

          祖母が先日倒れた。  幸い大事には至らなかったが、歳も歳だしいろいろと体が弱ってるみたいだ。 祖母はシングルマザーで母を育てた。 母が18の頃、身勝手なことに「これから私は、女としての人生を生きる」と母に言い放った。 当時高校3年生だった母は学校を辞め、18で父と結婚した。母の人生もなかなかパンチが効いてる。 母を身勝手に自立させた祖母は、バリバリ働いた。ホテルニューオータニで働いていた時に、マイク・タイソンの接客をしたのが自慢だった。 女としてどうだったかは、聞いて

        成長とは何か?

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        記事

          トトロのいない世界

          さっき、家族3人でカードゲームをした。 小4の娘はゲームに負けると大騒ぎする。 怒るし泣くし大変だ。 ゲームにそんなに興奮できるのもすごいと思う。こっちはそこまで真剣になれない。 でも思い返してみると、自分も子供の頃ゲームに負けると大騒ぎしていた。 将棋で負けると決まって荒れるので、父は対局するのを嫌がった。お正月恒例のビンゴ大会でふてくされ、年に一度しか会わない親戚に気を遣わせた。 あの頃の気持ちをあまり思い出せない。 テレビゲームも大好きで、旅行先にPS2本体を

          トトロのいない世界

          「何かしなきゃいけない感」が常にある

          娘とアスレチックに行った。 疲れが残っていて億劫感があったけど、いざ行ってみると楽しい。 外遊びはいい。 とにかく遊ぶしかない。 「動く」以外ができないので、潔く過ごせる。 世の中便利になったもんでスマホがあると、 アイロンかけながら映画鑑賞、 皿を洗いながら情報収集、 電車乗りながら動画編集、 仕事してるフリしてお買い物、 いろんなことが同時並行、隙間進行できる。  便利なのだけど、常に「何かしなきゃいけない」感がある。 ありがたすぎ迷惑だ。 辞書でおなじみの三

          「何かしなきゃいけない感」が常にある

          健康な1日を過ごすこと

          午後、体が重くなって思うように活動ができなかった。 午前中忙しかったこと。 お昼のカツカレーが重かったこと。 睡眠が足りてないこと。 日々のパフォーマンスはちょっとしたことで落ちる。 暑かったり寒かったり。 乾燥していたり湿気っぽかったり。 自分ではどうにもならないことでも変わる。 体はめんどくさい。 パフォーマンスが落ちることそのものよりもっと怖いのが、落ちてることに気づかなくなることだ。慣れると、不健康が健康に感じるようになってしまう。 人間ドックで異常が出

          健康な1日を過ごすこと

          今、人権週間なんだって。

          今週は人権週間だったらしい。 毎年あったはずなのにぜんぜん覚えてない。 1948年12月10日に「世界人権宣言」というのが採択されたので、人権週間としたんだって。 朝礼で支社長からのメッセージが読み上げられる。当たり障りのない文句がならんでる。 当たり障りなさすぎて聞き流すから、人権週間の存在そのものを忘れるのかもしれない。 いつものように「無」になって、言葉を聞き流す。 さらさらと言葉が流れる。読み上げる管理者自身、読みながら聞き流している。 「互いを平等な人間と

          今、人権週間なんだって。

          新聞を声に出して読んでみたら

          最近、会社で日経MJという新聞をとってるので読んでいる。 新聞を読む習慣のないぼくでも、興味を持ちやすい内容で面白い。でも、新聞ってエンタメ性が薄いので飽きてくる。 ただ読むだけではつまらないので、感想をぶつぶつ声に出しながら読んでみた。 「クラフトビールか… お酒飲めない分、少し人生損してるかもなぁ。 まぁ、逆に飲んで人生損する人もいるのか。」 声に出してたら、自分の声に感化されて記事が興味深いもののように思えてくる。新聞がエンタメ化してくる。 最近はAIとかメタ

          新聞を声に出して読んでみたら

          なぜ眠い目をこすって応援するのか?

          ワールドカップを観てるせいで、連日早起きを強いられている。 応援していた日本とスペインが揃ってPK負けしてしまったので、がっかり続きだ。好きなチームが負けた日は、がっかりだし眠いしでいいことなしである。 嬉しくて眠いか、がっかりして眠いか。 あまり健康的な賭けではない。 自分と関係のない勝ち負けに、なぜこんなに肩入れするのか。勝ってもぼくの手柄ではないし、負けてもぼくのせいじゃない。 知り合いが出ているなら、まだ応援する必然性もあるってものだが、あいにく全員赤の他人だ

          なぜ眠い目をこすって応援するのか?

          ワールドカップを観て

          カタールは遠い。 遠いから時差で、夜中や早朝に試合がある。 夜更かしが苦手だ。 午前0時キックオフはしんどいので、朝4時に起きてアーカイブ放送を観た。 アベマさんのおかげで、録画しないでもアーカイブが観られる。 録画は怖い。 以前、録画した試合を観ようとしてテレビを付けた瞬間、ニュース番組に結果を教えられたことがある。観る気を失った。 アベマさんはそういうことはしない。 本当にありがたい。ありがとう。 ベスト16のクロアチア戦はPKまで絡れこむ接戦だった。4時に起き

          ワールドカップを観て

          人差し指の第二関節でボタンを押す人たち

          エレベーターの行き先階ボタンを、指先ではなく第二関節で押す人が増えた。たぶん、感染対策で感覚的にやっているんだと思う。 非接触を心がけるのが、なんとなく常識的になりつつある。キャッシュレス決済の推進にも、コロナはひと役買ってるらしい。 確かに非接触で済ませられることを、わざわざ接触でやる必要もない。 ところで、 以前仕事でクレーム対応の業務をしていた時期がある。クレームは電話で対応するのと、直接話すのでは相手の出方が全く違う。 電話で相当にキレ散らかしてるお客さんも、

          人差し指の第二関節でボタンを押す人たち

          1人が好きなのか?

          妻と子供が習い事のクリスマス会に出かけた。 夕方に帰ってくるまで、おひとりさまタイムだ。 今、10時半すぎ。 しめしめ、あれもやろうこれもやろう、と意気込むのだけど、たいてい大したことはできずに終わる。 1人でいる時間が好きだ。 でもたぶん、1人ぼっちが好きなわけではない。 7月にコロナ感染で、1週間くらいホテル療養をした。1人の無双状態だ。好きな映画も20本くらい観れるだろう。 なのに結局、zoomで毎日のように友人とおしゃべりをして過ごした。 基本的に1人は嫌な

          1人が好きなのか?

          「好きのおすそわけ」とは何か(コルクラボ文化祭の感想)

          以前在籍していた、コルクラボの文化祭に行ってきた。 懐かしい人、馴染みの人、初めて話す人、いろんな人に会えて楽しかった。久しぶりのイベント参加なのに、居るのが当たり前みたいな気持ちになってる自分が、ちょっと不思議だった。 コルクラボには「好きのおすそわけ」という考え方がある。 在籍してた頃、この考え方がピンとこなかった。好きを積極的に共有する行為に、なんだか押し付けがましさを感じていたからだ。好きなことは粛々と好きな人同士で楽しめばいいのではないか。 文化祭に行って、

          「好きのおすそわけ」とは何か(コルクラボ文化祭の感想)

          想像力が欠如していると気づいた話

          最近、プライベートである企画を進行させている。 進捗について恩師に相談したところ、「お客さんに、何をどう伝えたいのか全然見えてこない」と一刀両断された。 お客さんがどういう動機で足を運び、どのように楽しみ、何を持って帰ってもらうのか。 最も大事なポイントだ。 にも関わらず視点が全く抜け落ちていた。 ぼくは何かの企画を動かす時、 「携わるみんなが楽しんでくれればいい」と思いがちだ。作り手側の満足を重視するがあまり、受け手の満足を軽視してしまう。 仲間意識の強さゆえだと思

          想像力が欠如していると気づいた話

          成長ってなに?

          何か新しいことにチャレンジしていると、 分からないことが、どんどん分かっていく気持ちよさがある。 日常の慣れた作業では得難い快感だ。 今日も新しいことが分かったぞ。 また一歩上達したぞ。 でもある時、 これまでの積み重ねが全部幻だったのではないか、と思わされる時がくる。 結局、何一つ分かってなんかいなくって、スタート地点から一歩も進んでないのではないか。 絶望的な気持ちになる。 ずいぶん努力をしてきたはずなのに、やってきたことはぜんぶ無駄だったのだろうか。 ここか

          成長ってなに?