しゃび

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YouTubeに『しんまい役者の七転び八転び』配信中 VoicyにてPodcast『コルクラボの温度』配信中 しんまい役者をやっていて学んだこと、感じたことを発信してます↓ https://youtube.com/channel/UCXmXVwpk4JvFx2jCFktE7LQ

マガジン

  • コルクラボ ガーデン [CORK Lab GARDEN]

    • 1,116本

    「コルクラボのメンバーが書いたコルクラボに関するnote」を集めたゆるーいマガジンです #コルクラボ

  • しんまい役者の七転び八転び

    YouTubeにて『しんまい役者しゃびの七転び八転び』を始めました。 2020年12月、40代に入ってから初めてお芝居をやりました。1年間舞台、ドラマで役者経験をしてみて、感じたこと、気が付いたことを話していこうと思います。 日常のコミュニケーションにも関わる内容を発信していきますので、お芝居をやったことがない人もぜひ聴いてみてください。 YouTube『しんまい役者の七転び八転び』 https://youtube.com/channel/UCXmXVwpk4JvFx2jCFktE7LQ 舞台『ぽうく』【ヤスオ(コック)役】 https://www.youtube.com/watch?v=bPLqD67RSDA&t=629s YouTubeドラマ『ノッテビアンカ』【高井セツオ役】 https://www.youtube.com/watch?v=tsCl9_Jhrm4&t=340s

最近の記事

成長するために必要なこと

仲間と色々な取り組みをしていると「なんて進歩がないんだろう」と嘆かわしく思うことが多い。 何度言ったら分かるんだよ。 自分自身もそうです。 何度言われたら分かるんだよ。 本当に1年経ってようやく1cmみたいな成長。 もっとメキメキと成長するもんだと思ってたんですが、まったくそうはいかない。 一般社会では成長というと、「技術的な向上」を意味することが多い。 技術って、ある程度の領域までは正解があることが多いので、理解力と継続力があれば成長できる。 でも、人間的な

    • 本当に足りてないのは時間じゃなくて

      とにかくやりたいことが多すぎるんです。   人と話すと盛り上がっちゃって、 こんなことやりたいね、 あんなことやりたいねって。 それで大事なことが増えすぎちゃって、 時間がいくらあっても足りない。 ああ時間が足りない、足りない。 もはや仕事を辞めるしかないんじゃないか、 くらい思い悩んでたんです。   でも昨日、ふと思いました。 本当に時間が足りてないんだろうかって。   だって、昨日だって毎週キングコング見てたし、チョコザップ で運動もしてるし、この文章を書く

      • 昔のように淡白でいられたらいいのに。

        若い頃は億劫だったり、飽き性だったりして、 モノコトヒトを継続するのが苦手だった。 ただ歳を経るごとに、やめるのが苦手になってきてる気がする。 もともと自分は淡白な人間だ。 人との別れもあっさりと受け入れられる。 なんで同窓会なんてやりたがるんだろう、過去の話じゃないか。昔話に花を咲かせる同級生を見て不思議に思った。地元トークは田舎者のすることだと、冷めた目で見ていた。 いつメンとかほんと気持ち悪い。 そんなものをなぜわざわざFacebookにあげて醜態を晒してるんだ

        • 新社会人の考え方

          新聞の記事に書いてあったんだけど、近頃の新社会人の考え方にはこんな特徴があるのだそうです。 ・賃金よりも残業がないことが大事 ・長く同じ会社で働くより、起業や転職をしたい 考えてみると、僕が新社会人だった20年前、僕自身も同じようなことを思ってたような気がする。 でもこれって現代人特有の考えというより、シンプルに「同じ会社に所属してることの旨味」を感じなくなったってだけなのだと思う。 父が現役で働いてた高度経済成長期の話を聞くと、 大手企業に勤めてると、今では考えられ

        成長するために必要なこと

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        記事

          お芝居から学んだこと「痛くないのに痛い」

          初めてお芝居に出演した時、 「足を怪我してる人」の動きをやるのにすごく苦戦したんです。 だって痛くないんだもん。 「感情」は役が入ってればついてくる。 でも痛いとか、くすぐったいとか、暑いとか。 そういうのは催眠術にでもかからないと、実感することができない。もちろん、それらしい動きはできますけど、嘘の動きしかできない。 だから、痛い時、暑い時の感情に着目してお芝居をするようにしたら、自然にできるようになってきました。 痛くて苦しいのか、痛くて悲しいのかイライラしてい

          お芝居から学んだこと「痛くないのに痛い」

          自動化と人間関係

          ファミレスでお茶してたら、飲み物をこぼしちゃったんです。不注意でよくやってしまいます🙇‍♂️ あわててテーブルを拭いてたら店員さんが通りかかりました。そして全く気に留めずそのまま通り過ぎていきました。 拭いてほしいわけではないですが、ちょっと不思議に感じました。 店員さんはぼくが飲み物をこぼして拭いてたことに気づいてないようでした。明らかにバシャバシャしてたんですが、そもそもぼくの動きに目がいってなかったんだと思います。 憶測ですが、下げるお皿がないかだけを確認してい

          自動化と人間関係

          お芝居って何?

          おととい、MAMEHICOのお芝居『ベアトリネエチャン』を観てきました。 この3年半ほど、MAMEHICOの演劇に関わってきましたが、初めて純粋に観客として楽しみました。 舞台の上とは感じ方が全然違い、大変貴重な体験ができました。 「誰に、何を、伝えるのか」 作品を作る上で最も大切なことだと、以前教えてもらったことがあります。 誰に、何を、伝えるのか。 伝えるには、熱量が必要です。伝えたい、という強い気持ちがなければ、テンターテイメントは成立しません。 そして、適

          お芝居って何?

          子供の頃の気持ちが大人を作る

          最近、実家暮らしをしています。 久しぶりに両親と暮らして、 自分がどんな親のもとで育ったのか、 を考える機会になりました。 うちの両親はほんとに子供に甘い。 40を過ぎた子供にも甘い。 子供の頃から、厳しいことを言われることもほとんどなく、おかげで、ぼくは頑張り屋さんからは程遠い幼少期を過ごしました。 ところで、ぼくは、 「自分ができなくても、きっと誰かが助けてくれる」という、変な確信をもっています。 おそらく、 「親はぼくの味方である」ということに疑う余地がなかっ

          子供の頃の気持ちが大人を作る

          成長とは何か?

          最近ジムで筋トレをするようになった。 ぼくみたいに筋トレに慣れてない人は、筋トレの方法を間違える。 適度に正しいフォームの筋トレをすれば、 筋肉痛にはなるけど、少しづつ筋力が成長する。 でも筋トレ初心者は、張り切って体に負荷をかけすぎ、痛める。 筋肉痛はいいけれど、 靭帯を損傷したのでは意味がない。 「成長」とはなんなのだろう。 成長とは「分かる」が「できる」に変わること。 成長とは「分かる」が「受け入れる」に変わること。 分かることは痛い。 受け入れることは痛い

          成長とは何か?

          心境の変化

          この数年、心境の変化を感じることが多いんです。 変化の原因はいろいろあるのだけど、数年前から演劇やドラマをやっていることが大きいと思います。 演じることで、自分の押し留めていた気持ちや、心の深いところにある幼児的な部分を、出すことができました。 それを僕の恩師は「発露」と表現していました。 日頃、気を遣いながら過ごしていると、発露をすることができなかったり、発露してる風に見せて実は見せていなかったり、といったことがたびたび起きます。 発露してたらろくな目に合わない、

          心境の変化

          「芸」とは何か?

          英語の「ART」は古代ギリシャ語を起源とする言葉で、「技」「芸」という意味だったんですって。 そこから派生して、 芸術家のことを「Artist(アルチスト)」、 職人さんのことを「Artisant(アルチザン)」 と呼んだそうです。 芸術家肌、職人気質、と一見別々のタイプのように見えがちな両者ですが、根っこは同じってなんか面白いですね。 「芸事」ってなんだろうと思いました。 例えばダンスやお芝居、お茶やお花など、習い事を始めると必ず技術の習得から入ります。 一方で子

          「芸」とは何か?

          祖母のこと

          祖母が先日倒れた。  幸い大事には至らなかったが、歳も歳だしいろいろと体が弱ってるみたいだ。 祖母はシングルマザーで母を育てた。 母が18の頃、身勝手なことに「これから私は、女としての人生を生きる」と母に言い放った。 当時高校3年生だった母は学校を辞め、18で父と結婚した。母の人生もなかなかパンチが効いてる。 母を身勝手に自立させた祖母は、バリバリ働いた。ホテルニューオータニで働いていた時に、マイク・タイソンの接客をしたのが自慢だった。 女としてどうだったかは、聞いて

          祖母のこと

          トトロのいない世界

          さっき、家族3人でカードゲームをした。 小4の娘はゲームに負けると大騒ぎする。 怒るし泣くし大変だ。 ゲームにそんなに興奮できるのもすごいと思う。こっちはそこまで真剣になれない。 でも思い返してみると、自分も子供の頃ゲームに負けると大騒ぎしていた。 将棋で負けると決まって荒れるので、父は対局するのを嫌がった。お正月恒例のビンゴ大会でふてくされ、年に一度しか会わない親戚に気を遣わせた。 あの頃の気持ちをあまり思い出せない。 テレビゲームも大好きで、旅行先にPS2本体を

          トトロのいない世界

          「何かしなきゃいけない感」が常にある

          娘とアスレチックに行った。 疲れが残っていて億劫感があったけど、いざ行ってみると楽しい。 外遊びはいい。 とにかく遊ぶしかない。 「動く」以外ができないので、潔く過ごせる。 世の中便利になったもんでスマホがあると、 アイロンかけながら映画鑑賞、 皿を洗いながら情報収集、 電車乗りながら動画編集、 仕事してるフリしてお買い物、 いろんなことが同時並行、隙間進行できる。  便利なのだけど、常に「何かしなきゃいけない」感がある。 ありがたすぎ迷惑だ。 辞書でおなじみの三

          「何かしなきゃいけない感」が常にある

          健康な1日を過ごすこと

          午後、体が重くなって思うように活動ができなかった。 午前中忙しかったこと。 お昼のカツカレーが重かったこと。 睡眠が足りてないこと。 日々のパフォーマンスはちょっとしたことで落ちる。 暑かったり寒かったり。 乾燥していたり湿気っぽかったり。 自分ではどうにもならないことでも変わる。 体はめんどくさい。 パフォーマンスが落ちることそのものよりもっと怖いのが、落ちてることに気づかなくなることだ。慣れると、不健康が健康に感じるようになってしまう。 人間ドックで異常が出

          健康な1日を過ごすこと

          今、人権週間なんだって。

          今週は人権週間だったらしい。 毎年あったはずなのにぜんぜん覚えてない。 1948年12月10日に「世界人権宣言」というのが採択されたので、人権週間としたんだって。 朝礼で支社長からのメッセージが読み上げられる。当たり障りのない文句がならんでる。 当たり障りなさすぎて聞き流すから、人権週間の存在そのものを忘れるのかもしれない。 いつものように「無」になって、言葉を聞き流す。 さらさらと言葉が流れる。読み上げる管理者自身、読みながら聞き流している。 「互いを平等な人間と

          今、人権週間なんだって。