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子供の頃の気持ちが大人を作る

最近、実家暮らしをしています。

久しぶりに両親と暮らして、
自分がどんな親のもとで育ったのか、
を考える機会になりました。

うちの両親はほんとに子供に甘い。
40を過ぎた子供にも甘い。

子供の頃から、厳しいことを言われることもほとんどなく、おかげで、ぼくは頑張り屋さんからは程遠い幼少期を過ごしました。

ところで、ぼくは、
「自分ができなくても、きっと誰かが助けてくれる」という、変な確信をもっています。

おそらく、
「親はぼくの味方である」ということに疑う余地がなかったからだと思うし、そのようなメッセージを発し続けてくれていたからだと思います。

社会生活を営む中でこのマインドは、大して優秀でもないぼくを何度も助けてくれました。

一方で、父と母は仲が良くありません。
というより、母は父を嫌っていました。

いつも不幸せそうにしている母を見て、「母はいつか、いなくなってしまうかもしれない」という不安を、当時のぼくは心の片隅にいつも抱いていました。

「他者は味方である」
「他者は去っていくかもしれない」

2つの感覚が、常にぼくの心の中にある。

それが、
ぼくの強さでもあり、
弱さでもある、
と、実家暮らしをしながら感じました。

新しい社会環境に馴染むのは、我ながら早いんです。新しい人間関係に不安をあまり感じないからだと思います。

一方で、ずっと同じ環境に居続けるのは苦手です。「去られる前に去りたい」と、心のどこかでいつも思ってるからだと思います。

戻りたくて、実家に戻ったわけではないのですが、いい内省の機会となりました。

子供の頃に抱えた気持ちは、大人になってもずっと残っていて、感情、判断、行動、に影響します。

みなさんも良かったら、幼少期に抱えた気持ちについて、振り返ってみてください。

ではまた。

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