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お芝居って何?

おととい、MAMEHICOのお芝居『ベアトリネエチャン』を観てきました。

この3年半ほど、MAMEHICOの演劇に関わってきましたが、初めて純粋に観客として楽しみました。

舞台の上とは感じ方が全然違い、大変貴重な体験ができました。

「誰に、何を、伝えるのか」

作品を作る上で最も大切なことだと、以前教えてもらったことがあります。

誰に、何を、伝えるのか。
伝えるには、熱量が必要です。伝えたい、という強い気持ちがなければ、テンターテイメントは成立しません。

そして、適切な伝え方で届けなければ、熱量はお客さんのもとに届かない。

熱量を適切な形でお客さんに届ける。
シンプルですが非常に難しいことです。

でもそれって、お芝居に限ったことではなく、日々の人間関係全般に言えるです。

「演技をやるために役者を生きているんじゃなくて、人間をやるために生きているんです」

樹木希林さんの言葉です。

生きる、ということをギュッと凝縮したのがお芝居であり、エンターテイメント。
 
舞台に上がる時だけそれっぽく振る舞ってもダメで、普段からちゃんと「生きている」ことが、最大の準備になるのだと、銀座の座り慣れた席から舞台を見ていて感じました。

最近、公私ともどもいろいろあったんです。
でも、それも「生きること」の大事な1ページなのだと思う。
 
次は、また舞台の上からお会いしたいです。

これを読んでいるってことは、投稿を最後まで読んでくれたってことだね。嬉しい!大好き!