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手紙が伝える非言語、人を強くする愛と、

いきるちゃんです、伝えたい想いをかかえるすべての人へ。今日はたからものについて書きます。
女子大生の恋愛観についてだけ知りたい方(?)は、「元恋人から」以降をお読みください、


たからもの、手紙

たからものは、と聞かれたら
たくさんあるけれど、たぶん、手紙と答えます。
人がくれる愛や言葉はどれほど人を強くさせるのだろう。

友人から

部活の引退、10年にもわたる誕生日、今まで一体どれほどの手紙をもらったのだろう。
ここまでの葛藤や悩み、だめなときも頑張った時も、ばかみたいにふざけた時も、感情全てと言っても過言でないほどに
ありのままを受け入れ、一緒に進んでくれた友人たちがいます。
まだまだ子どもだった頃も大人になった今も。
大切という言葉だと足りないくらいの存在です。

自信のなかった自分が、自信満々で大声で叫べるたったひとつのこと。それは、こんなに素敵な、かっこいい友人たちがいることでした。
ことばにできないとは、このことなんだろうなと思います。

これからどんな道に進んでも、どんなに失敗しても一緒に笑ってくれるあたたい人がいる。

できない自分に悩むときも、失敗も、一緒にいたら気づけば笑い飛ばしている。もう少しならやれるかもと思える。
こけて立ち上がった私の手を引き、背中をさすって
一緒に歩いてくれるのはいつも、友人の言葉でした。

友達に手紙をかくって、あんまりしないかもですが
ぜひ、書いてあげてください。
言葉で伝えることが、あなたの大切なひとをあたたかい気持ちにさせられるはずです。

恋人から

すきなひとに名前を呼ばれることは、最も幸せなことのひとつだな、と思います。◯◯へ、って書いている1行目だけでそんなことを思います。

旅行のどのタイミングでこれを渡してるかわからないけど、って書いてるけど
ほんとはこのタイミングで渡そう、って、やんわり決めてたのかもしれないな、とか
少し書いてある絵は、何にするか迷ってから、私と違ってちゃんと見本みながら丁寧に書こうとしてくれたんだろうなとか。

そこには文字しかないけれど、今まで一緒にいたから伝わってくる非言語の部分がたしかにあって、口角がゆるむ。そこを想像できるまでに一緒にいて、仲良くなれてたんだな、と思うと
そのことが
すきなひとと少しでも心を通わせることができた、そのこと自体が尊く、やさしい。
手紙を読むときの自分は、きっとやさしい顔をしている。

元恋人から

私は、元恋人にもらったいくつかの手紙を未だに読み返します。高校〜大学の初め、長く付き合っていた人がいました。たぶん、あんなに溺愛してくれるひとは、もういないだろうなあ。
それくらいに、どうしようもないほどたくさんの気持ちをもらった。
こうやって、こころにまだ残っているってすごいですよね。やっぱりみんな手紙は書くべきだと思うのです。
根拠なく自分を信じてくれること、応援してくれること、真っ直ぐ叱ってくれること。
私が相談すると、知れて嬉しい気持ちと、頼ってくれた嬉しさのふたつがあるよ、とちゃんと言葉にして、詳細に伝えてくれること。わたしがわかるように、いつもいつも想いを言葉にして伝えてくれる。すてきな人だったなあ。

家族の問題が起こり始めたまさにそのときにずっと一緒にいてくれた人でもありました。恋愛関係なく、お世話になったなあ。支えってこういうことを言うんだなーって、高校生ながらに思ったのを思い出します。

余談

元恋人の手紙や写真を残すのはちょっと変とか未練あるとか、思う方も多いみたいです。
わたしは全然変じゃないと思っていて
写真ももらったものも、全部置いてあります。
友達だったら残しておくのにどうして元恋人だと捨てたり消したり、無かったことにしてしまうんだろうとずっと疑問です。
少なくとも当時の自分が恋焦がれて、たくさん助けてもらったたいせつな人に変わりはないから。(どうしようもない別れ方をしたり、怒っていたら話は別です 笑)

だから今の恋人がもし、元彼女のなにかを持っていてもそれは、素敵なことだと思います。
その人との時間があっていまの恋人がいると思うからです。

その思い出をたいせつにできるその人のことを、わたしはきっと好きだからです。

さいごに


人が何かを伝えるとき、いちばん思いが伝わるのは手紙なんじゃないかなとも思っています。
もらった人が自分のペースでことばを、受け留めることができる。その人の書いた文字が、選んだ便箋が、今までの関係が非言語を伝えてくれるからです。
だから、何か伝えたい思いをかかえるあなたはどうか手紙を書いてみてください。
もらうと絶対に嬉しいから!きっと伝わりますように。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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