多田 有紀

【読みやすい文章にする専門家】漢方・薬膳の専門ライターとして活動。 「カラダのために知…

多田 有紀

【読みやすい文章にする専門家】漢方・薬膳の専門ライターとして活動。 「カラダのために知っておきたい漢方と薬膳の基礎知識」(淡交社)の本の取材・執筆を担当。 クラシエのKampoful lifeをはじめ、多くのメディアで漢方薬膳の記事を執筆。 薬事法チェックの経験も豊富。

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ポートフォリオ:これまで書いた記事とお仕事の依頼について(2024年01月現在)

兵庫県在住の多田有紀と申します。 今回はライターまたは漢方・薬膳の専門家としての実績をまとめました。 ただし記事については無記名が多いため、掲載できないものがほとんどです。 その他の記事については、お手数ですが個別にお問い合わせください。 私の仕事は大きく3つにわかれています。 1. 漢方・中医学・薬膳の原稿執筆・アドバイス・監修 2. 薬機法に基づいた原稿の執筆・監査・アドバイス 3. 医療機関・介護施設・企業などの取材 資格は次のものを取得しています。 ・漢方養生指導

    • 薬機法のスペシャリストになるには

      ライターの多田です。現在、漢方薬膳の専門家、薬機法監査の仕事を中心に活動しています。 薬機法とはどのようなイメージがあるでしょうか?ライターの方ならご存知の方も多いと思いますが、法律に関わることなので資格をとっても経験を身に着けられない人も多いと思います。 私もそのひとりでした。医療系のライターを続けているとよくクライアントさんに「薬機法の知識ありますか?」と聞かれます。資格を取得するまでは、「あまり知識はないです」とよくお断りしていました。 このままではいけないと思い

      • 2024年の豊富

        年が開けてから3日経ちました。 ここ数年風邪をひくことも、寝込むこともなかったのですが、なぜか年末年始は体がだるくなります。 おそらく、気がゆるむからだと思います。 もう1月3日。そろそろキリッとしなければ。 今年の抱負 やりたいことはものすごくたくさんあります。 ここに書きつくせません。 大まかにいうと、今年は動く!です。ピンときたら、日本中どこでも行きます。 そのためには、もっとお仕事がんばらねば。 国際中医師の試験に合格する 国際中医師とは、日本で国際中医専門員と

        • 2023年を振り返って

          フリーランスライターの多田です。今年1年を振り返ってみたいと思います。 今年も漢方に始まり、漢方に終わる1年でした。 そして今年は、出会いと別れの1年でもありました。 東京に行ったり、取材に行ったり、イベントに参加したり、専門家の方とお話ししたりするなど本当に実りのある一年でした。 大切な猫が亡くなるという悲しい出来事もありました。本当に大切にしていたので、亡くなってから3ヶ月位は何をしていたかあまり記憶がありません。それでも、手帳を見ると仕事はきちんとこなしていました

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        ポートフォリオ:これまで書いた記事とお仕事の依頼について(2024年01月現在)

          「漢方と薬膳の基礎知識」は増刷が決定しました

          このたび、待望の増刷が決定しました。 この本を書かせて頂いたおかげで多くの方に感想を頂きました。 これまで漢方や薬膳の勉強をされてこれた方や、医療関係者の方からはとてもわかりやすいというお言葉もたくさん頂いています。 また漢方・薬膳の初心者の方にも、イラストやめずらしい生薬の写真などがあってとても興味深いというお話も聞きました。 また、多くの企業の方からもお声をかけてくださる機会が増えました。 本を執筆したという経験や実績は私のライター人生を大きく変えました。 これからは、

          「漢方と薬膳の基礎知識」は増刷が決定しました

          暑い夏を乗り切るために!夏に食べたい薬膳食材

          今年の夏は例年に比べて暑い日が続いています。さらに、マスク生活が続いているため、体に熱がこもっている方も多いのではないでしょうか? 夏は、暑さ(暑邪)・湿気(湿邪)により体調を崩しやすい季節です。 暑さは、夏バテ・汗をかく・熱がこもるなどの症状が起こり、湿気は、むくみ・だるさ・食欲不振などの症状が起こります。 自分の体調に合わせて、次の食材を普段の食事の中にとりいれていきましょう。 夏に食べたい食材・汗をおさえたいときに 酸味のある食材:レモン・お酢・みかん・梅干しな

          暑い夏を乗り切るために!夏に食べたい薬膳食材

          3月のできごと(本を発売するまで)②

          今日は晴れときどき曇り。昼からリモート取材の予定が入っていたので、朝は準備をしていた。ところが、直前に不足の事態が起こり、取材は延期になった。その後連絡があり、次の日程はすぐに決まった。 とりあえず、一日の終りによい連絡が届いて安心した。よかった。 ◇◇◇ 本題。「本を発売するまで」の最終記録。最終チェックの校正紙を送り返したあと、月末に念願の本が届いた。立派な箱の中に入った本を夢中で取り出す。焦ってガムテープが剥がせない。紙の手触り、匂い。まるで、子供の頃に誕生日プレ

          3月のできごと(本を発売するまで)②

          3月のできごと(本を発売するまで)①

          今日は久しぶりの雨。雨の日は心のよどみが消されていくような気がする。そう。雨には雨のよさがある。例えば、しとしと降る雨の音。窓にぶつかる水の音。ざわざわした気持ちがすっーと消え去っていくような…そんな気がする。 私は基本的にとても元気。だけど、心は少し不安定。こんな状況だから100%元気な人なんていないだろう。せめて楽しいことを考えながら生活していきたい。たとえば、普通の生活に戻ったら何をしよう?とか。 心の不健康はすべてをストップさせてしまうから。 ◇◇◇ ところで本

          3月のできごと(本を発売するまで)①

          2月のできごと(本を発売するまで)

          最近ずっと晴れの日が続いている。こんな状況だから、みんなふさぎ込んでいる。だけど、私は晴れているだけで前向きになれる。今日も朝から元気にもくもくと原稿を書き続ける。 私は自宅orカフェで仕事をしている。だから、今も普段とあまり変わらない。でも、カフェは昨日から閉まっているし、最近は人が多いのであまり行かなくなった。 少し時間をもてあましているので、部屋を掃除したり、本を読んだり、散歩したりする時間も多くなった。でも、首の痛みではかどらない。ストレートネックだって。どうにか

          2月のできごと(本を発売するまで)

          1月のできごと(本が発売されるまで)

          この記録は、私の手帳をてがかりに少しずつ思い出しながら書いている。昨年の手帳を広げなら、いろいろ思い出すのも結構楽しい。 ◇◇◇ 年始の執筆は1月1日から始まった。お正月は実家に帰ったり、お参りに行ったりしたけれど、基本毎日パソコンに向かう。元旦くらい休もうかなぁと思ったけれど、どうも落ち着かない。時間があれば、本を読んだり、原稿を描いたりしていた。 当時の日記を見ると、年初からモチベーションがあがるできごとがあった。 ◇◇◇ 次に、気血水の体質セルフチェックを作成した

          1月のできごと(本が発売されるまで)

          12月のできごと(本が発売されるまで)

          noteに書くときは、何度も何度も下書き保存をする。すぐ公開することもあるけど、だいたい時間をあけてもう一度確認をする。でも、時間をあけると大抵公開しない。なんだか恥ずかしくてなってしまうから。 ◇◇◇ それでは本題。 12月から本格的に執筆がはじまった。早く書きたいと思う反面、もうちょっと待ってほしいと思ったり。最初はうまく書けるんだろうかという不安が大きかった。でも、実際書いてみると、案外スラスラ書ける。すごく不思議だった。 ◇◇◇ 12月初旬に構成と原稿依頼が届いた

          12月のできごと(本が発売されるまで)

          11月のできごと(本が発売されるまで)

          昨日、「カラダのために知っておきたい漢方と薬膳の基礎知識」が発売されました。当日はいろいろ考えすぎて、夜はよく眠れず。友だちにも「いろいろ悩みすぎ」といわれる始末。これでも、結構小心者なのです。 今朝、Amazonを見ると、なんと「薬草・漢方」のランキング5位。ますます眠れなくなりました。最近は漢方薬を使った治療も報告されていること、漢方や薬膳は免疫力を高める効果があることから、注目されているんだと思います。 私の役目は、少しでも漢方と薬膳の情報をひろめること。ただし、登

          11月のできごと(本が発売されるまで)

          私が漢方を勉強しようと思った理由

          今日を入れてあと4日で発売。毎日ひとりでカウントダウンしてます。最近、「本を予約したよ」という声をTwitterやメールでよく頂きます。発売する前に購入してくださるって本当にすごいことだと思っています。ありがとうございます。 最初に少しだけ本の紹介をします。今回の本の前半は「漢方入門」後半は「薬膳入門」です。そもそも、漢方といえば、みなさんどんなことを想像するのかな?どうすれば、わかりやすいかな?と考えながら書きました。 でも漢方って本を読んでもよくわからないし、難しいか

          私が漢方を勉強しようと思った理由

          原稿を書き終わるまでのスケジュール

          原稿はこんな感じで進めていきました。 11月 初めての打合わせ 12月 構成案提出 執筆開始 (年末年始は休みなし) 2月末 薬膳料理のお店の取材 3月中旬 原稿執筆終了 3月中旬 原稿チェック 3月31日発売 今、こうやって見るだけですごいスケジュールだなぁと思います。一般的なスケジュールはよくわからないのですが、もう少し長い期間を書けて書くものだと思っていました。編集者さんいわく、雑誌扱いなので短期間なのだとか。それに、今回は取材は一回のみ。あとは私が少しでも早く書い

          原稿を書き終わるまでのスケジュール

          原稿の執筆がはじまる

          初めて編集者さんとお会いした日から、原稿を執筆するまで少し時間がありました。私はその間大きな書店や図書館などに通いつめ、たくさんの本を読んだり、資料を集めたりする日が続きました。 ◇◇◇ 初めて依頼があってから約3週間。依頼書・台割・イメージラフが届きます。依頼書は構成案。台割は目次。イメージラフはレイアウトです。本を書くんだという現実感が増してきます。 ◇◇◇ 最初のころは、ひとつずつ見出しや内容を提案し、原稿を納品しました。 例えば、タイトル:中医学とはなにか?という

          原稿の執筆がはじまる

          初めて出版社から連絡があった日

          あれは、とても寒い日でした。一週間くらい前から風邪気味でのどはガラガラ。それでも、朝から取材が入っていたので、厚着をして出かけました。この日は一日中バタバタしていたので、夕方まではあっという間。でも取材が楽しすぎて、とても興奮していたのを今でも覚えています。 家に帰ったあと、いろいろ考え事をしていたとき、Facebookにメッセージが届きました。「突然失礼します。実はこの度、漢方と薬膳に関する書籍を弊社から刊行することになり、ライターさんを探しています。」と。 一瞬なにが

          初めて出版社から連絡があった日