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「大丈夫!」無意識から変化が訪れる

 いま私が向き合っていること。それは、自己効力感を上げること。自己効力感とは目標に向かっていくとき、自分の可能性を信じることができる感覚のこと。つまり、なんかできそうな気がする~感である。


 そのために、日々私が行っていること。それは、自分で自分に言い聞かせる、『大丈夫だ』と。
 私のこころの底にも、不安な気持ちは日々渦巻いている。しかしできる、大丈夫と言い聞かせることで、無意識に変化が訪れた。


 先日寝ていると、突然、夢枕に父方の祖母が現れた。父方の祖母は、気難しくって、「あんまり私のこと、好きじゃないよね、ほかの孫のほうが好きでしょう?」そんな印象を持っていた。一方で、母方の祖母は私をかわいがってくれていたので、子こどもころはそんなに気に留めてなかった。しかし、最近、突然に祖母が夢にあらわれた。そして、「がんばれ、応援してるよ。ここから守ってるから」そういわれた。
 守られてる?ほんとに?そんな感覚だった。そして思わず飛び起きた。
いったい何だったんだ!と思うぐらい、とてつもないリアルさで祖母は現れた。笑顔も素敵で、こんなにやさしかったっけ?って、思うぐらいの笑顔だ。その後、思い返してみると、かなり助けてもらっていたのだ。祖母との思いでがよみがえってきた。
 子どものこと、父親に叱られたとき、祖母に助けを求めにいった。祖母は、「お父さんの子どものとき、もっとひどかったから、気にしなくていい。もっとやんちゃだった。あなたのやんちゃレベルは、大した事ない。」っていってくれた。私としては目からウロコ。お父さんもそんなときがあったんだと。そんな祖母からの入れ知恵で勇気付いたわたしは、再び父に叱られたとき、「おばあちゃんは、お父さんもできてなかったって言ってたよ。」って、父に言い返した。 

 すると父は「うっ」、悔しそうにおし黙ってしまう・・・。私は心のなかで「やったー!父の小言から抜け出せた!おばあちゃんありがとう。」って本当にうれしかった。そんな風に味方になってくれた。そうだ、確かに祖母に守られている。
 
 自ら自分に「大丈夫」と働きかけていると、無意識の世界で変わってくるという。それがまさに起こったのだ。無意識の世界である夢に祖母が現れて、気づかせてくれたのだ。「応援してる、守っている」と。守られているから大丈夫って。私の記憶さえ変わってきている。以前の私は、祖母の気難しさばかりに勝手に目を向けていたのだ。それだけ、祖母に気に入られたいって思っていたのだ。


 気難しいけれど頭がよくって、機転の利く祖母の孫なので、私も気難しいところがある。だけど、いいところもいっぱいあるのだ。

 あなたもそうですよ。素敵です。できる、大丈夫、自分に言い聞かせると、自己効力感、つまり、自分の可能性を信じる力は上がっていくよ。 


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