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10代20代の方たちへ 人生捨てたものじゃぁないよ。

 2020年の自殺者統計が厚生労働省・警察庁から発行されている。
 https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/R03/R02_jisatuno_joukyou.pdf


  総数としては微増。平成22年ごろから減り続けた自殺死亡率が10年ぶりに増加に転じた。まだまだコロナ禍であり続けているにもかかわらず、国もこれ以上の対策は見込めな状況である以上、このままでは来年も自殺者率は増加傾向へ進むことにならざる負えないように感じる。
 総数としては微増とは書いたが、顕著に増加したのは、女性の自殺率。そして10代、20代の若者である。
 年齢階層別自殺率を見てみる。バブル崩壊後の10年(今から20年ほど前)は、50代がダントツのトップで、次に60代、40代と続いていた。バブルの影響は働き盛り世代に多くの影響を与えたことがうかがえる。

 したがって、自殺率は経済の影響を大きく受ける世代に変動が激しいことがしられていた。しかしながら近年の10年ですべての世代で自殺率はダウンし15%〜23%程度の幅に収まる傾向を見せていた。(ただし10代は低く5%にとどまっている。)
 しかし、この1年間で、10代、20代の自殺率が急増したのだ。

 10代20代は、人生始まったばかり。まだまだこれから働くチャンスがいくらでもある世代が、なぜコロナの影響で自殺をするのか・・・あまりにも、多くのマスコミが、コロナに対する不安を掻き立てすぎなのではないだろうか。
 10代、20代の若者たちは、まだまだこれから多くの可能性に満ちているのだ。いまの大人たちの行動を、冷静に観察し、そしてそのなかから、希望を見出してほしい。混乱の時代はいうなれば、チャンスにあふれた時代なのだ。
 チャンスはピンチの顔をしてやってくる。 まずは情勢を冷静に観察しよう。株価も非常に高く、IT関係等、技術革新も著しい時代なのだ。まだまだやれることはたくさんあるのだ。

 ハスの花は泥を肥やしにして、美しい花を咲かせる。今の世の中の混乱は、泥のようなもの。ぐるぐると懐疑心がわき、不安感に襲われる。しかしながらそれこそが、豊かな堆肥なのだ。


 その、懐疑心や不安感を肥やしにし、未来へ進もうではないか。


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