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自分で自分の中に原動力を見出そう

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

先端教育2024年7月号の巻頭言より。

◆経営の現場や社会人大学院での講義などの場に接する中で、同じ時間、同じ対象に触れた人の中に学びを100個引き出す人もいれば、2~3個に留まる人もいる。その差はどこから生まれるのか。習得への情熱、それを生み出す強烈な目的意識、それが学びの量と質を大きく変えるのではないか。
実現したい理想を思い描くことができれば、現状とのギャップを明確にできる。そのギャップを解消するための方法論への解像度も高まり、目的意識が形作られる。
◆これからのリーダーには、自身の内なる心の動き、自身を突き動かすものへの感度がより重要になるのではないか。自分は何をしている時にワクワクするのか、どういった人物と関わっている時にエネルギーが湧き出るのか。このような内省を通じて、自身の心に素直に従うことで、パッションを持ち続けられる“自分の仕事”を作り出すことができるようになる。
パッションを原動力に自己研鑽を続け、他者への貢献領域・方法が広がり、生きがいを持てる人材を育むには、時に深く内省することが大切であると考えています。

引用:創造と変革を牽引するリーダーを輩出へ
※全文を読むには有料プランへの登録が必要なので一部引用

先日、副業で関わっている組織のインターン生に、こんなことを伝えました。

その内容が、上記の内容とリンクするものだったので、改めて僕自身も、信念を持って関わる人を導いていこうと思いました。

せっかく皆さんと同じ組織で働けているので、僕がマネジメントのシーンで伝えていることや、他組織の人事の方や経営者の方と話す中で感じている「これやっぱ大事だよね」と感じていることを伝えていこうと思います!
「当たり前じゃん」と思う人もいると思うけど、「その当たり前を本当に当たり前のようにやれてるのか?」っていう内省をしてみてください!
「日々積み重ねてることは、理想の自分に到達するために必要なことである」という内容です。
添付画像は、キャリアビジョン研修で紹介してるスライドですが、「目標達成に向けて何をやるのか?」ということにも当てはまります。

自分の未来は、今やってることの積み重ねでしかありません。
だから、「どこに到達しようとしてて、だから今これをやってる」という目的意識を持って全てのタスクをやりましょう。

◆なんでここのインターンをやろうと思ったのか?
◆どんな理想の状態を掲げているのか?
◆理想の状態に到達するためにここでどんな成長を遂げたいのか?
◆その成長を遂げるために、担ってる役割において、どんなことを意識して業務に臨む必要があるのか?
◆どんな振り返りをやればいいのか?
などなど、、、
インターンを切り取っても、いろんなことを考えることができますね!
理想を掲げるからこそ、今何を積み重ねるべきなのかが決まり、それが目的意識を生んで、やらされている仕事を脱することに繋がります。
仕事って、特に新人の頃は、指示されることが多いので『やらされている状態』になりかねないんです。
その中でも、自分なりの目的を見出して、『自ら主体性を発揮してやってる状態』にできるかどうかは、自分にかかっています。
同じことをやっていても、成長スピードは人それぞれ。

どの組織でも、行動基準や評価される言動基準があります。
ここにもありますよね。
「それを意識して、日々を過ごせているか?」と、考えてみてください。
ここで働いている以上、この行動基準を徹底的に守ることは最低限の当たり前として、『守らされている状態』に留まるのか、『自らで意味を見出して、どんな組織に行ってもこれらは自分の中での当たり前として体現できる状態』になるのかは、それぞれの意識にかかっています。
そんなことを意識して、今日から始まる1週間を過ごしてみると、インプットやアウトプットやリフレクション(振り返り・内省という意味)の質が上がるはずです!
ここのインターン生として、圧倒的な成長を遂げて、それぞれが掲げる理想に到達できるように、僕自身も全力で伴走します!
「これをやりたい」と言うことは誰にでもできます。
ただ、本気でやりたいと思って、行動や習慣を本気で変えられる人は、僕の経験上、100人に1人程度です。
99人は、理想は掲げるけど「どーせ無理」と思うようになって、途中で離脱します。
やりたいなら、それを掴み取るだけの努力をする。
99人は、環境や周囲の人に対して不平不満を言い、言い訳ばかりを言うようになります。
1人は、周囲のことなんて気にせずに、自分が目指す理想に向けて、『ここで自分が頑張る理由』を明確にして、自分がやれることをひたすら積み重ねます。←自立して自律して自走してる状態。

みんなには、この1人になってもらいたいので、そんな関わりを僕はしていこうと考えています。
理想に到達するために、今の自分に何が必要で、周りの人をどう頼るべきなのか?
ここには、経験も違えば信念も違う、得意や専門領域も違う社会人が揃っています。
僕らもみんなのことを理解しますが、みんなにも僕らのことを理解してもらい、僕らのことをうまく使えるような状態になれたらいいなと思っています。
みんなの「やりたい」が掴めるように、僕らはいろんな協力ができるはずなので。

とある事象から100個の学びを見出すのか、2〜3個に留まるのか・・・まさにここが、成長スピードを決める分岐点です。

自分の中に原動力を見出し、自分で自分を導く。

自分を導けるのは自分しかいないんです。

今年度から、新卒3年目まで継続して実施する研修プログラムの設計と運営を担うようになりました。

僕は今の組織に入ってから8年間、一貫して「自立して自律して自走することが、自分で自分の人生をコントロール出来るようになるということだ」と言い続けています(今でも考えは変わってません)。

その考えを、この研修プログラムでは存分に盛り込んで、設計しています。・・・3年前から始まったこのプログラムですが、自立的に自律的に自身のキャリアについて考えて、自己ブランディングしながら前に進んでいける状態になってもらうことをゴールにしています。

メンバーの状況に合わせてコンテンツは考えてますけど、一貫しているのは「あなたはなぜ、ここでこの仕事を頑張ってるんですか?」という問いを立てること。

採用時に入社理由は聞くのに、入社してからは「なんでここで働いてるの?」と聞かないことに違和感を覚えたので、マネジメントのシーンやメンターとしてメンティに伴走する時には、常に聞いてきました。

この問いに対する答えを本気で考えて3年間を過ごすだけで、自立的に自律的にキャリアを考えられるようになります。

今の状況や状態、考え方や気持ちがずっと続くわけじゃないから、常に考え続けないと主体的に働けなくなります。

冒頭の引用部分から引っ張ると、まさにここ。

パッションを原動力に自己研鑽を続け、他者への貢献領域・方法が広がり、生きがいを持てる人材を育むには、時に深く内省することが大切であると考えています。

これは本当に大切なことで、全ての人が意識すべきことだと思っています。

働く人や、リーダーだけじゃないです。

子どもから大人まで、何歳になっても生きがいを感じながら生きるためには、自分で自分の中に原動力を見出すことが必要なんです。←僕が設計・運営している研修プログラムは、これだけを伝えていると言っても過言ではなく、これさえできるようになってくれたらそれだけでいいと思ってます。

自分で自分の心を燃やすことができれば、心がラクになります。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


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