見出し画像

目的が原動力になる(目的ドリブン)

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

『目的ドリブンの思考法』という本を少し紹介します。

『目的』という言葉をキャリア研修でも他の研修でも繰り返し発信しているので、気になって読んでみました(読む前から共感確定のタイトルでした)。

目的が言動の原動力になるというのは間違いないので、少しでも多くの方に読んでもらい、「今の自分がなぜここでこれをしているのか?何に向かっているのか?」という問いに対して自分なりの回答を持てるようになったらいいなと思いました。

内容に沿って格言が紹介されていて、そのセンスがよかったです。

『目的』という言葉の意味を考えさせられるし、「目的を持つことってとても大切だよ」という認識に導いてくれます。

目的地を知らない船乗りに追い風を捉えることはできない。【レオン・テック博士】

「どこに向かっているのか?」というのが明確じゃないと向かう方向が変わってくるので、まずは目的地を決める必要があります。

これは当たり前のことだと思われるかもしれませんが、「あなたはなんのためにここで働いているんですか?」と問われた時に、自分事に落とし込んだ理由を語れるかどうか・・・答えられない社会人は多いと思います。

「会社からこの役割を与えられているから」という理由に留まっていないですかね?・・・仕事を通して得たい報酬の優先順位は、ライフステージやライフロールによって変わっていくので、この問いは立て続けていきましょう。

A goal properly set is halfway reached. (目標が適切に設定されれば、その半分はもう達成されている)【かつて全米トップのセールスパーソンで今は世界屈指のモチベーターであるジグ・ジグラー】

仕事で目標設定をしていて、目標設定の大切さは痛感していることです。

目標設定が正しく行われないと、日々の行動計画が明確にならず、ただなんとなく仕事をしている感じになりかねない。

じゃあ、正しく目標設定をする為に何が必要かというと、目的設定です。

「このためにやってるよね」という合意形成がチーム内・組織内でやれていないと、それぞれの認識で目標や行動計画が定められていくので、チームや組織のパフォーマンスが最大化されない可能性が高いです。

もし私がある問題を解決するのに1時間を与えられ、それが人生を変えるような大問題だとすると、そのうち55分は自分が正しい問いに答えているかどうかを確認することに費やすだろう。【天才と称された物理学者アルバート・アインシュタイン】

仕事をしていると、単発的な問いを立てて成果を出そうとしている人を見かけます。

でも、考えないといけないのは、「今自分が向き合ってる問いに答えたら、何が生まれるのか?」ということ。

自分の貴重な時間を費やすのに、向き合うべきじゃない問いに向き合っていては、追い求める成果に辿り着きませんから。

『目的』という言葉を切り口にして、日々の行動と結びつけるための考え方が説明されているので、多くの人にとって意味のある知識を得られると思います。

与えられることをただやるんじゃなくて、自分で考えて行動することが求められる時代だからこそ、目的を持って日々を過ごすことが大切なんです。

自分の意志は他の誰かがコントロールするものではありません。

自分自身が自分の意志を明確にして、それを原動力として前に進んでいくんです。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?