見出し画像

気持ちの浮き沈みに影響されない自分になるには?

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

以前に、こんな記事を読みました(以下の画像)。

企業の安定性じゃなくて、個人のキャリアに対する安定性を求めている・・・びっくりする調査結果ではないなぁと思いつつ(そりゃそうだよなぁって思います)、企業視点に立つと、「自社に引き留めるには何をする?」ということに視点が向いてしまうから、「どうやって育成計画を立てればいいのか?」って悩んじゃいますよね。

5年後とか10年後に、「どんな仕事をしてるか?」「どんな人生を送っているか?」ということを想像して今を過ごすことは非常に大切なので、どの組織に所属していようが、関係ないのかもしれません。

ただし、「ここでこれを頑張ってるのはなぜなのか?」を考えた時に、答えられないのは良くないので(「働く」に主体性を持てないから)、「組織が大事にしてることや目指してるビジョンに共感できるか?」という問いに対して、自分の答えを明確に持つっていうことは絶対にやりましょう。

そして、その延長として、「70歳の時にはどんな人生を送っているのか?」ということを想像すると、人生100年時代への準備にも繋がります(以下のnote)。

僕が採用シーンで学生に対して会社説明をする際、極端ですけど、僕のこととか会社のことはおまけでよくて、「仕事も就活も『やらされるもの』じゃないよ」というメッセージだけでもインストールしてくれるだけでいいくらいの気持ちで話します。

この言葉をインストールしてもらうために、僕のこととか会社のことを伝えるくらいです。

会社の話を機械的に聞くだけなら僕が説明する意味はないし、『僕にしかできない説明』を心がけて伝えることを決めています。

以前、僕の説明を聞いてくれた学生から、こんな質問をもらいました・・・説明を聞く中で、「理想の自分に近づくために必要なことは?」というのが気になったようです。

Q.気持ちの浮き沈みに影響されない自分になるには?

僕は、以下の内容を伝えました。

A.2つ伝えたいことがあります。
1つ目は、未来の自分にピンを留めること。「キャリアを考えることや就活で悩むのはなぜなんだ?」というのを考えると、「変数が多いから」だと思っています。何かを定めて、その定めたものを基準にして他のことを決めていけばいいんです。そして、キャリア構築や就活において最初にピンを留めるべきなのは、『未来』なのかなと思います。抽象的でもいいから未来にピンを留めて、そこから逆算して未来の自分に必要なピースを埋められる仕事や会社を探したらいいと思うんです。遠いところにピンを留めておくと、目の前の小さな変化に気持ちが左右されることが少なくなっていきます。
※『現在』の自分にピンを留めるやり方もあります。↓
2つ目は、自分自身の心の成長です。本田直之さんが「人生は壮大な実験である」という言葉を発信していますが、自分の人生を実験だと思い、不確定な要素の多い自分の人生を楽しめるかどうか。それは、自分に起こる出来事に対して、自分がどう捉えるかというのが大切だったりします。事実をどう受け止めて、自分の経験に落とし込めるかどうかは、自分の心が鍵を握っている。心を成長させていくと、目の前の小さな変化による影響が少なくなります。

僕自身の経験を交えながら、このようなことを答えました。

どんなことも素直に受け止めて「まずやってみよう」という姿勢を感じたので、きっと、気持ちの浮き沈みに影響を受けにくい状態に少しずつなっていくでしょう。

キャリアオーナーシップの話にも繋がりますが、大切なのは「自分で自分の人生の舵を切ること」です。

誰かや何かに自分の人生が動かされてるって、本当にもったいない。

ポジティブな動かされ方ならいいけど、ネガティブに動かされている人もいるのでないかと思います。

自分の未来にピンを留め、自分の心を育んでいけば、良い意味で周りを気にしない人生を送ることができます。

「今の自分はこれをやればいい」と決めて、それに夢中になれたらそれでいいんです。

「自分の心がラクになるには何が必要か?」を考えて、やれることをやっていきましょう。

すぐに理想は掴めないけど、小さなことを積み重ねないことには、理想の状態に到達することはできません。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?