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学習方法だけでなく、親子コミュニケーションも改善する!【HUCRoWを受けた保護者座談会】
子どものワーキングメモリの特性から、学びの個性がわかるHUCRoWアセスメント。HUCRoWを受けてから子どもの困りごとが改善した3人の保護者に集まってもらい、座談会を開催しました。
切羽詰まっていた人から、子どもに対する情報の1つにしたいと考えた人など、三者三様のリアルな声は、これから申し込みを検討している方の参考になるかもしれません。
「癇癪を起こして泣きわめく。どうしていいかわからなかっ
「どうしてノートが取れないの?」板書は、実は複雑な処理をしていた【弱みを対策できた親子のケース④】
学校での困りごとの相談を受けることが、よくあります。その中でも、「黒板の文字をノートに写せない」という子どもは比較的多い印象です。
「そのまま写すだけでしょう?」と大人には簡単に思えるため、できない理由がわからないのではないでしょうか。
実は、板書をするプロセスは、複雑な処理が絡み合っています。
処理の途中でつまずく箇所は、子どもによって違います。まずは、つまずいている場所を探り当てる必要が
言語かイメージか? 「文章を読む」という共通ゴールも、得意な領域で達成すればいい【開発者インタビュー/後編】
現在の教育システムが抱える、集団教育ゆえに個別の支援がままならない課題について、前編『「うちの子、発達障害!?」 言葉を一人歩きさせず、客観的指標で原因を知ろう』で取り上げました。
個別の支援をサポートするツールとして、私たちワーキングメモリ教育推進協会では、HUCRoWアセスメントを提供しています。
今回も、広島大学大学院の教授であり一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会の代表理事である湯
「うちの子、発達障害!?」 言葉を一人歩きさせず、客観的指標で原因を知ろう 【開発者インタビュー/前編】
現代の教育システムが抱える問題の中でも、個別の支援がままならない状態は大きな課題の1つ。集団学習が基本にあることで、平均から大きく外れる子どもの生きづらさを生んでいるともいえます。
今回は、一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会の代表理事であり、ワーキングメモリ理論に基づいた教育支援の第一人者、湯澤正通教授を迎え、現代の公教育が抱える課題と解決策について聞きました。
発達障害の可能性がある児
「勉強ができない」の解決方法、どの子も同じではない!
「勉強しているのにテストの点が取れない」
「毎日、親御さんがつきっきりで教えているのに、学校のテストの点が取れない」「宿題をちゃんとやっているのに、点数が悪い」という子ども。
―それは、勉強の量がまだ足りていないのでしょうか?
「いくら教えても理解ができない」
「わかるように教えているつもりなのに、伝わらない」「何度教えても、少し時間が経つとまた聞いてくる」「なんでわからないの!?」と親
簡単なたし算や、数を数えるのが苦手なのはなぜ? 【弱みを対策できた親子のケース②】
「数をただしく数えられない」「簡単なたし算やひき算ができない」。
未就学児から小学校1~2年生くらいで起こることが、少なくありません。
大人から見るととても簡単なことなので、「どうしてできないの?」と戸惑う親御さんは多いです。理由も、なかなかわかりません。当然ながら、子ども自身もうまく説明ができません。
「1から10までの数字の順番を覚えていない」「数の大きさのイメージがない」「リンゴをどこ
「文章読解が苦手」な理由は、ワーキングメモリのタイプでわかる 【弱みを対策できた親子のケース①】
小学生、中学生くらいの子どもを持つ親御さんで、「うちの子は国語の文章読解が苦手」という悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。それはただ単に、読書や勉強が足りないせいだと考えていませんか?
ひとことで「文章読解」と言っても、その中にはさまざまなプロセスがあり、つまずいている箇所は子どもによって様々。親御さんは、「内容を把握する力がない」「文章を根気強く読めない」「つっかかる読み方をする」など、漠
子どもの学習のつまずきは「ワーキングメモリ」に注目 【知能検査WISCとワーキングメモリアセスメントHUCRoWの違い】
私たちが開催する講演会や、塾・スクール向けの研修会で、よく質問されることがあります。
「WISCは思っていたことと結果が違うのですが、どうしてなんでしょうか?」
「WISCを受けてみましたが、その後どんな対策をすればいいかわからないんです……」
WISCとは、5歳0ヶ月〜16歳11ヶ月の子どもを対象とした知能検査です。この検査を受けて結果を見ても、「なんだかぴんとこない」という親御さんが少なく
「この子、どうして解けないの?」 ワーキングメモリの研究で理由がわかった
「こんなに量をこなしているのに、どうして覚えられないのだろう?」
私が小・中学生対象の 塾の講師をしていたころ、どうしても解決できなかった悩みです。
塾には、年齢に関係なく、何度言っても、何度読んでも覚えられない子どもたちがいました。「音読しましょう」「何度も反復しましょう」と伝え、勉強につき合い、保護者の協力を得ても、一向に覚えられません。
当時の私は、やる気や量の問題だととらえていました