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生きていて

生きていて 気が狂わないってことは

あり得るのだろうか

いずれ壁を どつくまでもなく

傷跡は大きくなっていく


気が狂わないで 死んでいけるなら

精神障害者として

太宰を 読んでいればいいんじゃない


もしも 私が狂い死んだなら

神様からは讃えられる

神の目では 尊い命に なれる

神様が「大丈夫だったかい」と 言ってくださる

たとえ 狂い死んでしまっても

神様は 見てくださっている


海底200mの 孤独は 500mの 孤独には 敵わない

6月に 苦悩が 降参するから

今は コーヒーを 避けて 乗り切るんだ

明けない夜に 私は 命を 受け入れる

海底の 孤独を 目の裏で 愛す


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