課題山積みの町内会?!(町内会の現状と課題)
こんにちは!
前回から【町内会】について書いています!
今回は「町内会の現状と課題について」です。
町内会ってなんぞや?という方は
3分で読み終わるので、ぜひ前回の記事を見てみてください!
➀加入率の低下
高度経済成長以降、町内会は弱体化を続けています。
考えられる原因は3つほどあります。
1活動が住民に知られていない
新住民となった若年層が加入していないことも非常に多いです。
なぜなら町内会の情報発信は
回覧板か掲示板を利用している地域が多いからです。
現代の情報社会では、十分に活動をアピールできていません。
2活動が住民のニーズに合っていない
明治時代頃から続いている伝統的な組織だからこそ
内部に古い考え・制度が残っています。
(もちろん祭りなどの伝統を守り続けているなど良い点もあります!)
また、役員の高齢化も進んでいます。
そのため、活動内容も一昔前とあまり変わっていない点も多く、
現代のニーズ、若い世代のニーズとはあっていない点もあります。
3世帯規模の縮小
1人暮らしの若者・高齢者も増えていて一世代ごとの人数が減っています。
前回の記事でもお話ししましたが、町内会は世帯加入制です。
例えば、一世帯の年会費を5000円だとします。
・5人暮らしの場合
⇒5000円を5人で払う。
5人が同じサービスを受けられる。
・1人暮らしの場合
⇒5000円を1人で負担します。
しかしサービスを受けれるのはその人だけです。
このため世帯加入制のメリットが薄れています。
➁フリーライド(タダ乗り)
加入率の低下は、町内会の活動以外にも支障をきたしています。
それがフリーライド(タダ乗り)です。
フリーライドとは、
例えば、会員から集めた町会費で
交通事故が多発している道にガードレールを設置したとします。
これは、「暮らしやすい地域をつくるために活動する」
という町内会の目的に沿っています。
これまでは、世帯加入制、そして自動加入という文化もありました。
町会のエリア全域の住民が、お金を払っているので
町会エリアの全員がガードレールのある道を通る権利がありました。
しかし、現代では加入率が低下しています。
そのため、未加入の人も、ガードレールのある道を通ります。
すると、お金を払って通る人と、お金を払わずに通る人がでできます。
これがフリーライドという問題です。
まとめ
今回は町内会の現状と課題について書いてみました!
これを機に町内会に興味を持っていただけたら嬉しいですが
特に若い世代の人は、正直すごく入りにくい組織かなと思います(笑)
でも、町内会一番の行事である「祭り」は見てるだけじゃもったいない!
太鼓をたたいたり、お神輿を担いだり、少しでも当事者として関わると
すっごく楽しいんです!
次回は、町内会が運営する「祭りの魅力」について書こうと思います。
ぜひ気軽に、コメントで感想やご意見をお願いします!
(まだまだ未熟な大学生ですので😊💦)
読んでいただきありがとうございました!🌷
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