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カルマ

他者がかけてくれる言葉は、様々な事を想起させる。

最近は、それらと現実が重なって、デジャヴを感じることが多い。


「聞きました。良かったですね!」

卒業した後輩が、開口一番に、私を見て言った。

誰から聞いたのか、私が指導教員を変えたことを知ったらしい。


ハイトーンな口調が、妙に、こだまして、
その場では、話を変えることしかできなかった。


なぜなら、、、

『断片的な情報や憶測だけで、勝手に話を作らないでほしかった』

から。。。

ちょっと残念な気持ちになった。


確かに、前の指導教員と、イザコザはあった。
でも、理由の1つではあるけど、すべてではない。


色々な垣根を崩したかった。

研究も、立場も、人も、環境も。

もっと、世界は広く、
選択肢も無数にあって、
可能性もたくさんあって、
意外に近くにあることを、
みんなにも知ってほしいと思った。

それは、前例もなく、
考えられないこと、なのかもしれないけど、
そういった考え方の垣根も崩したかった。


だから、飛び立とうと思った。


いつか笑って話せる日が来ると良いな、と未来を思う、
一方で、まず、現在が交錯する。


まだ、予断を許さない状況で、
具体的に言えないけれど、
私の友人が、現状を変えようと動き出した。

実質的に、私には、何もできないのだけど、
なんとか、最後まで、支えることができればと思う。


そして、過去が横断する。

だいぶ前に、
過去のことを記録代わりに記事にしたことがあるのだけど、
訳あって、非公開にしている。

それは、
もう二度と繰り返さない
と自分に強く誓ったから。

あんな同期たちだったけど、
それでも、私にとっては、大切な同期。

私の考え方を変えてくれた大切な同期。

彼らの二の舞にはさせたくない。


今の研究室には、私の同期の影が見える。


残っている私にしかできないこと。

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