れいら

母音だけ集めてあおい青。 すり抜けそうな風鈴がほしい。夏よりも先にいたい。

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母音だけ集めてあおい青。 すり抜けそうな風鈴がほしい。夏よりも先にいたい。

記事一覧

もう少し、自分を愛せたら

こんなはずじゃなかったのにって言葉 きっと今の自分にぴったりで、とってもずるい言葉だ。 新生活が始まってわずか1ヶ月、もう音をあげかけている自分がいる。 私のした…

れいら
2か月前
5

大学生になるの

明日、大学生になります 今日の私は何もないただの人、なので 昨日まで高校生だった自分を少しだけ引き摺りながら書いてみようと思います こわいな 新しい場所って、いつ…

れいら
3か月前
9

冬の昼間の空って一色に澄んでる日が多くって距離感が掴めないのに夏よりもとっても広く大きく儚く見える。大好き

れいら
4か月前
2

受験生だけど知ったこっちゃないし、きっとこれからも知らない、振り。する。

れいら
5か月前
1

苦と希の究極線

髪をかきむしった 数式よりも年号よりも自分が嫌いだった 裏紙が散っている まだ、午前0時 こんなところでは終われないと思う 闘争心はどこから湧いてきたのかわからない …

れいら
6か月前

モロゾフの紅茶プリン美味しいので🍮私お風呂上がりに半分とっておいたの、守ってあげる(義務感)

れいら
6か月前

確証よりももっと、何か

確かなものが欲しい 僕の中でぶれない、塔みたいな何か 抱きついた時に安心する巨木みたいな 何か。 泣いた時に、苦しい時に頼るのはいつだって人で その原因もやっぱり、…

れいら
6か月前
3

何かを探し求めて、あなたへ

何かを探していた、気がする 手を伸ばして 掴みかけたものがある、気がする 前も後ろもない透明の中で 足跡を作っては 出発点も終点も僕であることが ひどく恨まれて 周…

れいら
6か月前
1

そっか。私君が好きなんだ

大好きがちゃんと口にできることってとっても強いことだと思ってる。 思ったことをすぐ口にしてしまうのはいいことばかりじゃないと思うし、 それで人を傷つけてしまうこと…

れいら
6か月前
4

傍観者の私は内申が良かった

エクセルに入力されただけの数字に人生を左右されるなんて馬鹿げてると思っている。だから、頑張っているのをちゃんと見てくれる人が好き。 “頑張れば成績なんて取れるじ…

れいら
8か月前
3

言葉の因数分解を

こんにちは、れいらです。 実は高校で課題探求をしている身で、探求と研究って違うんですよーってお話を聞かせていただいて、想ったことを綴ろうかと。 研ぎ澄ます「研究…

れいら
1年前
2

今更の自己紹介

こんばんわ。 れいらです 雨粒よりも小さくて、でも確かな存在になれたらいいのにって思ってます。 ずっと真夜中でいいのにが好きです。 れいらです(再度、念押し) 関…

れいら
1年前
8

くも殺せない、ティッシュちょうだい

くもは神様の化身なんよ お母さんはそう言っていつも家にいた蜘蛛を私か弟に外に出させていた。 逃したらすごく怒られたから多分、お母さんは蜘蛛が苦手だったんだろうな…

れいら
1年前

終焉

おしまいはいつだって唐突で 予告されたそれを心に刻んでいち、にい、さん。 歩みを止めないで 日が沈む時に願ったのはどうせ自分のことなんでしょう? 展望台から見下ろ…

れいら
1年前
3

好きだったひとが友達と付き合った

好きだったひとから連絡があった。 大好きな友達と付き合うことになったんだって報告だった。 わあ。 おめでとう。 添えたうさぎさんのスタンプ、可愛すぎたかな。 ねえ…

れいら
1年前
2

留守電に吹き込む言葉が届きますように

この前初めて留守電を使った。 ぴーっと言う発信音の奥には誰もいなくて、何だか小声になりながら喋った。 いつも部屋に一人で電話してるのは変わらないのに、 言葉の送り…

れいら
1年前
1

もう少し、自分を愛せたら

こんなはずじゃなかったのにって言葉
きっと今の自分にぴったりで、とってもずるい言葉だ。
新生活が始まってわずか1ヶ月、もう音をあげかけている自分がいる。

私のしたかったことってなんなんだっけ____

受験勉強中、いつも考えていた
今の大学に通う自分
サークルで自由に踊って(ダンス部に入りたかった)いる自分
新しい友達と夜通し語る自分
もっと本を読んで、旅行して、笑っている自分

今、私何してる

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大学生になるの

明日、大学生になります
今日の私は何もないただの人、なので
昨日まで高校生だった自分を少しだけ引き摺りながら書いてみようと思います

こわいな
新しい場所って、いつもうまく息ができなくなる
水面にばかりいたらみんなとの溶け込み方がわからなくなって
いつだって出来上がった社会は少し冷たいから
どうしようもないまま浮かんでることしかできない

同級生になる子に、少しずつ出会う機会が増えて
わあ、この子

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冬の昼間の空って一色に澄んでる日が多くって距離感が掴めないのに夏よりもとっても広く大きく儚く見える。大好き

受験生だけど知ったこっちゃないし、きっとこれからも知らない、振り。する。

苦と希の究極線

髪をかきむしった
数式よりも年号よりも自分が嫌いだった
裏紙が散っている
まだ、午前0時
こんなところでは終われないと思う

闘争心はどこから湧いてきたのかわからない
こうでなくちゃいけないと思うし
これが正しい結果への最短と信じている

秒針が時を刻む
夜明け前の紺の中で
缶コーヒーに魂をつめた
独りだった

誰かに心臓を掴まれたみたいだ
不規則に、それでいて冷たく
こめかみに脈が走る
そうだ、

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モロゾフの紅茶プリン美味しいので🍮私お風呂上がりに半分とっておいたの、守ってあげる(義務感)

確証よりももっと、何か

確かなものが欲しい
僕の中でぶれない、塔みたいな何か
抱きついた時に安心する巨木みたいな
何か。

泣いた時に、苦しい時に頼るのはいつだって人で
その原因もやっぱり、人だった
君のせいなんて言えるはずもなくて
夜中声を殺した
夏も、重い羽毛布団だった

大丈夫はいつだって表面を撫でて削るだけのものだ
研磨剤入ってるんだよ、浮き出た模様が消えるのは痛いからだよ

君の知らない白。綺麗なんて残酷ね

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何かを探し求めて、あなたへ

何かを探し求めて、あなたへ

何かを探していた、気がする
手を伸ばして
掴みかけたものがある、気がする

前も後ろもない透明の中で
足跡を作っては
出発点も終点も僕であることが
ひどく恨まれて

周りの幻影に妬いた
影を作るだけの自分が痛くて
それでも衝動は変わらず脳を揺らした
その感覚だけが
確かに、宿っている

終われ、終われと願いながら
どこかで終わらないことに救われる僕がいた
多くの正しさに押しつぶされて
泣き出しそう

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そっか。私君が好きなんだ

大好きがちゃんと口にできることってとっても強いことだと思ってる。
思ったことをすぐ口にしてしまうのはいいことばかりじゃないと思うし、
それで人を傷つけてしまうこともたくさんあると思う。
そういうことを許してもらえることに
きっと甘えてる

この衝動的な好きをゃんと大好きだよって恥ずかしげもなく、ちゃんと大きな声で彼と彼女の前で言えることは私が知る人の中では、あんまり普通に出来ることではない。
みん

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傍観者の私は内申が良かった

エクセルに入力されただけの数字に人生を左右されるなんて馬鹿げてると思っている。だから、頑張っているのをちゃんと見てくれる人が好き。
“頑張れば成績なんて取れるじゃん”ってよく言われて、その度にしんどくなるけれどそれもまた的を得ている。

中学の時、私は体育が大の苦手だった。
でも第一志望の高校を目指す時に内申で44は取りなさいと担任に言われ、苦手でどうしてもできない数学が4だとしたら他は5なのか!

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言葉の因数分解を

こんにちは、れいらです。

実は高校で課題探求をしている身で、探求と研究って違うんですよーってお話を聞かせていただいて、想ったことを綴ろうかと。

研ぎ澄ます「研究」と、
深くまで突き詰めていく「探求」

研いでできたものを評価してくれるのを、すごいなあと思いつついつも削り落とされた破片が気になってしょうがない。
だから「探求」って素敵って思うし、結果が全てじゃないこと、すごいものが出て来なくても

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今更の自己紹介

こんばんわ。
れいらです

雨粒よりも小さくて、でも確かな存在になれたらいいのにって思ってます。
ずっと真夜中でいいのにが好きです。
れいらです(再度、念押し)

関西に生まれ、小学校の時に海外に引っ越して高校入学時に帰国しました。
帰国子女ってやつです。
日本語と、英語と、中国語とがちょっとずつできます。

大きいリボンが好きです。
透けてるやつ。
なんかふわふわさせてくれるから。
ついでに近所

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くも殺せない、ティッシュちょうだい

くも殺せない、ティッシュちょうだい

くもは神様の化身なんよ

お母さんはそう言っていつも家にいた蜘蛛を私か弟に外に出させていた。
逃したらすごく怒られたから多分、お母さんは蜘蛛が苦手だったんだろうなって今になって思う。
ちなみにこれを書こうと思ったのは今お隣の花瓶に蜘蛛がちょんって降ってきたからです。
君、どこからきたの?
するりとした糸は濡れないと見えないくらい細くてつよくて、
きらりとひかるよりも早く伸びていく

うぇぶって言う

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終焉

終焉

おしまいはいつだって唐突で
予告されたそれを心に刻んでいち、にい、さん。
歩みを止めないで
日が沈む時に願ったのはどうせ自分のことなんでしょう?

展望台から見下ろして
東経135度の真ん中に君を置くよ。
カーテンコールのない中で飲み込んだ針を
羅針盤にして君はいく。

海の彼方に終わりを見つけた君は
今から始める物語を僕に教えてくれはしない。
崖を蹴って始まり、海に出て終わるこの文字の羅列を

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好きだったひとが友達と付き合った

好きだったひとから連絡があった。
大好きな友達と付き合うことになったんだって報告だった。

わあ。
おめでとう。

添えたうさぎさんのスタンプ、可愛すぎたかな。
ねえ、覚えてる?よく送ってたんだよ?
ふわふわしてるけどちょっとふざけてて君が可愛いって言ってくれてたやつ。

お友達が好きって言うのを聞いて、
笑顔で応援するって言った。
どう考えてもお友達の方が自分の淡い心よりも大事だった。
LINE

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留守電に吹き込む言葉が届きますように

この前初めて留守電を使った。

ぴーっと言う発信音の奥には誰もいなくて、何だか小声になりながら喋った。
いつも部屋に一人で電話してるのは変わらないのに、
言葉の送り先が見えなくてちょっと怖かった。
こぼれそうな言葉を一つずつそうだよねって、確認するみたいにして口にした。

昔、電話って全国各地のお家からケーブルが出てて繋がってるんだって思ってた。
その中を音がトンネルみたいに反射して通って届くのか

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