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【社内研修制度の紹介】在宅海外研修に参加した社員による社内報告会をレポート

こんにちは!ウィル・シード採用担当です。

ウィル・シードでは、様々な社内研修があります。今回はその一つである『海外インターン制度』をご紹介します!

2023年度は中途入社1名(一番左)、新卒入社3名が参加!

1.海外インターン制度とは

お客様に提供している海外インターンプログラムを社員にも提供しているものです。2種類あり、いずれも優秀社員が選抜されて参加します。

①  海外越境赴任研修
海外へ赴き、現地企業でインターンをするプログラム

②  5日間在宅海外研修
オンラインで海外とつながります。現地企業の経営者から提示される事業課題に対して、現地のBuddyと協働しソリューションを考えて提案するプログラム

2023年秋に近づく頃、②の『5日間在宅海外研修』に参加した社員による社内報告会を実施しました。私も参加したので、本コラムでは社員の発表内容をお伝えします。

2.プログラム概要

まずは、グローバル事業部の担当者よりプログラムの概要について説明がありました。

今回の参加者が協働した国は『タイ』です。参加者ひとりひとりが現地人Buddy(英語話者のビジネスパーソン)とペアになり、5日間の協働をします。

初日、現地企業の経営層から経営課題が提示され、国の状況や、企業が直面している問題を理解し最適な提案してくださいと言われました。

どのようなお題が出たのか、詳細をお伝え出来ず残念ですが、私個人の感想でイメージをお伝えすると、「聞いたことあるー!」と、みなさんが絶対に知っている企業からのお題が出されていました!また、与えられた経営課題はパワポにみちっと書かれていて、細かい市場分析も求められている形でした。

「追加ミッション」がなんなのか、ドキドキしますね

また、チーム活動の他にも、以下のようなセッションが組み込まれています。

グローバル座談会
ゲストスピーカーをお呼びして、現地について理解を深める座談会。今回は、これまた皆さんが絶対知っている“とある”大手企業・タイ現地法人の社長様、そして日本への留学経験もあり現在はタイで起業されている現地の方をお呼びしました。

毎日の振り返り
日本人の参加者のみのセッションです。貴重な日本語解禁TIMEでもありますが、①バックグラウンドが異なる人との『関係構築』②『グローバルビジネス意識』③『自分自身』を振り返ります。

実は私もこの研修に参加したことがあるのですが、1日のほとんどの時間をBuddyと向き合って過ごすんですよね。オンライン特有の向き合っている感があるんですよ。逃げられない状況がうまく作り上げられていて、必死で頑張るしかない。そんな環境なんです。

前置きの説明が長くなりましたが、そういう状況であったことを想像しながら、それぞれのエピソードの読んでみてください!

3.参加者①新卒入社で6年目(設計部)

トップバッター!

私はこの5日間で、『1人で考えるモードから、Buddyと考えるモードへの転換』がありました。転換できた要因はファシリテーターの言葉など様々ありますが、今回はバディとの協働という側面からお伝えしたいと思います。

1日目、Buddyの投げかけに答えるのが精いっぱいで、どうしたら良い関係性がつくれるか、良いアウトプットができるか、今振り返ると“独り言”が多い状態だったと思います。自分としても、受け身であることには気づいていて、悔しかったので2日目にはチームビルディングに“とりあえず”チャレンジしてみました。すると良い反応が。また、Buddyが「はっきり言わないと分からない」と伝えてくれてハッとしました

この出来事をきっかけに、『とりあえず出さなきゃ始まらん』ことに気づけたんだと思います。その後は、お互いに意見が活発になり、お互いの強みも見えたし、課題も進んでいるという感覚を持ちながら取り組めました。

楽しく明るいチームでした!

この経験はグローバルビジネスに限らず、国内での協働にもつなげられる学びです。業務中に「今私考えるモードに入ってるな」と気づくようになりました。そんなときに、「とりあえず場に出して、共に考えてみる」モードへの切替を意識していきたいですし、加えて、議論をより深めたり、精度をあげたりと更に発展できたらいいなと思っています。

4.参加者②中途入社で4年目(営業部リーダー)

オンラインチャットもすごい来てました

私は前職でタイでの駐在経験があります。その経験も踏まえて

  • 「とりあえず受け入れる」

  • 「自分の考えを“強く”持つ」

  • 「自国の誇りをもつ(相手に合わせるだけではなく、自分たちのスタイルも大切にする)」

  • 「相手を知る」

ことが今回の学びだったと振り返りました。

具体的な「GoodPoint」と「MottoPoint(この表現いいですね)」をあげると、Buddyと円滑なコミュニケーションが取れない瞬間にも、駐在経験が活きたと思います。「仕事のスタイルがお互い違うもんな」と理解し、相手のモチベーションにあわせることなく、自分のモチベーションをコントロールできたのはGoodPointでした。

一方で、もっと意見を言うべきだったとも思います。「大丈夫、気にしないで」とニュートラルなコミュニケーションスタイルだったなと。自分の意見をはっきり伝えても良かったのではないか、これは「MottoPoint」です。

聞いてもらえたからって、理解や賛成を得ているわけではないし、行動につながるわけでもない。改めてコミュニケーション基礎を実感した経験となりました。

様々なハプニングがあっても、協力してやりきりました!

5.こんな学びや気づきもありました

ここまで読んでいただいて、ありがとうございます!

2人のエピソードを読んでいただき、異なるバックグラウンドの人と協働することに、かなり試行錯誤していた状況が伝わったと思います!

でも彼らは協働という1点だけに取り組んでいたわけではありません。市場分析のためのアンケート実施や現物の調査を行ったり、プレゼン資料をつくるなど、やることはたくさんありました。

「学んだことが多すぎて、報告会で伝えきれない」と参加者の一人が言っていました。その言葉からも、濃密で強烈な5日間だったと想像します。

最後に、残り二人の学びと気づきをお伝えして、このnoteを締めくくろうと思います!

(オンライン目線画像)テレながらのイン

参加者③新卒入社で5年目(営業部リーダー)

英語が流暢に話せない状況は、言いたいことを取捨選択する状況でもあった。普段は言葉を重ねてしまうタイプだが、伝えるために取捨選択する感覚がつかめた。
見通しがつかない状況において、“とりあえず行動してみること”や“現地現物の重要性”を改めて感じた
・考えそのものより、「考え方」のすり合わせが大事だと気づいた。アイデアを出して形にはできるが、考え方を理解しないとどこか消化不良な感覚があったので。
不同意の時にその人の価値観が現れると思った。また、関係性が構築できている社内メンバーで話を進めると、なんとなく進んでしまう時が正直あるが、健全な対立は必要だし、対立できる関係性があったうえでの同意をしているのかが重要だと感じた。
自分のコンフォートゾーンを越えるため、社内外の経験や失敗経験をもっと積み重ねていきたい。

英語が流暢でなくても、Buddyと協力して発表まで頑張りました

参加者④新卒入社で5年目(経営管理)

最優秀チームに選ばれた!おめでとう!

研修のためのお題ではなく、その企業が本気で取り組みたいビジネス課題が提示されており、中途半端な気持ちで臨んではいけない責任感を感じた
・また、ウィル・シードのパートナー企業に、ウィル・シードの社員たいしたことないじゃんと思われたくないという思いも芽生えた。仕事を自分事として捉え、責任感を持ち、わからないことは議論できるレベルまで調べて行動する5日間であった。これらの行動を、環境要因に左右されることなく、日々の業務においても、実践を続けたい。
反省と内省は違うと改めて気づいた。成功体験にも目を向けながら、経験を自信に変えていきたい。
・シンガポール支社やグループ企業との連携で英語を使う機会が増えている。英語学習はきちんと継続していきたい。

研修後もラインで交流するぐらい仲良くなりました

最後まで読んでくれてありがとうございました!

①  の海外越境赴任研修の社内報告会レポートはこちら↓↓

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