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治療家の心得53【難病を治せるだけが治療家ではない】

最近、治療家仲間から「難病が治せない」という相談がありました。

たしかに、カイロプラクティックといえば「どこへ行っても治らなかった人が治る」というイメージって、人によっては持たれているんですよね。

でも、医師に専門の診療科目があるのと同じで、私たちカイロプラクターにも、得意・不得意があっていいと私は思うんです。

だからこそ、どんな人でも受け入れるのではなく、自分が治せない症状の患者さんには、正直にその旨を伝え、他の治療院を勧めることが大切なんだと考えています。

難病が治せないのは、けっして悪いことなんかじゃありません。

治せないのに「治せる」と言って、患者さんの治療機会を奪う方が治療家として失格なんです。


今回は少し短いですが深い話、「治療家としてあるべき姿」についてご紹介しました。

来週も引き続き、「治療家の心得」を楽しみにしていただければ幸いです。
それではまた

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