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「遺伝のしくみ」を理解しよう(13)

毎週水曜日は、Newton「遺伝のしくみ」を理解するシリーズを配信しています。

どんなに難しい本でも、少しずつ読めば必ず理解できるはずというコンセプトですすめています。

短距離向き・長距離向きは遺伝子によって決まる

<本章の要約>
運動能力を左右する遺伝子は、11番染色体にあるACTN3遺伝子です。この遺伝子にはR型・X型があり、RR・RX・XXの3通りの組み合わせが存在します。RRはスプリンター、XXはマラソン選手向きです。筋肉には「速筋・遅筋」の2種類がありますが、Rは速筋にしか存在しません。一方、持久に優位な遺伝子には、17染色体のACE遺伝子が挙げられます。

今回の章は、読むだけでも苦労するくらいマニアックなものでした。

読むページにより専門性が高くなったり低くなるのはニュートンの特徴かもしれません。

要約以外で興味を引く箇所として、
・XX:白人系2割、アジア人系3割、西アフリカ系3%
・アフリカ系はRRが非常に多い
というものがありました。

ウサイン・ボルトさんの9秒58は、遺伝子的にも納得がいくものだったのかもしれませんね。


次回は、僕の2022年「特定健診の結果」をお伝えしたいと思います。
それではまた

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