パリからウィーンへ。ピアノ修行
グリュスゴット、こんにちは、おはなです。
先日パリでのピアノマスタークラスを終えて、今度はウィーンのマスタークラスへ。
パリでは、異国の現役音大生のレベルに圧倒され、
しかし、ウィーンにきたらびっくり。
ミュージックセミナーに参加しているの、日本人が大半。
大学と提携してるんでしょうね。
こちらもみなさん、現役音大生。
私は卒業して8年近く経ったけど、
歳を重ねることって、素敵なことだと思った。
なぜかって、今まで感じてきたことや苦労してきたこと、若いときには感じなかった複雑な気持ち。
そんな自分の経験と、音楽家たちが残した曲とを重ね合わせて
若いときよりももっと深く理解することができるし、表現できるようになる。
1クラス10名ほど。ピアノはそれが2クラス。
あとは、器楽専攻や声楽専攻のクラスも。
今回のステイ先は、元々学生寮だったホテル。
Googleの口コミとか見たらさ、老朽化だのなんだのって言われてたけど
いやいや、ここはヨーロッパぞ???
老朽化してこそ歴史的価値が高まるんだよ、とか思いながら。
フローリングもリフォーム済で、素敵なお部屋です。
ウィーンは比較的、道が開けてるかな。
パリは歴史ある下町という感じが強かったね。
驚いたことと言えば、ウィーンの人たちは信号を守っていること。
あと、電車やバスの中が殺伐としてないところ。笑
みなさん比較的、穏やかですね。
あのごめんなさい、なんかパリはね、やっぱり殺伐としてた。
土地柄、様々な背景があってのことなんでしょうけどね。
ホテルは朝食つきなんだけどさ、12ユーロもすんのよ。
日本円だと1800円くらいかな。たっかい!
それは元とらないといけないでしょう!!!!
ケチ発揮。
明日はもっといっぱい食べよう!
今回のウィーンマスターコースは、教授から推薦された2人だけが、コンクールに出場できるんです。
なんと、コンクールに出てみようかってOKもらいました!!!!!!
絶対、無理だと思ってたのに。
パリでは、毎日のようにレッスン後に悔し泣きをして、
頭ではイメージできるのに、指先で表現できないことが悔しくて
一日中練習室にこもって、ひたすら弾き続けた甲斐があった。
パリの街で、たくさん揉まれた甲斐があった…
ウィーンの先生は、穏やかで優しすぎて神々しい。
パリの先生は、本当に熱心でアグレッシブ、汗をかきながら全力で伝えてくれる、
どちらの先生も、本当に素敵。
もちろん、2人の先生の曲に対する解釈にズレはある。
好みの問題。
お国も違いますしね。
日本で言うたら、名古屋の音楽家は割りと派手に演奏される人が多い。
そんな感じ。
レッスンもコンクールも観光も、とにかく楽しもうと思います。
ベートーベンの顔、ベートーベンが使ってたメトロノーム。
ドイツ語なまりの英語が聞き取れないんだよね。
私も別にペラペラ話せるわけじゃないけど…
そしてウィーンに来て2日経つけど、
チケットの買い方教えてくれとか、これはどこにあるとか、
よく人に尋ねられる。
日本でもよく人に話しかけられる。
そういう顔なんだろうな、と思う。
明日は、シェーンブルン宮殿に行ってきます✨
アウフ ヴィーダーズィーエン
さようなら
ハブ アイネン シェーネンターク
よい1日を!
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