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部内360°評価のススメ

以前、コーポレートの共通目標や、個人の目標設定って難しいという記事を書きました。

その理由が、コーポレート業務の範囲が広いことと、メンバーそれぞれが各々の独立したミッションや担当業務に基づいて動いているからなんじゃないかと思います。
そうなると業務上のフィードバックを受ける機会って減りますよね。
とはいえ、同じコーポレート本部で働いているので、その働きぶりや得意不得意というのは見えてくるもの。今回はそういったことも踏まえて始まった、コーポレート360°評価について書いて行こうと思います。

どんなことをしているのか

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Google Formで上記のような仕事における能力値のようなものに対して、自己評価と他者評価をします。それを集計したものが上の画像で、グレーの部分には、名前が入っています。
自己評価と他者評価がほぼ一致しているメンバーもいれば、自分では低いと思っている項目が他社からは評価されているメンバーもいますね。

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こんな感じで、ドラクエ風に本部長がまとめてくれましたが、こういった遊び心があると、このステータス鍛えなきゃ!って自然に思えてお勧めです笑

成長のためにフィードバックは大切

成長のためには、まず現在地と課題を正しく認識することが大事です。
他者から自分がどう見られているかは、他者に聞くしか方法はありません。ただ、「最近自分どうですかね?」と積極的に聞ける人ばかりではないですし、網羅的に定量的に自分のステータス確認をすることも簡単ではないです。
伝える側も伝えられる側も、定期的にこういったフィードバック機会があることはとても有意義だなと感じていいます。
弊社では評価と絡めて、4ヶ月に1度360°評価を実施しています。
4ヶ月の間に、注力して取り組んだポイントなどは明確に数字に現れたりしますし、逆に自分としては頑張っていたつもりだけど、披露することがなかったポイントは点数が低かったりします。
自分がどのポイントを強化したいのか、評価されたいポイントなのかは、書き出してみるといいのかもしれません。

思わぬ効能

評価のステータス欄には、以下の項目がありました。

・安定性
・素早さ
・実行力
・企画力
・専門性
・交渉力
・分析力
・精密さ

360°評価後は、「お、交渉力いいねー」とか「企画力たかまってるねー」みたいな、項目名で褒め合う文化が生まれました。
仕事の中で、求められる要素はこういう風に見える化して定量的に評価しあうことで、相互に成長しあえるんではないかと実感しました。

部内での共通目標や、共通言語をつくっていきたいなと思われている方は、一度部内で360°評価を実施してみることをお勧めします!

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