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組織マネジメント、言葉の配慮について

上司になったら、考えたいこと。
知っておいて欲しいことの一つです。

それは、自分から他人へ発する汚い言葉、負の感情をのせた表現は、当事者間だけでなく周りの聴こえてしまう人達をも不快にし、ポジティブなエネルギーを奪う、ということです。つまり組織を疲弊させます。

コミュニケーション能力の低い上司ほど、選ぶ言葉のセンスが悪い、汚い言葉を選ぶ傾向にあると思います。

相手を威圧することでしか、自分の指示を部下に浸透させ実行させることができない。
良いリーダーシップを発揮できないタイプです。

そうなる原因はいろいろあります。

指示する内容をよく考えてない。
自分の世界、妄想で話している。
自分でもよく理解できていない。
雰囲気だけでそれっぽくしてる。
実務経験が乏しく、前提で見誤っている。
点の話で、面の話が出来ていない。
経験が浅い。
そもそも、信頼関係が破綻し、まともな会話ができない。
等。

人から信頼されない、好かれない、仕事でモテないタイプです。

この場合は、人の能力ややる気を引き出し、人を活かす事ができません。

そんな時、その上司は、
「俺は強い口調で危機感や本気度を伝えてんだ!」
とか、真剣に考えてたりします。
聞くと驚きですが、結構、マジです。

こんな時!上司は追い込まれており、又は勝手に自分を追い込んで、部下に配慮するだけの余裕がありません。しかも、上司エネルギーは高めです。
わー、これは周りの人は、ただの迷惑ですね。

責任感や人情にあふれる上司が、この失敗をする傾向があります。
自分と他人が、融合してしまっとる。
目的と手段の区別、選択と実行ができていない。
つまり、独りよがりです。

「いやいや、普通にきちんと説明したら、伝わるし、わかるから。」

部下の心の中や上司(自分)がいないところで、クソ上司と言われます。
あまり、その評判は自分には聴こえてきません。
自分には聴こえないところで、囁かれているからです。怖いですねぇ。

私は、言葉や表現は人格であり顔であり、装いだと感じています。

相手を大事に想えば、それは自然と言葉や表現にも出てくるものです。また、出てこない想いは伝わらないから無いと同じ、それは独りよがりです。
オーナー、会社組織の想いは相手と共有されてこそ価値、効果があります。

自分の言葉は、商売ではブランド、自社サービスや商品パッケージに相当します。
自分の発する言葉は、相手にどう影響するかも含めて自分の責任です。

そのように考えると、品の良い言葉、相手を不快にしない、好感をもてる表現を学び、選びたいと思うのではないでしょうか?

相手を攻撃したい時、信頼関係を失いたい時、相手に嫌われたい時は、どうぞ実行して下さい。
自分が一番、損しますけどね。

清潔感や髪型も大事ですが、言葉も大事です!

以上。私自身の過去の実際の失敗経験から、参考まで!
(お前がやってたんかい!)

ほっほー。