Shota Ito

創業133年を迎える水野鞄店で働く33歳。 かばんの事、音楽の事を中心に日々思った事を…

Shota Ito

創業133年を迎える水野鞄店で働く33歳。 かばんの事、音楽の事を中心に日々思った事を綴っていこうかなと思います。

最近の記事

For Fuji, Feel it, Freak it!

Fujiの為に感じろ、アホになれ! って事で、皆様お久しぶりです。 UNDERTHESUNの中の人、自らComposerと名乗っている(全く定着せず)Itoです。 さ、既に5月も後半で『森、道、市場』も終わってしまい絶賛ロス中でございます。 森道(森、道、市場)には不思議な力がありますよね。僕の奥さん、あまりというか全くと言っていいほど音楽には興味ないんです。ただ、森道にだけは行きたいって言ってくれて。勿論、娘を連れて行っても遊べるところあるし、市場なのでお店の出店数で

    • Hoppe to Hoppe

      『ほっぺとぅーほっぺ』 と読みます これはフェイストゥーフェイスから作った造語で、奥さんと付き合っている時から愛情表現の一つとしてやっている事です。 単純に頬と頬をくっつけてすりすりする、たったそれだけなんですが僕は凄くこれが好きで安心するしホッとするんです。 今は娘にもHoppe to Hoppeをしてるし、僕たち家族の共通愛情表現にしていって一子相伝の奥義にしようかなと思っています。 何でこの話をしたかというと、(いつもの通り前置きが長くて) 僕がUNDERT

      • 終焉を飾るアイロニスト

        かっこいいパパ かっこいパートナー なんか変なやつ でも筋は通ってるやつ おもろそうな人生歩んで「そう」なやつ とにかく楽しく遊んで「そう」なやつ として人生を終える事が目標です 常に人生を終えるイメージを持っている事 それは死んでしまう事ではなく、人生を全うする事 生きる事、死ぬ事を諦めない

        • 在る意味は存在する、果ての果てに

          「繋がりを繋ぐ」 UNDERTHESUNのコンセプトとして掲げだこの言葉。 今になって輪郭を帯び始め、歪ながら未来を創造しながら形になって僕の目の前に現れ始めている。 幸運だなって思うのは、こんな事を思える仕事に出会えたこと。 何があっても自分からは手放しちゃいけない、って思っています。 そして何かあっても全力で守らなきゃいけない、とも同時に思っています。 なんてったって、僕がこの世にUNDERTHESUNを生み落としたんやから。 2youmagazineさんの

        For Fuji, Feel it, Freak it!

          瞬間を捉える音は光速で終末へ向かう

          よく「〜っていう時によく聴いた曲は?」と聞かれる事がある。 音楽が好きだと公言させていただいていますが、正直に言うとこの質問に対してこれだという答えを僕は持っていません。 例えば「失恋した時に聴いた曲は?」という問いに対してこれだという答えはないし、「自分を奮い立たせる時に聴く曲は?」という問いに対しても答えを出すのが難しい。 確かにそういう時に聴く曲はある。 でもそれは今と自分が16歳の時とは違う。 その曲が自分の中の永遠のテーマとなる事はないんです。 自分の心

          瞬間を捉える音は光速で終末へ向かう

          初めての煙草の味ってこんな感じなんやろか

          ラシックでのPOP UPを終えてこんな事を思いました。この年になるとなかなか「初体験」を体験する事ってなかなかないと思うんです。 そして改めて、ご来場いただきました方々には心から本当に心から御礼申し上げます。 こんなたった1人の音楽好きの想いつきから生まれたブランドにも関わらずPOP UPを通して、自分で言うのも烏滸がましいですが「愛されているな」と感じ本当に嬉しく思いました。 所謂、「売上」「利益」とは全く別次元のところで僕はUNDERTHESUNをスタートさせて良か

          初めての煙草の味ってこんな感じなんやろか

          他人の幸せは蜜の味

          まずはこちらをご覧いただきたい。 お分かりいただけただろうか? そう、これこそが僕がフェスを愛する理由の大きな1つ。 とにかく音楽を聴いたり、ライブを観てる時の、興奮してる表情、嬉しそうな顔、感極まって泣いてる感情、これが大好きなんです。 特に自分が好きなバンドやアーティストを初見の人が見てる時の「え?なにこれ?未知なんやけどーヤバすぎる」みたいなのが大好物。 で、それってどういうところで多発しているかっていうとフェスなんですよね〜 自分もその笑顔や興奮した表情を

          他人の幸せは蜜の味

          消化するまで昇華し続ける

          何故、UNDERTHESUNを立ち上げたのか? ただの会社員の僕が会社を説得してまでやりたかった理由とは何なのか。 今だから思い返す事でその時の突発的な思いと今のリアルな思いを重ねて俯瞰的に見る事ができる。 色んなところで喋ってるように、音楽やフェスに対する想いは絶対的。コロナ禍を経て、こんなちっぽけな自分でも何かしたい、という想いがUNDERTHESUNを立ち上げた1番の理由というのは今も尚揺るがないもの。 それ以外に何かあるんかな?と今になって思い返すと、1つだけ

          消化するまで昇華し続ける

          自由の反対語は知らない…じゃないかな。

          森道ロスからまだ立ち直る事が出来ない5月30日23時44分JR関西本線の電車の中。 あの2日間を思い返し思い返し、余韻とは少し違う回想に思いを巡らせています。 色んな事が重なり過ぎている今回の森道市場。 まずは、UNDERTHESUNを始めて1番最初のマスクなし・声出しOKのフェスとなった事。 これは僕がコロナ禍にブランドを立ち上げた時に思い描いていた未来そのもの。 コロナ禍にたくさんの鞄ブランドがその時代に沿った商品を開発してる時に、いつ戻ってくるかもわからないフ

          自由の反対語は知らない…じゃないかな。

          反比例の反比例

          「繋がりを繋ぐ」 というブランドコンセプトを掲げて誕生したUNDERTHESUN 何かに迷った時や行き詰まった時、立ち返る場所があると本当に進むべき方向や、やるべき事に導いてくれる存在やな〜と改めてコンセプトや理念の重要さについて考えさせられる最近でした。 1番重要な事は「繋ぐ」だけではなくて「繋がりを繋ぐ」事。 直線的な繋がりではなくて円を描くような繋がりを創る事、それがこのブランドの使命であると感じています。 そんな想いを思い返して、今後のあるべきブランドの姿を

          反比例の反比例

          UNDERTHESUN

          何かを始めた事と 何かを始めようとする事 との間には大きな差があるよなーって事を最近考えています。 UNDERTHESUNを始めてから自分に対して色んな発見があって、長所も短所もよーーーくわかりました。 自分1人では何もできないとわかってはいても、どこかで自分が作ったブランドだ!というすぐにでも粉々にすべきプライドも少しあったりして素直になれなかったり。←ここダメなとこね。笑 自分で言うのも小っ恥ずかしいですが、向いてるんじゃないかな?と思うのは言葉や文字で発信する

          UNDERTHESUN

          視線の先は未来に転がる過去への入り口

          とりあえず見てください、この写真たちを。 既に一般発売している「TOTHECORE」をはじめ、5月中旬に発売を予定している新型2型、「FAMILYTIES」「SPEED」のキービジュアルでございます。 メンバーにも恵まれ、めちゃくちゃ素晴らしいものができたと満足しています。 モデル、カメラマン、ヘアメイク&メイク、スタイリング等、プロの技を目の当たりにしたこの経験は自分のみならず会社にもフィードバックしなければならないなと感じています。 僕が信じているのは「想い」「熱

          視線の先は未来に転がる過去への入り口

          半袖を忘れたけど結果それは必然だったのかもしれない

          あれだけベトナムは暑い、ホーチミンは30℃を超えていると事前に言われていたのに半袖を何故かパジャマ用の1枚しか持っていない事をベトナムに着いて気付いた。そして何度か現地で買うタイミングもあったけど買わなかった。という事は本当に必要なものではなかったのかもしれない。いや、半袖を持って行ってさえいれば、こんな事さえも考えなくても良かったのでは、と長袖半袖ベトナム論争が頭の中を巡るAM0:22にこのnoteを書き始めています。 今回、僕は水野鞄店に入社して初めて海外出張に行かせて

          半袖を忘れたけど結果それは必然だったのかもしれない

          Very Personal Things

          とても個人的な事です。 UNDERTHESUNをスタートさせて、約1年半が経とうとしています。 僕自身、1番驚き感動している事はブランドのコンセプトにも掲げている「繋がりを繋ぐ」を自分自身がUNDERTHESUNを通して「半分」体現できている事。 仮にコロナがなく、既存の仕事をしているだけの世界線があるとしたら…絶対に出会う事がなかった人たち、それも本当に魅力的でいい意味で変態な人たちばかり(僕は本当に大好き)、と出会う事が出来ている今の現実にどれだけ僕は感謝をすればい

          Very Personal Things

          20230113≠20220113

          2023年1月13日。 2022年1月13日とは全く異なる喜びと不安と苛立ちと楽しさを味わっています。 昨年の今頃はまだTOTHECOREの1stサンプルの修正を頼んでいた頃だと思う。 数えきれないし思い出せないくらい色んな事がありましたが、何とか今月に一般発売を迎える事ができます。 そして、続々と今年のフェス開催の発表が国外内問わず目に飛び込んできます。 最初に掲げた 「まずはフェス(音楽)を通して感じていた繋がりを繋ぐ役割を担うブランドになる」 という事を今年

          20230113≠20220113

          TOUR15 THE UNSTOPPABLE LIFE

          家族が皆買ってくれた 友達が買ってくれた フォロワーの方たちが買ってくれた ブランドを通じて出会った人たちが買ってくれた 社長をはじめ、数人の社員の方が買ってくれた なんて幸せな1年やったんやろうか 会社で働く身、会社の事業としてやらせてもらってる身としてこの発言はいかがな事かとは思うけど言わせてほしい 売れた本数じゃなく、皆様の反応も含めて僕は自分の想いが沢山の方に伝わり、その方たちと出会えた事が嬉しく、僕の人生の宝物だと本当に思っています こんな経験できな

          TOUR15 THE UNSTOPPABLE LIFE