Shota Ito

創業133年を迎える水野鞄店で働く33歳。 かばんの事、音楽の事を中心に日々思った事を綴… もっとみる

Shota Ito

創業133年を迎える水野鞄店で働く33歳。 かばんの事、音楽の事を中心に日々思った事を綴っていこうかなと思います。

最近の記事

他人の幸せは蜜の味

まずはこちらをご覧いただきたい。 お分かりいただけただろうか? そう、これこそが僕がフェスを愛する理由の大きな1つ。 とにかく音楽を聴いたり、ライブを観てる時の、興奮してる表情、嬉しそうな顔、感極まって泣いてる感情、これが大好きなんです。 特に自分が好きなバンドやアーティストを初見の人が見てる時の「え?なにこれ?未知なんやけどーヤバすぎる」みたいなのが大好物。 で、それってどういうところで多発しているかっていうとフェスなんですよね〜 自分もその笑顔や興奮した表情を

    • 消化するまで昇華し続ける

      何故、UNDERTHESUNを立ち上げたのか? ただの会社員の僕が会社を説得してまでやりたかった理由とは何なのか。 今だから思い返す事でその時の突発的な思いと今のリアルな思いを重ねて俯瞰的に見る事ができる。 色んなところで喋ってるように、音楽やフェスに対する想いは絶対的。コロナ禍を経て、こんなちっぽけな自分でも何かしたい、という想いがUNDERTHESUNを立ち上げた1番の理由というのは今も尚揺るがないもの。 それ以外に何かあるんかな?と今になって思い返すと、1つだけ

      • 自由の反対語は知らない…じゃないかな。

        森道ロスからまだ立ち直る事が出来ない5月30日23時44分JR関西本線の電車の中。 あの2日間を思い返し思い返し、余韻とは少し違う回想に思いを巡らせています。 色んな事が重なり過ぎている今回の森道市場。 まずは、UNDERTHESUNを始めて1番最初のマスクなし・声出しOKのフェスとなった事。 これは僕がコロナ禍にブランドを立ち上げた時に思い描いていた未来そのもの。 コロナ禍にたくさんの鞄ブランドがその時代に沿った商品を開発してる時に、いつ戻ってくるかもわからないフ

        • 反比例の反比例

          「繋がりを繋ぐ」 というブランドコンセプトを掲げて誕生したUNDERTHESUN 何かに迷った時や行き詰まった時、立ち返る場所があると本当に進むべき方向や、やるべき事に導いてくれる存在やな〜と改めてコンセプトや理念の重要さについて考えさせられる最近でした。 1番重要な事は「繋ぐ」だけではなくて「繋がりを繋ぐ」事。 直線的な繋がりではなくて円を描くような繋がりを創る事、それがこのブランドの使命であると感じています。 そんな想いを思い返して、今後のあるべきブランドの姿を

        他人の幸せは蜜の味

          UNDERTHESUN

          何かを始めた事と 何かを始めようとする事 との間には大きな差があるよなーって事を最近考えています。 UNDERTHESUNを始めてから自分に対して色んな発見があって、長所も短所もよーーーくわかりました。 自分1人では何もできないとわかってはいても、どこかで自分が作ったブランドだ!というすぐにでも粉々にすべきプライドも少しあったりして素直になれなかったり。←ここダメなとこね。笑 自分で言うのも小っ恥ずかしいですが、向いてるんじゃないかな?と思うのは言葉や文字で発信する

          視線の先は未来に転がる過去への入り口

          とりあえず見てください、この写真たちを。 既に一般発売している「TOTHECORE」をはじめ、5月中旬に発売を予定している新型2型、「FAMILYTIES」「SPEED」のキービジュアルでございます。 メンバーにも恵まれ、めちゃくちゃ素晴らしいものができたと満足しています。 モデル、カメラマン、ヘアメイク&メイク、スタイリング等、プロの技を目の当たりにしたこの経験は自分のみならず会社にもフィードバックしなければならないなと感じています。 僕が信じているのは「想い」「熱

          視線の先は未来に転がる過去への入り口

          半袖を忘れたけど結果それは必然だったのかもしれない

          あれだけベトナムは暑い、ホーチミンは30℃を超えていると事前に言われていたのに半袖を何故かパジャマ用の1枚しか持っていない事をベトナムに着いて気付いた。そして何度か現地で買うタイミングもあったけど買わなかった。という事は本当に必要なものではなかったのかもしれない。いや、半袖を持って行ってさえいれば、こんな事さえも考えなくても良かったのでは、と長袖半袖ベトナム論争が頭の中を巡るAM0:22にこのnoteを書き始めています。 今回、僕は水野鞄店に入社して初めて海外出張に行かせて

          半袖を忘れたけど結果それは必然だったのかもしれない

          Very Personal Things

          とても個人的な事です。 UNDERTHESUNをスタートさせて、約1年半が経とうとしています。 僕自身、1番驚き感動している事はブランドのコンセプトにも掲げている「繋がりを繋ぐ」を自分自身がUNDERTHESUNを通して「半分」体現できている事。 仮にコロナがなく、既存の仕事をしているだけの世界線があるとしたら…絶対に出会う事がなかった人たち、それも本当に魅力的でいい意味で変態な人たちばかり(僕は本当に大好き)、と出会う事が出来ている今の現実にどれだけ僕は感謝をすればい

          Very Personal Things

          20230113≠20220113

          2023年1月13日。 2022年1月13日とは全く異なる喜びと不安と苛立ちと楽しさを味わっています。 昨年の今頃はまだTOTHECOREの1stサンプルの修正を頼んでいた頃だと思う。 数えきれないし思い出せないくらい色んな事がありましたが、何とか今月に一般発売を迎える事ができます。 そして、続々と今年のフェス開催の発表が国外内問わず目に飛び込んできます。 最初に掲げた 「まずはフェス(音楽)を通して感じていた繋がりを繋ぐ役割を担うブランドになる」 という事を今年

          20230113≠20220113

          TOUR15 THE UNSTOPPABLE LIFE

          家族が皆買ってくれた 友達が買ってくれた フォロワーの方たちが買ってくれた ブランドを通じて出会った人たちが買ってくれた 社長をはじめ、数人の社員の方が買ってくれた なんて幸せな1年やったんやろうか 会社で働く身、会社の事業としてやらせてもらってる身としてこの発言はいかがな事かとは思うけど言わせてほしい 売れた本数じゃなく、皆様の反応も含めて僕は自分の想いが沢山の方に伝わり、その方たちと出会えた事が嬉しく、僕の人生の宝物だと本当に思っています こんな経験できな

          TOUR15 THE UNSTOPPABLE LIFE

          取り戻せないものは刻一刻と。

          サボってたんじゃあ、ありません。 解き放つべく、溜めて溜めて貯めてたんです。 言い訳ですか? いやいや、貯めて溜めて貯めてたんです。 もう季節は春の終わりから夏の終わりになり、UNDERTHESUNのデビュー作「TOTHECORE」のクラウドファンディング終了から約2ヶ月が過ぎようとしています。 どこから話せばいいものか、もうわからなくなっていますが伝えたい事はただ一つ。 本っっっっっっっ当にありがとうございますっっっっっっっっっ 音楽、フェス、それに準ずる全てのカル

          取り戻せないものは刻一刻と。

          白ワインは緊張と興奮を交わらす温度

          5/12 22:37 明日、makuakeにて受注がスタートする。 とても緊張している。 とても興奮している。 緊張と興奮を交わらせて昇華してくれるのは 白ワインとGEZAN 音楽フェスやライブが日常に戻ってくる時、 「鞄屋の僕でも何か貢献していたい」 「そこにある沢山の笑顔を鞄を通して共有したい」 その想い一心で、約10カ月走り抜けてきました。 そして出来上がったこのリュック、魂込めて作りました。 是非、一度触れて欲しいです。 (実際には触れられないのでmak

          白ワインは緊張と興奮を交わらす温度

          全ての始まりは餓鬼畜生の戯言

          来たる5/13、クラウドファンディングをスタートさせようとしてきます。 これが僕を取り巻く環境においてどういう意味を孕んでいるのか。 その件について、ここでは言及しないつもりでいます。 ただ、僕は文字通り命を削ってUNDERTHESUNを立ち上げました。そしてこの先、色んな人に想いを届けたいと思っています。 今までSNSを使って想いを発信してきました。 ん?ほとんどプライベートを晒しているだけのアカウントだって? こんな感じですが、フォロワーさん達との会話やいいね

          全ての始まりは餓鬼畜生の戯言

          拒絶する恐怖は明日への希望

          あと3週間もすれば、クラウドファンディングが始まります。 すげー不安。笑 吐きそう。笑 結果なんか知りたくない。笑 ずっとGWでいてくれ。笑 その日が近付くにつれて不安と恐怖で押し潰されそうになっています。 実際、会社やメンバーにはそんな素振りを全く見せていないつもり。(このnotnも多分見てないし) それと比例して、最終サンプルのクオリティやクリエイティブのクオリティはとても満足のいくものになっています。 心から「かっけぇ!」「使い勝手も最高」「皆に勧めたい」「サ

          拒絶する恐怖は明日への希望

          ようこそ、出口のない入口へ。

          今日は娘と2人きりなので花見に行こうと思っていたのに生憎の雨。により、いつも通り家でエントリーモデルよりかはそこそこ良い音響で音楽を聴きながら娘との時間を楽しんでいます。 昨日はコロナになってから初めて、初めてのフェスに行ってきました。 こいつと一緒に初参戦だぜっ! 寝袋挟まってるけど、友人の車に置いて行ったぜ! そんな事どうでもいいけど、使いやすかった。 自分が作ったリュックだからってのが8割方の理由だとは思うけど、良いとこ突いてんなーこのリュックって思ったよ。

          ようこそ、出口のない入口へ。

          この鞄1つ。たった1つに込める覚悟。

          FUNKY MONKEY BABY'○ の歌詞にあるような、熱い思いが表れたタイトルですね。 弊社のランドセルのインスタライブを終え、カネコアヤノを聴きながら、電車を待っている。この瞬間に書き始めています。 5月13日、makuakeで販売をスタートさせる予定です。唐突に、あっさりに、発表しましたが、急ピッチでそのスケジュールに合わせて動いています。 「TOTHECORE」と命名した、こいつがついに皆様へしっかりとした姿でお見せできる事を、感慨深く思っています。 公式

          この鞄1つ。たった1つに込める覚悟。