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瞬間を捉える音は光速で終末へ向かう

よく「〜っていう時によく聴いた曲は?」と聞かれる事がある。

音楽が好きだと公言させていただいていますが、正直に言うとこの質問に対してこれだという答えを僕は持っていません。

例えば「失恋した時に聴いた曲は?」という問いに対してこれだという答えはないし、「自分を奮い立たせる時に聴く曲は?」という問いに対しても答えを出すのが難しい。

確かにそういう時に聴く曲はある。

でもそれは今と自分が16歳の時とは違う。

その曲が自分の中の永遠のテーマとなる事はないんです。

自分の心の成長やその時の状況によって曲そのものに対する捉え方も変わりますしね。
(でもリフが最強な曲は〜とか音楽的要素と絡めたものに関してはこの限りではないっす)

いい意味で言えば「都合の良い」もの。

自分の解釈で捉え、時に元気づけてくれ、時には更に底に落としてくれる。

全ては自分の捉え方次第。

そういう何があるかわからない人生にそっと寄り添ってくれる音楽が大好きなんです。

それは映画や芸術全般に言える事とは思うんですが、そこに人は救いを見出すんだと思ってます。

自分だけの世界で自分だけに向けられたメッセージ。

ポジディブだろうがネガティブだろうが自分だけが理解できる世界。

それを拡張するも自分だけのものにするも自分次第。

瞬間に感じたものは刹那的に自分の中で昇華させる。

UNDERTHESUNを始めたのもそう。

瞬間、瞬間に感じたものを昇華させ積み上げたもの。

多分これは何十年もの間、積み重なったもの。

コロナという大きな引き金によって一気に放たれたもの。

くだらなくて現実味のない夢とか想いとか思い付きとか、絶対に大事にしまっておいた方がいい。

何か冒頭の質問を受けた時にそんな事を急に思いました。

っていう話でした。

しゅーしゅー(終ー終ー)


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