デジタルデトックス・アドバイザー養成講座day8

こんにちは、ライターのチセサカイです。
DIGITAL DETOX JAPANでインターンをしています。

家を持たずに旅していて、物理的にはトランク一つだけのミニマリストな生活です。デジタルでも身軽に過ごすべく、そしてデジタルミニマリストのメリットをお伝えすべく、「デジタルデトックス・アドバイザー養成講座」の受講メモを残します。

また本格的なレポートはDIGITAL DETOX JAPANへ寄稿させて頂こうと思っていますので、お楽しみに!

学んだこと:疲れには2種類あり、中枢性疲労には気づきづらい

疲れには
①筋肉が疲れる末梢性疲労
②脳が疲れる中枢性疲労

の2種類があります。このふたつの疲労のうち、脳の疲れである中枢性疲労を、我々は感じにくいそうです。

なぜなら、とにかく新しいものが大好きだからです。どんなに疲れていても、新しいことには反応し続けてしまうそうです。ずっと昔から、新しい情報を得ているほうが生き延びやすかったので、生存のためにそういう仕組みになっているのです。

だから、息抜きにスマホを見るというのは、じつは成立しません。スマホは常に新しい情報+動画、文章、画像などの種類の多い情報なので、実は脳をたくさん反応させ、よけいに疲れさせてしまっています。

学んだこと:マルチタスクをできる人はおらず、スイッチタスクを繰り返している

これはよく聞く話なので、なんとなく知っていました。スイッチタスクというのは、タスクの切り替えのことです。

先述のようにスマホの中の情報は、画像、動画、文章、音……と複数種類が組み合わさっています。なのでスマホを見ているだけで脳のタスクになってしまいます。

加えて、スマホを触る時間をしらべると、我々は12分に1回くらいスマホに触り、1回あたりの時間は1~2分程度だそう。頻度が多く、短時間なことが多いです。ほかの作業を中断してスマホを見ているなら、12分に1回、細かくスイッチタスクを繰り返している状態です。

一度途切れた集中力は取り戻すのに23分かかるそうなので、スマホを細かく見ている限りは深い集中は得られません。

学んだこと:デジタルデトックスはダイエットと一緒なので、続けないと意味がない

1日デジタルデトックスをしても、効果があるのは一時的なので意味がない、という論調があります。これはそのとおりです。

ダイエットと同じで、一日断食して1キロやせてもすぐリバウンドする、という話です。

なのでデジタルデトックスはむりせず、続けられる範囲で、ずっと継続するものとして捉える必要があります。

思ったこと:バイオフィリアがあったならデジタルフィリアも起こるのだろうか

しようもないことを思ったのですが……

人間は脅威ばかり与えてくる自然の中で、リラックスできるように適応していったというのがバイオフィリア(人は自然を好む)の考え方です。

もともとつねに「死ぬかもしれない」状態の自然の中で、ずっと緊張していたらそれはそれで早死にする。なので人間はいわゆる「1/fゆらぎ」などの自然の光景や音に癒やされるように適応していったそうです。

100世代くらい先になればデジタルに適応して、ブルーライトでリラックスしたりするのだろうか。などと思ってみましたが、今世代の我々では無理そうなので、デジタルデトックス的なお付き合いをしていくほうが懸命ですね。

day8のお題

生活に自然を取り入れる

グリーンを身近に置きたいところですが、家を持っていないので持ち物をかんたんには増やせません。レオンには憧れているけれど、植木鉢を持ちながら旅はちょっとむずかしそうです。そして、わたしにはオリーブの木を枯らした前科があります。

なので、音で自然を取り入れることが多いです。

スマホアプリ「Better Sleep」は入眠や瞑想に利用できるBGMを多く扱っています。その中に水の音や森を歩く音、焚き火の音などの自然音も入っています。リラックスしたい時間はこのアプリで自然音を流すことが多いです。

タイマー機能や睡眠記録機能もあるので、使い勝手がよくおすすめです。気になる方はインストールしてみてください。

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