わらしま

IT業界で働く子持ちの40代女性です。エンジニアですが最近は開発組織で組織管理や組織横…

わらしま

IT業界で働く子持ちの40代女性です。エンジニアですが最近は開発組織で組織管理や組織横断案件の推進をしています。趣味は旅行と3年前に始めたバイオリン。頭の整理のためにつらつらと普段の気づきを書きます。

最近の記事

メンバーそれぞれの働き方を大切にしたい

最近、社外の方に管理職は会議が増えるようだが 時短勤務が可能なのか質問を受けました。 現在はすっかりフルタイムに戻っていますが 8年ほど前は管理職をしながら時短勤務をしていましたので 可能です、と返事をしました。 その時にふと気づきましたが、 時短に限らずいろいろな働き方スタイルの方がいます。 私の周りにも過去に次のような働き方のメンバーがいらっしゃいました。 ・早朝〜夕方のフルタイム勤務 ・午前遅め〜夜のフルタイム勤務 ・育児による時短勤務 ・体調不良による勤務制限 早

    • 横断組織と各組織との連携も仕組み化にメリットがある

      開発横断組織に所属私はシステム開発の横断組織と呼ばれるチームに所属しています。 プログラムを書いたりシステムを構築するような業務はなく 開発に関する様々な方針やルールを考えて上位メンバーと合意形成をしたり さまざまな組織とのハブ役となる業務がメインです。 全社から様々な対応依頼、ヒアリングを受ける私のチームでは日々、全社からの様々な開発対応依頼やヒアリングを受け、 管轄している10以上の組織へ依頼を行う業務があります。 例えば、担当システムで○○を利用しているかどうか、

      • 組織の目標検討に時間がかかりすぎてしまったことの振り返り

        開発横断組織に所属私はエンジニアで、 開発組織の横断組織と呼ばれるチームに所属しています。 チームの業務は開発ではなく、 300人程の開発組織全体の方針やルールを決めるサポートや推進、 目標設定と目標の進捗確認を行っています。 来年度の目標検討に四苦八苦4月から新年度になるにあたり、 開発組織全体の来年度の目標を検討しています。 私の担当している1つの目標は、 過去に目標設定された前例や参考情報が少ないです。 その中で目標指標とゴール数値を決めなければいけないため この業

        • 40代で始めたバイオリン、どんな先生がおすすめか

          私は40歳でバイオリンを習い始め、3年になります。 小さい頃にピアノは習っていましたが 弦楽器は全くの初めてでした。 最初は家族に木こりと呼ばれるほど音が出ませんでしたが 現在はヤマハ大人の音楽教室で教本も3冊目まで進み、 カノンやG線上のアリアなど 初心者向けに編集されていない曲もひけるようになりました。 ここまで楽しく続けられて上達できているのは 良い先生に出会えたからです。 今の先生の良い点、小さい頃習っていたピアノの先生も振り返りながら 私なりにバイオリンを習うとき

        メンバーそれぞれの働き方を大切にしたい

          開発組織の目標設定で意識していること

          開発横断組織に所属私はシステム開発の横断組織と呼ばれるチームに所属しており、 300人程の開発組織全体の方針やルールを決めるサポートや推進、 目標設定と目標の進捗確認を行っています。 プログラムを書いたりシステムを構築するような業務はなく 開発に関する様々な方針やルールを考えて上位メンバーと合意形成をしたり さまざまな組織とのハブ役となる業務がメインです。 目標を設定する際に意識していること私の組織では管轄する開発組織のシステム障害の発生件数、リリース数、 稼働時間などさ

          開発組織の目標設定で意識していること

          格上の管理職から指摘を受けたときの気持ちの切り替え方

          私は開発組織にある横断組織で管理職をしています。 プログラムを書いたりシステムを構築するような業務ではなく、 開発に関する様々な方針やルールを考えて上位メンバーと合意形成をしたり さまざまな組織とのハブ役となり組織横断案件を推進しています。 業務ではメンバーが格上の管理職へ報告や合意形成を行うこともあります。 組織が大きく、その方に話しかけやすい雰囲気があったとしても 気軽に話しかけて関係性を構築することは難しいです。 その為、メンバーが格上の管理職へ連絡をする時は とても

          格上の管理職から指摘を受けたときの気持ちの切り替え方

          チームの業務体制を変え続けるメリット

          私は3年ほど前から開発系の横断組織に所属しており 管理職として5名前後のメンバーの担当業務を半年毎に決めています。 以前、メンバーが担当業務に慣れ、◯◯といえば◯◯さんと思われるほど周囲からも信頼を受け、ご自身にとっても自分の業務として愛着や自信を持っている中で、業務をそのまま任せるべきか悩む事がありました。 ですが、最近では担当は変えていく方がメリットがあると考えています。 その理由をいくつか上げてみます。 非連続な業務の進化ができる 長期で業務を担当し、常に改善し続け

          チームの業務体制を変え続けるメリット

          開発横断組織に求められるスキル

          開発横断組織に所属私は開発組織の横断組織と呼ばれるチームに所属しています。 チームの業務は開発ではなく、 300人程の開発組織全体の方針やルールを決めるサポートや推進、 150人程の開発組織の目標設定や進捗確認を行っています。 プログラムを書いたりシステムを構築するような業務はなく 開発に関する様々な方針やルールを考えて上位メンバーと合意形成をしたり さまざまな組織とのハブ役となる業務がメインです。 全員がリードできるプロフェッショナル集団にしたい私はこのチームが全員PM

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          軽井沢旅行の移動に「よぶのる軽井沢」が便利だった

          先日軽井沢へ2泊3日で旅行へ行き、 軽井沢周辺の移動に「よぶのる軽井沢」という相乗りタクシーのようなサービスを利用しました。 車がない時でも行動範囲が広がって便利だった事に加えて AIに人間が動かされるような仕組みがとても印象的でした。 いくつか印象に残っていることを記載します。 好きな時間に希望の停留所間を移動できる 軽井沢〜追分周辺に60箇所以上の停車場所があり、 WEBサイト(スマートフォン専用)から乗車場所と降車場所、希望の乗車時間を指定します。 その後、指定した

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          ビジネス書は古本屋さんがおすすめ

          私は生産性、問題解決、論理的思考、伝え方など 仕事に役立つビジネス書を読むことが多いです。 最も活用するのは図書館ですが、 他でよく活用するのがBOOKOFF(ブックオフ)です。 どうしても読みたい新書はAmazonや本屋を利用します。 新品の本を扱う本屋と比較して古本屋を利用するメリットをまとめます。 1)本の在庫数=レビュー数として見ている 私が最もブックオフを利用するのはこのためです。 新品の本屋さんでは話題の新書はたくさん平積みになっていますが、 過去の本は売れた

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          40代で始めたバイオリンでやってよかったこと

          私は40歳でバイオリンを習い始め、3年が経ちます。 小さい頃にピアノは習っていましたが 弦楽器は全くの初めでした。 最初は家族に木こりと呼ばれるほど音が出ませんでしたが 現在はヤマハ大人の音楽教室で教本も3冊目まで進み、 初心者向けに編曲されていない曲も弾けるまでになりました。 この3年間で自分がやってよかったと思うことを3つあげてみます。 バイオリンや楽器だけでなく何かを始める時は 同じような事が言えるのではないかと感じます。 始めた直後に高いバイオリンを買わない 一番

          40代で始めたバイオリンでやってよかったこと

          管理職がサークル活動でメタ認知を得る

          私は40歳でバイオリンを習い始め、3年が経ち、 半年前には会社の管弦楽サークルに参加しました。 このサークルでの経験が、私の仕事に対する新たな視点をもたらしました。 1. サークルの若手リーダーシップ サークルでは、多くのメンバーが私よりも若く、楽器の腕前も圧倒的です。 若手の方々が率い、意見を出し合いながら演奏が進行します。 私は練習についていくのが精一杯で、 周りの方にはフォローやお気遣いいただくことが多いです。 その中で憧れの合奏に参加できて最高に楽しい時間を過ごし

          管理職がサークル活動でメタ認知を得る

          私にとって個性は魅力でしかない

          私の会社はフルリモートワークのため、 普段は業務のMTGも雑談も基本オンラインです。 先日、普段関わりのない他部署の方大勢とリアルで 食事をしながら会話する機会がありました。 その場にいた方々は40代が多そうに思いますが、 50歳までに独立することを目指してきた方が、ついに独立。 来週に迫っている海外のランニング大会に行こうか迷っている方。 髪の色やファッションが唯一無二の方々。 と、活き活きとしていて センスや個性に引き込まれるような魅力を感じる方ばかりでした。

          私にとって個性は魅力でしかない

          中高生の探究学習に参加して感じたこと

          私は中高生の探究学習に社内ボランティアとして参加しています。 授業に参加して中高生の考えたさまざまなアイデアに対して 働く人観点でのフィードバックをしたり、 一緒にアイデアを考えたりします。 今は中学生でも社内で発表できるくらい 高レベルなプレゼンテーションをする方がいてとても驚きます。 インターネットを駆使し、よくそこまで調べたなぁと思う発表をします。 一方、アイデアや考えは無難な事が多いです。 AI、VR,AR、SNSを使ったアイデアが多く 既に世の中にあるサービスや技

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          たまにはいつもと違う人と話してみよう

          以前、AERA編集長をされていた浜田 敬子さんのセミナーを聞く機会があり、様々な仕事のチャンスを得るには 社内に広いネットワークがあると良いと伺いました。 私の働く会社はフルリモートワークです。 リモートワークも1年以上となり、ふと自分の生活を振り返ると、 社内のネットワークが広がっていないことに愕然としました。 私は積極的にコミュニティに入ったり多くの仲間を作るより 少ない仲間を大切にする方が好みではありますが それ以降、社内外も含めて業務以外の方との接点が少しでもあるよ

          たまにはいつもと違う人と話してみよう

          評価を想像しながらアサインする

          5人前後のメンバーのいるチームリーダーを10年ほどしています。 これまで同じチームになった方には、 常に高い評価を目指す方もいれば、 高い評価には興味を示さず程よく頑張りたい方もいました。 高い評価を目指す方に業務をアサインしたり 業務の期待値についてその方と会話をするとき、 私は常に半年に一度行っている評価のことをイメージします。 今働いている会社で高い評価を得るために 必要な達成事項がいくつかあります。 今お願いしている業務が想定通りに進められた時 達成事項を満たせてお

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