わらしま

IT業界で働く子持ちの40代女性です。エンジニアですが最近は開発組織で組織管理や組織横…

わらしま

IT業界で働く子持ちの40代女性です。エンジニアですが最近は開発組織で組織管理や組織横断案件の推進をしています。趣味は旅行と3年前に始めたバイオリン。頭の整理のためにつらつらと普段の気づきを書きます。

最近の記事

40代で始めたバイオリン、ピアノ経験者が感じた違い

40代でバイオリンを始める私は40歳でバイオリンを習い始め、3年半になります。 小さい頃にピアノは習っていましたが 弦楽器は全くの初めてでした。 これまで何度かオーケストラ演奏を聞く機会があり、 大勢で演奏ができ、 ピアノのように叩いて音を出す楽器ではなく 弓で弾くバイオリンをいつかはやってみたいと以前から思っていました。 引越して自宅前の音楽教室でちょうどバイオリンレッスンが始まったこと コロナ禍でリモートワークになったことなど 複数の偶然が重なってバイオリンレッスンを始

    • 40代で始めたバイオリン、オフラインレッスン視点でみるオンラインレッスンとの違い

      40代でバイオリンを始める私は40歳でバイオリンを習い始め、3年半になります。 小さい頃にピアノは習っていましたが 弦楽器は全くの初めてでした。 これまで何度かオーケストラ演奏を聞く機会があり、 大勢で演奏ができ、 ピアノのように叩いて音を出す楽器ではなく 弓で弾くバイオリンをいつかはやってみたいと以前から思っていました。 引越しして自宅前の音楽教室でちょうどバイオリンレッスンが始まったこと コロナ禍でリモートワークになったことなど 複数の偶然が重なってバイオリンレッスンを

      • 開発組織横断業務において強く意識していること (2/2)

        前回のお話前回は開発横断組織に所属する私が、 業務遂行時に意識している3つのポイントのうち2つを紹介しました。 今日はその続きで残りの1つを記載します。 共通化・統一化:情報の整理や比較を容易にし、混乱を避けるため、フォーマットやルールの統一化を行う。ただし、画一的な統一は避け、組織間のメリットデメリットを考慮する。 客観的な視点を持つ:特定の組織に寄り添いすぎず、全体を俯瞰する視点を持つ。これにより、適切な判断や組織間の業務負荷バランスの調整が可能になる。 各組織の

        • 開発組織横断業務において強く意識していること (1/2)

          開発横断組織に所属私は開発の横断組織と呼ばれるチームに所属しており、 組織横断で取り組む業務の推進やハブ役として働いています。 普段、横断業務では案件ごとに私のチームから2〜4名ほど参加し、 上位層と合意形成を行いながら 各組織の状況のヒアリングや依頼、他組織との連携等を行っています。 今回は、このような業務を行う際に普段意識していること 3つのうち2つについて記載します。 1.共通化・統一化横断組織は情報を整理し、比較や理解がしやすく混乱させないように 様々なことを共通

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          業務数値の可視化とExcelにおけるAI活用

          開発横断組織に所属私はシステム開発の横断組織と呼ばれるチームに所属しています。 プログラムを書いたりシステムを構築するような業務はなく 開発に関する様々な方針やルールを考えて上位メンバーと合意形成をしたり さまざまな組織とのハブ役となる業務がメインです。 最近、私の業務では開発に関する数値をExcel等で扱うことが多く、 その中でのシンプルな気付きを残します。 (もう知っている、という方が多いかもしれません) 数値は比較対象が必要私の業務では様々な数値を可視化して経過観測

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          誰に相談してもいいは相談しづらい

          現在、私はIT企業の開発横断組織で数名のメンバーが所属する チームのリーダーをしています。 以前、私は1つの業務に対して1名のリード担当者を割り当て、 フォローや相談は他の数名で行う体制をとっていました。 それは、フォローや相談をしたいときは 手が空いている方が積極的にフォローしたり、 担当者が自分で人選して相談できる方が 業務がスムーズにまわると考えていたためです。 この体制のもと、ある方にいくつか業務をお任せし、 何かあればいつでも私を含めて関係メンバー数名に 誰でも

          誰に相談してもいいは相談しづらい

          対話を通じて気づく本当の自分

          GWを挟み1ヶ月ほど更新が空いてしまいましたが 引き続き空いた時間でゆるゆると普段の気付きを更新していきます。 私はIT企業の開発横断組織で数名のメンバーが所属する チームリーダーをしています。 リーダー歴は10年ほどで、 これまで様々なメンバーと毎週1on1をしてきました。 様々な方との会話を通して、 自分では本心や本音が明確にあるのに 話している本人はそれに気づいていないケースがあると 最近感じています。 例えば、以下のようなケースです。 ・迷っていると話しているけ

          対話を通じて気づく本当の自分

          メンバーそれぞれの働き方を大切にしたい

          最近、社外の方に管理職は会議が増えるようだが 時短勤務が可能なのか質問を受けました。 現在はすっかりフルタイムに戻っていますが 8年ほど前は管理職をしながら時短勤務をしていましたので 可能です、と返事をしました。 その時にふと気づきましたが、 時短に限らずいろいろな働き方スタイルの方がいます。 私の周りにも過去に次のような働き方のメンバーがいらっしゃいました。 ・早朝〜夕方のフルタイム勤務 ・午前遅め〜夜のフルタイム勤務 ・育児による時短勤務 ・体調不良による勤務制限 早

          メンバーそれぞれの働き方を大切にしたい

          横断組織と各組織との連携も仕組み化にメリットがある

          開発横断組織に所属私はシステム開発の横断組織と呼ばれるチームに所属しています。 プログラムを書いたりシステムを構築するような業務はなく 開発に関する様々な方針やルールを考えて上位メンバーと合意形成をしたり さまざまな組織とのハブ役となる業務がメインです。 全社から様々な対応依頼、ヒアリングを受ける私のチームでは日々、全社からの様々な開発対応依頼やヒアリングを受け、 管轄している10以上の組織へ依頼を行う業務があります。 例えば、担当システムで○○を利用しているかどうか、

          横断組織と各組織との連携も仕組み化にメリットがある

          組織の目標検討に時間がかかりすぎてしまったことの振り返り

          開発横断組織に所属私はエンジニアで、 開発組織の横断組織と呼ばれるチームに所属しています。 チームの業務は開発ではなく、 300人程の開発組織全体の方針やルールを決めるサポートや推進、 目標設定と目標の進捗確認を行っています。 来年度の目標検討に四苦八苦4月から新年度になるにあたり、 開発組織全体の来年度の目標を検討しています。 私の担当している1つの目標は、 過去に目標設定された前例や参考情報が少ないです。 その中で目標指標とゴール数値を決めなければいけないため この業

          組織の目標検討に時間がかかりすぎてしまったことの振り返り

          40代で始めたバイオリン、どんな先生がおすすめか

          40代でバイオリンを習い始める 私は40歳でバイオリンを習い始め、3年になります。 小さい頃にピアノは習っていましたが 弦楽器は全くの初めてでした。 最初は家族に木こりと呼ばれるほど音が出ませんでしたが 現在はヤマハ大人の音楽教室で教本も3冊目まで進み、 カノンやG線上のアリアなど 初心者向けに編集されていない曲もひけるようになりました。 ここまで楽しく続けられて上達できているのは 良い先生に出会えたからです。 今の先生の良い点、小さい頃習っていたピアノの先生も振り返り

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          開発組織の目標設定で意識していること

          開発横断組織に所属私はシステム開発の横断組織と呼ばれるチームに所属しており、 300人程の開発組織全体の方針やルールを決めるサポートや推進、 目標設定と目標の進捗確認を行っています。 プログラムを書いたりシステムを構築するような業務はなく 開発に関する様々な方針やルールを考えて上位メンバーと合意形成をしたり さまざまな組織とのハブ役となる業務がメインです。 目標を設定する際に意識していること私の組織では管轄する開発組織のシステム障害の発生件数、リリース数、 稼働時間などさ

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          格上の管理職から指摘を受けたときの気持ちの切り替え方

          私は開発組織にある横断組織で管理職をしています。 プログラムを書いたりシステムを構築するような業務ではなく、 開発に関する様々な方針やルールを考えて上位メンバーと合意形成をしたり さまざまな組織とのハブ役となり組織横断案件を推進しています。 業務ではメンバーが格上の管理職へ報告や合意形成を行うこともあります。 組織が大きく、その方に話しかけやすい雰囲気があったとしても 気軽に話しかけて関係性を構築することは難しいです。 その為、メンバーが格上の管理職へ連絡をする時は とても

          格上の管理職から指摘を受けたときの気持ちの切り替え方

          チームの業務体制を変え続けるメリット

          私は3年ほど前から開発系の横断組織に所属しており 管理職として5名前後のメンバーの担当業務を半年毎に決めています。 以前、メンバーが担当業務に慣れ、◯◯といえば◯◯さんと思われるほど周囲からも信頼を受け、ご自身にとっても自分の業務として愛着や自信を持っている中で、業務をそのまま任せるべきか悩む事がありました。 ですが、最近では担当は変えていく方がメリットがあると考えています。 その理由をいくつか上げてみます。 非連続な業務の進化ができる 長期で業務を担当し、常に改善し続け

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          開発横断組織に求められるスキル

          開発横断組織に所属私は開発組織の横断組織と呼ばれるチームに所属しています。 チームの業務は開発ではなく、 300人程の開発組織全体の方針やルールを決めるサポートや推進、 150人程の開発組織の目標設定や進捗確認を行っています。 プログラムを書いたりシステムを構築するような業務はなく 開発に関する様々な方針やルールを考えて上位メンバーと合意形成をしたり さまざまな組織とのハブ役となる業務がメインです。 全員がリードできるプロフェッショナル集団にしたい私はこのチームが全員PM

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          軽井沢旅行の移動に「よぶのる軽井沢」が便利だった

          先日軽井沢へ2泊3日で旅行へ行き、 軽井沢周辺の移動に「よぶのる軽井沢」という相乗りタクシーのようなサービスを利用しました。 車がない時でも行動範囲が広がって便利だった事に加えて AIに人間が動かされるような仕組みがとても印象的でした。 いくつか印象に残っていることを記載します。 好きな時間に希望の停留所間を移動できる 軽井沢〜追分周辺に60箇所以上の停車場所があり、 WEBサイト(スマートフォン専用)から乗車場所と降車場所、希望の乗車時間を指定します。 その後、指定した

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