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業務数値の可視化とExcelにおけるAI活用


開発横断組織に所属

私はシステム開発の横断組織と呼ばれるチームに所属しています。
プログラムを書いたりシステムを構築するような業務はなく
開発に関する様々な方針やルールを考えて上位メンバーと合意形成をしたり
さまざまな組織とのハブ役となる業務がメインです。
最近、私の業務では開発に関する数値をExcel等で扱うことが多く、
その中でのシンプルな気付きを残します。
(もう知っている、という方が多いかもしれません)

数値は比較対象が必要

私の業務では様々な数値を可視化して経過観測することが増えてきました。
いままで可視化したことのない数値を可視化することもありました。
そんなとき、とりあえず可視化はしてみたのものの、
さぁそれからどうしようかと思うことはないでしょうか。
数字をパッと見ても多いのか少ないのか良いのか悪いのかがわかりません。
例えば、「0.00001」と言われても
それが高いのか低いのか全くわかりません。
体温が39度だったとき、それが高い体温と感じるのは
平熱と比較対象としているからです。
そのため、数値には比較対象があると初めていろいろ見えてきます。

数値はグラフが見やすい

いろいろなデータをかき集めてExcelにまとめていく中で
どこまでグラフを作成するべきか迷うことがありました。
結論としては、グラフがあると比較のしやすさで
大きなメリットがあると感じました。
例えば、下の数値でパッとこの数値の違和感や傾向がつかめるでしょうか?

これをグラフにすると、Aの2021はとりわけて数値が大きい、
そして、BはAやCに比べて一段低い数値であることがわかります。

数値には比較対象が必要、かつその比較対象と比較するには
グラフの方が視覚的に早く気づくことができます。

グラフにする際もグラフの種類やデザインに迷うことはないでしょうか。
数値は比較できることが重要と考えると
比べる視点をイメージすると
グラフやデータの並べ方のヒントにもなるかもしれません。

Excelの関数はすべてAIに作成してもらう

作業をする中で昔のExcel作業との変化がありました。
それは、Excelを作成する中で、もうAIは手放すことができません。
ChatGPTなどのAIをつかい
「Excelで◯◯シートのA列が"aaa"でその行のB列の値を合算する関数をください」
と入力するとシート名や具体的な文字列も反映された状態で関数を返してくれるのでコピペするだけです。
複雑な関数になりすぎてしまい、読み解きにくい懸念はありますが
逆に複雑な関数が何をしているのかAIに聞けば
文章で返してくれそうな気もします。(こちらは未確認ですが)


AIはやはり便利です。
積極的に使いこなす幅を広げていきたいと思います。

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