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格上の管理職から指摘を受けたときの気持ちの切り替え方

私は開発組織にある横断組織で管理職をしています。
プログラムを書いたりシステムを構築するような業務ではなく、
開発に関する様々な方針やルールを考えて上位メンバーと合意形成をしたり
さまざまな組織とのハブ役となり組織横断案件を推進しています。

業務ではメンバーが格上の管理職へ報告や合意形成を行うこともあります。
組織が大きく、その方に話しかけやすい雰囲気があったとしても
気軽に話しかけて関係性を構築することは難しいです。
その為、メンバーが格上の管理職へ連絡をする時は
とても緊張している様子が伺えます。
テキストメッセージでは言葉のニュアンスも掴みづらく、
私から見れば上位からの単純な質問に読めることも
メンバーにとっては強く指摘を受けたように感じてしまうこともあります。
そのような時に私はメンバーへ深く受け止めすぎないようにする考え方をいくつか提案しました。
そのアドバイスに納得感があったようで
その後もそう考えるようにしていると話してくれました。

それは、上位へ連絡した内容は自分だけの意見ではなく
一緒に業務をしているみんなの意見
と思うことです。
仮に上位から指摘を受けた時、
自分の意見に対して指摘を受けたと捉えると
自分が責められたように感じてしまう事があります。
ですが、みんなで認識を合わせた内容を連絡しているのだから
これは一緒に業務をしているみんなの意見だ!と考えると
指摘を受けた時でも自分だけが矢面に立つことはなく
みんなで指摘を受けたと思えるそうです。

もちろん意見は他人の考えではなく、
自分の考えとして述べるべきです。
ですが、指摘を強く受け止めすぎないようにする為には
良い気の持ちようではないかと感じました。
また、横断組織では各所との連携における難しさが多くあり、
このような気持ちのかわし方はあるに越したことはありません。
また良いかわし方があればnoteに残していこうと思います。


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