甘い言葉がある。辛い言葉がある。英語だとわかるニュアンス、日本語の方が腑に落ちやすいフレーズもある。
そんな映画の英語の名セリフを、拙訳と共に引いてみる。
目標は和田誠の「お楽し…
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2022年8月の記事一覧
“君が感じたままを歌うんだ。人々はそういう歌を聴きたいと思い、そういう歌で救われるんだ。”_”Walk the Line”(2005)
ホアキン・フェニックスが吹き替えなしの歌を披露し主演するカントリー・ミュージック歌手Johnny Cashの伝記映画「ウォーク・ザ・ライン 君へと続く道」より。原題の'Walk the Line'は、Johnny Cashのヒット曲'I Walk the Line'から取られている。 1955年テネシー州Memphis(メンフィス)。Johnny Cashは既に一児のパパ。軍を除隊後、家庭用品のセールスマンとして訪問販売をするが、うまくいかない。ベーシストと電気ギターを弾く
“正義とは赤いリボンや金モールには目をやらないもの。殺された女の叫びのみ耳にするもの。“_“THE NIGHT OF THE GENERALS”(1967)
オープニングだけは”ヌーヴェル・ヴァーグの父”アンリ・ドカエのカメラが冴え渡っていて、あとはなんというかひたすら重苦しいだけのジメジメした(142分も必要だったか?)映画「将軍たちの夜」より。 ドイツ国防軍として実際に前線に出た東プロイセン出身のハンス・ヘルムート・キルスト原作。また、ハリウッド作品ながら、出演者は全てイギリス及びヨーロッパの俳優であり、そのことが本作に一種独特の雰囲気を与えているのは、間違いない。 舞台は1942年、 と後世に評される、ナチス・ドイツに根