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甘い言葉がある。辛い言葉がある。英語だとわかるニュアンス、日本語の方が腑に落ちやすいフレーズもある。
そんな映画の英語の名セリフを、拙訳と共に引いてみる。
目標は和田誠の「お楽し…
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「身を隠すには良い土地さ。誰もが覗きたくない土地だから。」 「Sorcerer」または「The Wages of Fear」(1977)
ウィリアム・フリードキンは1970年以降のアメリカ映画の最も重要な要素の二つであるアクション映画とA級ホラー映画を、ある批評家の言葉を借りれば、「実質的に発明」した。ダーティハリーと合わせ、その後の映画とテレビにおける刑事物のパターンを決定した「フレンチ・コネクション」とオカルト映画の走り「エクソシスト」だ。 音響馬鹿、演出過剰、鋭いカッティング。 ヌーヴェルヴァーグの革新の風をハリウッドに持ち込んだ、フリードキンが2つの世界的大ヒットの後、次に手掛けた作品が「Sorcer
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”1951年 テキサス州 アナリーン 変わるはずのものは何もなかった…” "The Last Picture Show"(1971)
「ラスト・ショー」という懐古的、ノスタルジアな甘い響きに反して、その味は非常に鬱屈。1950年代初頭テキサスの小さな町を舞台に、閉鎖する映画館とともに若者たちの青春とアメリカの失われた夢の終わりを淡々と描いた秀作だ。 起伏のある展開というものはない。主人公のソニー(演: ティモシー・ボトムズ)は、くたびれた機動音を奏でる1951年のフォード・カスタム デラックス(Ford Custom Deluxe)を乗り回し、テキサス州の小さな町、アナリーンをあっちへ行ったりこっちへ行っ