就活/転職で「やりたいこと」がなくても内定獲得が出来る理由 - ラスト -
✅ やりたいことがないと内定が勝ち取れないのではないか
✅ やりたいことがないのにどうやって就活や転職活動に臨めばいいのか
この記事にたどり着いたあなたは、今まさに就活中だったり、コロナによって改めて自分自身と向き合い、転職活動中という方も多いと思います。
そして、その場合どうしても内定獲得には「やりたいこと」がなければ、それを語れなければ、思うような結果が出ないのではないかと不安だと思います。
ですが、結論から伝えると、やりたいことがなくても就活や転職では戦えます。内定を勝ち取ることは可能です。
その理由と考え方をこれまでのいくつかの記事で本気でお伝えしてきました。ぜひ参考にしてみてください。
大丈夫です、あなたの悩みは必ず解決できます。
その1 「やりたいこと」を正しく把握することが解決の糸口
「やりたいこと」という言葉には、2つの意味が存在している、というのが僕の考えです。
まずは、それを正しく認識する必要があります。それが正しく認識できることであなたの悩みを解決する糸口になります。
すべては言葉の解釈のズレによる問題なのですが、これを正しく把握できてる人が決して多くありません。
問題を解決する前の段階で、就活や転職活動における「やりたいこと」という言葉の解釈を正しく認識しましょう。
そしてそれがわかれば、これから先は常に、相手が「やりたいこと」をどちらの解釈で語っているのか意識して会話するようにしてみてください。
それだけでずいぶんとあなたの悩みは解決されるはずです。
その2 あなたを不安にさせるモノの正体と不安にさせる理由
問題解決において「そもそも何が本当の問題なのか?」を把握することこそが、非常に重要になります。解決すべき問題を特定できれば、あとは簡単です。
「やりたいこと」を正しく認識できたあと、あなたが理解すべきは、あなたを不安に陥れているモノの正体です。続いては、これを把握しましょう。
その3 大事なのはあなたがどう思うかではなく、相手の求めることを把握すること
あなたを不安に陥れるモノの正体、それは「志望動機」です。
ですが、この「志望動機」という言葉に対しての解釈もあなたと採用する企業とでズレています。
そして、それがあなたを苦しめているのです。
理解しなければいけないのは、あなたがどう思うか?ではなく、採用するかどうかを決める企業が求めているものはなにかなのです。
これを正しく汲み取れるかどうかがあなたの内定獲得を大きく左右します。
その4 答えるべきは「やりたいこと」ではなく、あなたの「選択」した理由
あなたが語らなければいけないのは「やりたいこと」ではなく、
✅ なぜその企業を選んだか
✅ なぜ説明会に参加したのか
✅ なぜ応募したのか
これらの根拠となるあなたの「選択軸」、つまり企業のもとめる「なぜ」についての答えです。
もちろん、入社して明確に「やりたいこと」があるのであれば、それを語っても問題ありません。ですが、別にそれがないといけないというのはあなたの思い込みです。
あなたを含め、多くの就活生や社会人が「入社後どういうキャリアを歩んで行こうと思っているのか」「入社して具体的に何をやりたいと思っているのか」を答えないといけないとおもっているようですが、それが全てではないのです。
それらが答えられなかったとしても、結果は出せます。これは断言しておきます。
常識を疑ってみる、それが最短距離になる
これまで4つの記事を通して、「やりたいこと」がなくても結果がだせるという理由についてお伝えしてきました。
確かに面接や選考のシチュエーションにおいて、目の前にいる相手は、あなたより経験があり、目上でかつ役職や肩書きもあるケースが多いです。
そこにプラスして、あなた自身も「これからの将来がかかってる」と身構えてしまうため、つい冷静な状態でいれなくなるのもよくわかります。
ですが、そんな時だからこそ、冷静に考えなければいけません。そして、冷静になり「相手が求めているものは何か」の把握に努めるのです。
あなたを苦しめる不安の正体は「志望動機」
「志望動機」という言葉が、企業側にも学生側にも広まりすぎていて、ついそういう質問が当たり前のように行われていますが、企業は選考を進める上での一つの情報として本当は、就職や仕事に関するあなたの「価値観」や「考え方」を聞きたいだけなのです。
つまり「あなたがなぜそれを選択するのか」という選択軸を知りたいと言えます。
だからこそ「やりたいこと」がなくても、その点をしっかり語ることができれば、就活や転職活動において内定を勝ち取ることができます。
「志望動機」という言葉や、就活および転職活動の見えないルールや常識に決して惑わされないでください。
常識という言葉はすごく便利な反面、あなたから「考える」「疑う」という行為を奪います。
その結果として、本当の問題にたどり着けないことによって、今やっている対策が解決策にならず、いつまでも問題が解決しないということがよく起きてますので、その点改めて忘れないでほしいと思います。
全ての解決策は「自己分析」にあり
これで、「やりたいこと」がなくても内定獲得ができる理由については終わりになりますが、最後に僕からあなたに1つだけ伝えておきたいことがあります。
それは「よかったぁ〜、やりたいことってなくてもいいんだ」と決して、ここで安心しないでほしいのです。
確かに「やりたいこと」はなくても、就活で結果を出すことは可能です。
ですが「やりたいこと」を語れないにしても、あなたの生き方やあり方、大事している価値観(=あなたの選択軸)は、語れるようにしていないといけない、ということなのです。
そして、それを明確にするために必要な対策こそが「自己分析」なのです。
「自己分析」は内定を獲得するためにやることではありません。
あなたがこれまでどうやって生きてきたかをあなた自身が理解し、そしてそれを踏まえ、この先あなたがどう生きるかというあなた自身の生き方を取り戻す作業が「自己分析」なのです。
あなた自身の人生や生き方を取り戻したいのであれば「それこそが全てだ」と断言しておきます。
◉ なぜ「自己分析」が必要なのか。
◉ どうやって取り組めばいいのか。
◉ なぜ、多くの人が「自己分析」を途中で投げ出してしまうのか。
◉ なぜ、うまくいかないのか。
これらについては、また記事しようともおもいますが、今すぐにでもそれを解決したい。ここまで伝えたことを実際の現場で使えるようにするために教えてほしいと言う方がいらっしゃれば、遠慮なくコメントしてもらえればと思います。
ということで、このシリーズは一旦ここで終わりになります。
やりたいことがなくても就活や転職では戦えます。内定を勝ち取ることは可能です。
これだけは覚えておいてください。
そして、そのためにも「やりたいこと」を無理やり語るのではなく、あなたの「選択軸」を語れるように対策してほしいと思います。
解決すべき問題とその解決のためにやるべきことが明確になれば、あとは行動を起こすのみです。あなたなら大丈夫。頑張ってください。
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