マガジンのカバー画像

【稚櫻】 ~神界・霊界の言霊たち

49
2018年に突然『女神』と繋がり一体となってから、神々のお役目を日々続けております。 そんな様々な神々から頂いた言霊の訓えを書き綴っています。 言霊とは『言葉の詰まった玉』そのも…
運営しているクリエイター

2022年2月の記事一覧

序

およそ【神】というものを多くの人に伝えるということは、例えば、色を知らない人に彩というものを伝え、音というものを知らない人に音色というものを伝えるに似たところがある。

「多数である」という、およそ「非論理的」なものを「真実」の拠り所としている人にとっては、いくら説明したところで無意味である。
それは【神】というものに遭遇していない人全般に言えることだろう。

だからあえて理解していただこうとも思

もっとみる
【無常の詩】 ~終わりて始まるコトの調べ 《聖無動尊大威怒王》

【無常の詩】 ~終わりて始まるコトの調べ 《聖無動尊大威怒王》

誠の言葉はここに在り
誠を掲げて押し通る
偽り押しのけ押し通る
有無を言わせず押し通る

我、傲慢なりしやと
思うは情けの証なり
偽り無き誠の言葉は
情けを焼き祓う焔なり

燃え盛る焔が愛の姿
憐れみ情けを焼き払う
無常の炎は無情に非ず
愛と情けの後先糺(ただ)す

もっとみる
泰山府君 《冥界探偵と陰陽師》

泰山府君 《冥界探偵と陰陽師》

話は建御雷神と布津主神から始まる。
両神は龍脈、地脈という「大地鳴動」のエネルギーを司る神でもある。

『建御雷神は地震の神』

それを教えてくれたのが2018年6月18日午前8時前に起きた「大阪北部地震」の時である。

同日未明ごろに夢の中で巨大な【白龍】が現れた。
その白龍はまるで水晶で削りだしたかのような風体であった。

もっとみる
天地逆さまなりし月の世 《瀬織津姫の御言》

天地逆さまなりし月の世 《瀬織津姫の御言》

天地逆さの月の世は
水面に映りし月の世なりて
岩戸に隠れた天照
隠したままに騙した岩戸を
開いて神を引き出して
鏡に映すが月の世の神

もっとみる
【手放せない】 昇り降りの二線の壁

【手放せない】 昇り降りの二線の壁

先日、空海さんからの導きがあった翌日、知り合いの子から
『友達と高野山へ精進料理を食べに行く』
と告げられた。

彼女はおよそスピリチュアルというものから自身を遠ざけている。
亡くなった彼女のお母さんがどうやら「霊能者」であったらしく、当人も彼女自身も「周りからの目」というものを嫌と言うほど知っていたから、自分からは遠ざけていた。

だが、彼女の娘さんはどうやらその素質があるようで、自身が遠ざけて

もっとみる
【鈴鹿の劔】 ~闇を切り裂く光の劔 《撞賢木厳之御魂天疎向津媛命》

【鈴鹿の劔】 ~闇を切り裂く光の劔 《撞賢木厳之御魂天疎向津媛命》

2018年も終わりを迎えようとしている12月頃・・・

ふたたび例のお告げの言葉をくれる姐さんから

『25って出てるけど心当たり有る?』

「にじゅうご?」

そう言われて即座に「誕生日(笑)」と答えていた。
1月25日が誕生日なので、「何か頂けるのか?」と期待したがそうではないらしい。
ただ単に数字の「25」が出たという。

「はて?」
なんだろうか?
「25」だけではさっぱりわからない。

もっとみる
変容の詩

変容の詩

自分を変えるというのは本当に大変なこと。

自分が見たくないもの

避けて通ってきたもの

そんな自分の闇と向き合わなければならない。

誰も好き好んでそんなことはしたくない。

だから何かにしがみついてしまう。

見ないために

避けるために

逃げるために

そのためにしがみつく

そんな『しがみついていた手』を放す

手放した途端、見たくないものが目の前に現れ、避けて来た物事に遭遇する。

もっとみる
八十八のお遍路巡り 《空海の御言》

八十八のお遍路巡り 《空海の御言》

八十八のお遍路巡りて
ようやく行きつく八十九番
八九(役)のお遍路歩くため
八十八の厄落とし

古着を脱ぎ捨てるお遍路
過ぎた福(服)脱ぎ禊ぎ旅
福も悪も巡りに還す
厄(八九)脱ぎ捨てて役(八九)となる

もっとみる
神の声が聞きたくば 掃除洗濯すれば良し 《国常立大神の御言》

神の声が聞きたくば 掃除洗濯すれば良し 《国常立大神の御言》

人の心の中には「たくさんの自分」がいる。
だが人は「自分」と思っているものが、その中のいったい「どれ」が本当の自分なのかがわからない。

そもそも「本物」と「偽物」というものがあるのだろうか?

では言い方を変えよう。
「真我」と「自我」と言った方がいいか・・・

「真我」とは『魂』そのものの自分
「自我」とは今世生きる上での調整役

本来、これほど単純明快なものなのだが、心の中に様々な「声」が沸

もっとみる
【魂の目覚め】 ~厳島にて 《国常立命と三女神》

【魂の目覚め】 ~厳島にて 《国常立命と三女神》

何をもって「目覚め」というのかは人それぞれ思うところがあるであろうが、私にとっての「目覚め」は一度では終わらない。
そして、そんな「目覚め」というものに『段階』を設けてみると、これはきっと『三番目の目覚め』というところだろう。

『宇宙』と一体となったのが第一段階目の覚醒

女神と一体となり、龍と一対となり、チャクラが覚醒したときが第二段階目
ただこの時は2段目、3段目、4段目が同時期に集中して起

もっとみる
【唯一無二の光】 《向津姫の御言》

【唯一無二の光】 《向津姫の御言》

人が忘れてしまったもの
それが「唯一無二の光」
ただ一つの『自分』の証
自分で在れる縁(よすが)の柱

「唯一無二の光」あるなら
過去も今も未来も同じ
同じ『自分』が何度も生きる
刻が変われど場所が変われど
姿かたちが変われども
同じ『自分』がそこに居る

光無くして柱無くして
迷子になった蝸牛(かたつむり)
柱を求めて光を求めて
回り回って渦巻き彷徨う

自分である『光』
それは自分である『愛』

もっとみる
【瑞産みの島】 神世とこの世の『聖地』重なりし島

【瑞産みの島】 神世とこの世の『聖地』重なりし島

2019年5月某日未明
何の前触れもなく「それ」は起こった。

その日、宿泊していたホテルの建物全体を振るわせて
「それ」は現れた。

建物を簡単に包み込んでしまうほどの巨大な【龍】

無色透明に透けて見えるのは、その【龍】が「次元をまたぐ」証でもある。
別次元にありながらもこの世である「3次元世界」を動かせる存在。
今まで見た【龍】の中でもひと際大きな存在。
「それ」がホテルをぐるりと回っただけ

もっとみる
『手放すべきもの』 《素戔嗚尊の草薙劔》

『手放すべきもの』 《素戔嗚尊の草薙劔》

草薙劔は『愛』の劔
『誠』の言葉
素戔嗚尊が振るう劔
素戔嗚尊が振舞う言葉

八岐大蛇という『悪』の中にあり
まことの『悪』を祓う劔

『悪』は『灰汁』
『情け』が残りた濁り水

大蛇と言う情けの蛇を
退治してのち現れる【愛】
それが【草薙劔】である

・・・・・・

手放すべきもの

手放すべきもの
それは『自分』
それを手放さずしていくら手放ししたとて
巡りからは抜けられぬ

そなたが「自分」

もっとみる
はじまりのとき

はじまりのとき

私は現在、セラピストとしての職業に従事して10年ほどになる。
だが、その前は『探偵』として足掛け20年の時を過ごしてきている。
だから、私の信ずるものの中心にあるのは、常に『事実』である。
揺るがない『事実』こそが唯一信ずべきものであると思っている。
ゆえに、『事実』なき『妄想』は信ずるに値しない。

確かな「事実」の「無いもの」を「在る」とするのは妄想であるが、またその逆に、「事実」として「在る

もっとみる