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わかおの日記

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わかおが日々の出来事や思ったことを書き連ねる日記です。太宰治におれはなる!
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2024年1月の記事一覧

わかおの日記269

わかおの日記269

彼女と一緒に授業を受けたあと、高円寺のラブホテルで阿波踊り(隠語)をした。阿波踊りをした後は「じゃぐら」で豚骨味噌ラーメンを食べるのがルーティンになりつつある。

2回も阿波踊りしたので結構クタクタで、ラーメンを食べた後ろくに口元を拭かなかったら、彼女に口の周りが汚いと怒られた。口の周りが汚いことから連鎖して、手の爪がいつも汚いことや、断りなくタバコを吸うことなども怒られた。

「そうちゃんは嫌な

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わかおの日記268

わかおの日記268

ゆっくりめに起きて家庭教師をやりに行った。

勉強の合間に「高校に入ったらなにやりたい?」みたいな話になって、教え子はサッカー少年なので、てっきり高校でもサッカーをやるとばかり思っていのだが、彼は志望校のアメフト部にも惹かれているようだった。なんでアメフト?と聞くと、足が速いのを活かせると思うからと言われて、へーと思い、足には自信があるんだと聞いたら

「ぼく足は速いです」と、少しはにかんで彼は答

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わかおの日記267

わかおの日記267

母親に連れられて脱毛に行った。これで「脱」デビューは、脱構築でもなく脱資本主義でもなく、脱毛ということになった。

だいたいぼくはどちらかといえば文化系だし、大して見た目にオスっぽいところもないのに(肩幅だけは無駄に広いが)、両の足に生い茂る毛だけは大したもので、夏になると短パンを履くのにも軽い罪悪感があった。

こんなナリで脱毛サロンに独りで突入するのはだいぶ勇気のいることだったので、親が連れて

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わかおの日記266

わかおの日記266

来週はテストだし、せめて今日くらいは授業に出てみるかと思い2限にわざわざ出席したところ、ぼくの完全な思い違いで今日がテストだった。ぶっつけ本番で仏教の思想的特色と、インドから中国を経て日本へ展開した経緯を書かされることになり冷や汗をかいたが、12年間通った仏教校で得た知識をフルに活用しどうにかやりすごした。

放課後、彼女と映画を観に行った。「PERFECT DAYS」は、自分がまさに求めていたよ

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わかおの日記265

わかおの日記265

年明け一発目のバイトだった。店長に「あけましておめでとうございます」と挨拶をすればいいのか、もしくは「今年もよろしくお願いします」と言うべきなのか、はたまた折衷案で「あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします」と丁寧に言ったほうがいいのかとか、色々考えながらバイトに向かった。

しかし考えすぎたのがよくなかったようで、店長が入ってきたときに第一声が出てこず、先にサラッと「今年もよろ

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わかおの日記264

わかおの日記264

大晦日だった。大晦日だったといっても、事実として大晦日だっただけで、自分の中では大晦日になりきれなかった。元日のほうが大晦日な気がする。

年末ジャンボが当選する確率を少しでも上げようと思って、渋々家族についていって田無神社に行ったが、結局当たらなかった。こないだ彼女と円覚寺に行ったときも、将来のことなどに目もくれず宝くじのことをお願いしたのに当たらなかった。外れるまでは楽しかったのに。

やるこ

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