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まいにち、その日暮らしごと。

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1日1投稿。薄暗い中だから、ロウソクの火はより明るく感じる。そんな文章たち多め。
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#毎日

合理的な生き方

合理的な生き方

インターネットが普及して、あらゆることやものがデータとして存在するようになった。

どこかで買い物をすると、何歳くらいの人がどんな時間に、何を買ったのか、記録できる。

何時間睡眠を取ると体調が良くて、何を食べ過ぎるとカロリーオーバーだとかも記録できる。

「どんな人が何を求めているか」を、知ることができるのは、マーケティングにおいて合理的だ。

「どんな行動を起こすと自分は快調でいられるのか」を

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いちねんと、いま。

いちねんと、いま。

1年前の今日、大阪の北部で大きめの地震が起きた。

初めて、大規模な地震を経験したし、余震で寝ることができない、というのも経験した。

1年前の今日も、今日と変わらずにアルバイトへ行き、レジを打った。

同じような1日だけど、全然違う。

いつまた災害が起きてもおかしくないのに、
明日の心配よりももっと先の心配をしている。

「今を生きる」って、簡単なようで、かなり難しい。

先のことを考えられる

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未来の自分を喜ばせること

未来の自分を喜ばせること

何か習慣になっていることが、多い人も少ない人もいる。

小さな一歩をたくさんたくさん重ねて歩く人と、大きく踏み出して一気に突っ走る人と。

積み重ねることが得意な人は、習慣も多い気がする。
長く細く何かと向き合う人もまた。

自分の場合は好きなものだって、趣味だって、いきなりぽんと生まれてがっつりのめりこんで、台風の目が去ったように、関心から外れていく。別のものに移っていく。

習慣をつけるのも、

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損得と本

損得と本

全てを知るには、人の一生では短すぎる。

だから、ひとつの分野をただ研究する人が、その分野のことを全て知ろうとする人がいて、
少し少しの部分を知る人がいる。

本は最も安く、手軽に知ることのできる媒体だと、これもまた本で読んだ。

筆者の人生、失敗や成功、知識を、お金で買う。
自分で体験するには時間も労力も費用もかかるのに、本を読めばそれらを得られると。

実際のところ本を読んだところで、筆者と全

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好きな空気、空間

好きな空気、空間

秋と冬の間、朝の澄み切った空気

早朝の温泉の空気

雨が上がった後の冷たい空気

家の玄関

オーブンで温めたクロワッサンを食べる瞬間

好きな空気や時を思い浮かべたけれど、案外ぱっとは出てこないもの。

毎日の中に幸せな瞬間がたくさん、きっとあるはずなのに。

それだけ今の日常が普通だと感じているということ。

ダメなところや、何とかするべきところを探してしまうばかりじゃ疲れてしまう。
そんな

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自分を信じてあげられること

自分を信じてあげられること

昨年から、1年でやりたいことを100個書き出すようにした。

実際年末に振り返ってみると、実行できたこととそうでないことと半分半分くらい。

すぐにできるようなものと、どこかへ行ったり何か体験するようなものとで実行するハードルが違う。実行できたものは、前者であることが多かった。

特に何も用事がなければ外に出ることがないけれど、昨年は自分の興味のあるお店などにひとりで行ってみることもできたことを考

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読みたい本があることは、

読みたい本があることは、

たっくさんの本が世の中にある。

全部読もうと思っても、人の一生ではきっと足りないだろう。

読みたい本がある、読みたい文章がある。

それは「生きる理由」になる。

小説だけでも数えきれないほど存在するし、
ビジネス書だって無限と存在する。

いつ、面白い本が出るかわからないし、自分の運命の一冊だと思える本と出会えるかわからない。

一冊でも多く、素敵な本と巡り会いたい。

だから、明日も。

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何だって選択

何だって選択

やろうやろうと思って、数日が経った。

自分の望みで、すぐそこにあるもので、後は自分が手を伸ばすだけ。という、なんて準備万端な状態。

それでも何かが邪魔をして。
何かと都合をつけて、理由をつけて、自分で望んでそのままの変わらない毎日を過ごそうとする。

やらないといけないことはしても、やりたいなということは、億劫になってしまう。

きっと後でやっておけば良かったって思うことはわかっている。

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ひとつぼし

ひとつぼし

絵本をもらった。先輩から。

3年間ずっと見ていてくださった方々が選んでくれたもの。

自己肯定感!という言葉と共に贈られた絵本が、ひとつぼし。

1人1人、違う光る星を持っているよというお話。

自信はいつだってそんなにないけれど、まあ何とかなる、いいようになるって思えるようになってきた。

いつも不安で、何かが恐ろしかった。嫌なことを探しては手放して、手放して、また始めて。
行動力があると言っ

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帰る場所があること

帰る場所があること

人の欲求には階層がある。

生理的な欲求、所属欲求、自己実現の欲求、まだあったかもしれない。

精神的な安定を得ることで、人は強くも弱くもなれる。

所属するとなると、人と関わるわけだから、全てが全ていいことばかりではない。けれど、その痛みよりも、嬉しいことや幸せなことが上回ることを知っているから、求めてしまうのだろうな。

頼ることができる人。何かあったときに、伝えたくなる人。
一生の中で、そう

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春を待つ

春を待つ

桜が満開でお花見日和。

あったかいし、いい天気で、なんだか全て
上手くいくような気が、する?

このままじゃいけないって、どこかで声がする。

いつも気に入って見ていたものから目を逸らしたくなって、

ただ供給されるものを受け取るだけで幸せだったはずなのに。

やったことがしっかり次へ何かへ繋がる、
いいサイクルを回していることに憧れて。
何にもならない無力感はいつだって付いて回ってくる。

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すべては足元から

すべては足元から

服装で大事なのは足元だよ、
いい靴は素敵な場所に連れて行ってくれる、

ということを雑誌や友達の話から聞いたことがある。

たしかにそうだ。足元を掬われるなんて言葉もあるくらいだし。

いつだって行きたいところに行くには足を動かさないといけない。

まだまだどこでもドアの時代はやってこない。

今日、足の小指を扉にぶつけた。

これもなにか、必要な痛みなんだろうか。
#毎日日記 #日記 #生活

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あたたかな日々を、

あたたかな日々を、

朝起きて、朝ごはんを食べて、ニュース番組を見て。

支度をして、駅まで歩いて、電車に乗って。

紛れもなく生活の一部なんだけど、それをどう捉えるかはきっと人それぞれなんだろうなあと思う。

布団が恋しく憂鬱に感じるのか、
きらきらした1日の始まりを嬉しく思うのか。

どっちか選ばないといけないなら、後者のがいいような気はする。

1日を楽しくするために、1週間を楽しくするために、1ヶ月を楽しくする

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何処の誰か知らないが

何処の誰か知らないが

出会う前の君に捧ぐ

この世未来切り開く 何でもない君に

最近永遠に聞いている、星野源の「Hello Song」の始めだ。

何だかこの部分だけで元気が出る。

これからたくさんの人と出会って、何かを作って、感動して、という未来があると思うと、
前を向ける。

まだまだ知らないことがあって、昔に作られた本や映像があって。

これから作られるものがあって。

それだけで生きる意味になる。

好きに

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