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2019年4月の記事一覧

平成も終わるし、大好きな活版印刷と私について ②

平成も終わるし、大好きな活版印刷と私について ②

工房を荒川区に開いたのは2016年1月だった。

その頃の夫は忙しさに拍車がかかり、平日は依頼の印刷をし、週末はモレスキンへの活版名入れワークショップで出かけ休む暇はほとんどなく、私はどちらかというと夫のマネージャーのように働いていた。

工房の家賃支払いが増えたことで、半年ほどはいつ家賃滞納になるのかドキドキしていて、とにかく働くしかなかった(なんとか借金や滞納せずに済んだ) 

2016年

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平成も終わるし、大好きな活版印刷と私について ①

平成も終わるし、大好きな活版印刷と私について ①

ペーパーレスも極まり、キャッシュレスが進む平成も終わりかけの今、私は紙に埋もれて仕事をしている。2016年に東京の荒川区東尾久というところで、地元でも家業でもないが、夫婦で活版印刷とデザインの工房を構えた。

活版と出会い、知れば知るほど楽しくてしょうがない。こんなに好きだと思えるものに出会ったことがなかったし、活版を知ってからの人生はずっと楽しくて最高だ。

工房を構えるすこし前まで遡り、20

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絵本、画集、アイテム…多岐にわたる活動を支える「描かなきゃ!」の気持ちに迫る、ももろインタビュー②

絵本、画集、アイテム…多岐にわたる活動を支える「描かなきゃ!」の気持ちに迫る、ももろインタビュー②

作家、イラストレーターとして活躍するももろさんへのインタビュー。
②では描くこと、そして作家として、仕事としての考えの話も。
前半はからこちらから

--- さらに広がるももろワールド

若 画集ペーパーワールド vol.2は新作も多く、幅広さが増した印象がありました。どれも素敵で編集作業は楽しくも辛かったです(笑)

も 私でも点数を絞ったんですが、vol.2を売るための戦略が若林さんの方が

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絵本、画集、アイテム…多岐に渡る活動を支える「描かなきゃ!」の気持ちに迫る、ももろインタビュー ①

絵本、画集、アイテム…多岐に渡る活動を支える「描かなきゃ!」の気持ちに迫る、ももろインタビュー ①

イラストレーター、そして絵本作家として活躍するももろさん。絵本や雑貨はもちろん、ご本人のSNSでの発信など、ももろさんの描く世界に出会う場所がどんどん増えています。

ももろさんから「画集を作りたい」という話をいただいてから、どういった形であれば手にした人に楽しんでもらえるのかを考えて「ももろペーパーワールド」を製作しました。1ページ1点の収録という仕様なのに、50点を超える絵を収録した画集であ

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