メディカルフィットネス開設にメリットは？

こんにちは！和風会メディカルフィットネス事業部の神谷です。

今日の東京は風雨が強く、予定していた外仕事が出来ず・・・

この時期は天候に左右されてしまいますね。

さて、今日は医療機関が「メディカルフィットネス」を運営するメリットについてのお話です。

ネットで軽く検索すると・・・

「差別化」「地域貢献」「エビデンスが・・」と出てきます。

もちろんそれはあると思います。

ただ、開発から運営に至る様々なことの中で得た知見から考えると、それらは確かにそうなのかもしれませんが、ここではいくつかの視点から考えてみたいと思います。

まず、その施設を利用される方（患者さん・利用者さん側）からの視点です。

利用される方からすれば、地域に根付いて診療されている先生のところで治療だけでなく運動療法や健康指導まで受けることが出来るようになります。

そうなると、「運動はあっち」「リハビリはこっち」「お薬はここで」「あちこちに行かなくてもよくなります。

一つのところで健康に関することが済むというのは「便利さ」と「効果」の2点で利点があると思います。

提供者側（医療機関側）のメリットを考えてみます。

一つは患者さんとの関係性が強くなることがあります。

診療に当たる先生方、看護師さん、医事の皆さんに加えて、健康指導の現場のスタッフとの関係が起こります。

一人の患者さんに対して、より多くのスタッフが関わり合いを持つことになりますので、信頼の醸成にもつながります。

二つ目は運動療法の推進による副次効果です。

運動療法が必要な方に「運動してくださいね」と言っても、なかなかご自宅で、ご自身で運動療法に継続して取り組んでいただくことは難しい方が一定数いらっしゃることと思います。

であれば、「中にあるからそこに通って！」と先生からのお願い（ご指示？）によって、取り組む方が増える可能性があります。

三つ目は、これまで関係性が無かった方との関係づくりが出来ることです。

病医院の存在をご存じなかったり、知っていても足を運んだことが無かったりということは往々にしてあり、そんな方が「健康づくりなら」と足を運んでくださるきっかけにもなります。
※現にこのパターンは多い。

という具合に、それぞれの視点からメリットがあるメディカルフィットネスです。

もちろんデメリットもありますので、それはまた別の機会に。

お読みいただきありがとうございました。

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