フカボリふりかえりゲーム「問い・解い・トイ」のお話(3)ゲームの準備と流れ(3-6人)
RayArc(レイアーク)、ならびにRayArc Astrolabe(アストロラーベ)の皆さま、おつかれさまです。新規事業ユニットです!
ボードゲーム🃏制作プロジェクトからお伝えします。
問い・解い・トイ
どんなゲーム?
プロジェクト運営や日々の取り組みの「ふりかえり」を助けてくれる『フカボリ「ふりかえり」ゲーム』です。ゲームマーケット2023秋、およびアナログゲームフェスタ2023でのお届けを目指し、「あのねじつは」に続くコミュニケーションゲームとして開発しています。
そろそろ少しずつ、情報を頭出ししてゆければと思います。
ゲームの準備(3-6人)
◆山札の準備
「問い(といかけ)カード」を参加人数分、山札として、きりまぜて用意します。
◆手札の準備
カード種類ごとによくきりまぜて、以下の枚数を1人分の手札として、全員に配ります。
「解い(ときほぐ)カード」 2枚
「トイ(ひらめき)カード」 2枚
「toi toi toi! カード」 1枚
ゲームの流れ(3-6人)
「なにについてふりかえる?」を最初に確認し、山札がなくなるまで、4フェーズをくりかえします。
問いを立てる(といかけフェーズ)
解きほぐす(ときほぐフェーズ)
アクションプラン(ひらめきフェーズ)
toi toi toi!(おまじないフェーズ)
山札がなくなったら、「toi toi toi! カード」がもっとも多く贈られた人をたたえましょう。その人に贈られたカードの中から1枚選び、実践のための「おまじない」を考えて決定します。
1.問いを立てる(といかけフェーズ)
「問い(といかけ)カード」の山札をだれかが1枚めくります。
めくった「問い(といかけ)カード」にそって課題として問題提起したいことがある人は、自分の手札の「toi toi toi! カード」を伏せたまま提出します。
提出した人の中から、じゃんけんなど任意の方法で【提起者】を1人選びます。
【提起者】は、提起したい課題を他の参加者【傾聴者】に説明します。
2.解きほぐす(ときほぐフェーズ)
【傾聴者】は「解い(ときほぐ)カード」をそれぞれ1枚選び、伏せたまま提出します。
【提起者】は伏せたまま、提出された「解い(ときほぐ)カード」から2枚選びます。
選ばれた人は、カードをオープンし、順番に、自分の提出したカードにそって、会話しながら課題をときほぐします。
3.アクションプラン(ひらめきフェーズ)
全員が「トイ(ひらめき)カード」をそれぞれ1枚選び、オモテにして提出します。
【提起者】は(自分のカードも含め)提出された「トイ(ひらめき)カード」から2枚選びます。
選ばれた人は、提起された課題に対し、順番に、自分の提出したカードにそって、実践する「アクションプラン」を提案します。
全員で「アクションプラン」を1つ選びます。
4.toi toi toi!(おまじないフェーズ)
【提起者】が、この検討でもっともキーになるカードを提出した1人を選び、今回提出済みの「toi toi toi! カード」を贈ります。
つづく
参加者全員が最初から「ふりかえり」ダイスキで大得意ということは、そうそうないと思います。(そういうチームに育っているとしたら、それはナニカ意識的あるいは無意識の積み重ねの末にある姿でしょう)
カードの導きがあっても、うまくハマれなかったり、どこまで「乗って」よいのかな…と戸惑う場面も、はじめのうちはあるかもしれません。
そこは、日常の場づくりと同様に、ていねいな「足場かけ」を。さりげなく声をかけたり、最初のうちはお手本を少し厚めに示したりと、GM(このゲームにおいては「あのねじつは」以上にファシリテーターの側面が強いですが…)の腕の見せ所です!
強引に参加者を場に合わせるのではなく、参加者の様子をよく観察して、あせらず解きほぐしてゆきましょう!
(新規事業ユニット・ワクワク魔人S)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?