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jellycarlo

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#私のハンドメイドストーリー

DARK BANKERS CLUB

DARK BANKERS CLUB

商売の起源は,物々交換に近い自然貨幣がはじまりだ.そこから,人々は貨幣制度を作り上げた.
現在最古の貨幣と考えてられているのはエレクトロン貨といわれている…

金貸しは,貨幣の使用が始まる古代において登場した職業であるといわれているが,その時代から悪しきものとして見なされていた…
事実,各宗教の聖典では高利貸しを批判している…

だが,なぜか人の欲望と習慣は古代から変わることなく,金貸しは現在でも

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Kickin’

Kickin’

タクシーに乗って港区のマンションへ向かう.
そのマンションではじめて出会った.
BJは黄色と黒の模様のトカゲに冷凍マウスをあたえていた.

オレはBJからPCの使い方やメールのやり取りすべて習った.
歳はオレよりも若かった.
ハッキングとプログラミングとフィシング…
天才的だった.

彼らは,サクッと抜いてサクッとシノギをやめる.
そのやめてる間に次の準備を整える.
スパンは3ヶ月だったり半年だっ

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Investigation

Investigation

蛍光灯が鈍く光ってた.
時間は9時を回っていた…
薄暗い面会室だった.

「国選弁護人のKobayashiです」
「ああ,はじめまして」

逮捕されて,次の日の夜に,その弁護人はやってきた.
私選弁護人を雇うつもりはなかった.
有能な弁護士以外はそう判決は変わらないことを知っていた.

まず,これからどうなるか?などを尋ねたとおもう.

「自分のわかる範囲で証拠となるものはありますか?」
「ないよ

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Ain't no way

Ain't no way

いつかとか,そのうちとか…
そんな言葉でお互いが誤魔化し続けてたのかもしれない…

飲めない酒を飲まされていた.
テキーラとかそんなやつ.
知らないBARで出会ったオンナは美しかった.

オンナとはじめての会話は
「濃ゆいね」
「なにが?」だった…

気がつけばオンナの家で生活していた…
オンナがcoffeeを淹れる…
オレがいつものcoffeeを飲むとオンナは笑って仕事へ出ていった.

陽炎のよ

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Night Bird Flying

Night Bird Flying

2億の詐欺事件でジミヘン君達は執行猶予の判決が下っていた.
「なにもしてないよ」
よく,ジミヘン君が言ってた言葉だった.

「Jelly君,元気してんの?」
ジミヘン君は笑っていた.
「大丈夫だったんですか?」
「まぁ,大変よねぇ〜,これからさ.それよりJelly君最近なにしてんの?」
「なにもしてませんよ」
「あははは」
ジミヘン君はホントにあはははと笑う.
「あのさ,ちょっと家具運ぶの手伝って

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BLUE HEARTS

BLUE HEARTS

「あのなぁ,Jelly,勝負ていうのはな,自分が負けを認めたら負ける…ってことは,負けを認めてなかったら,勝ちはなくても負けではない.わかる?」

キツネの目をしたマイキー君が風呂上がりに言った.背中には毘沙門天の刺青があった.

この毘沙門天はこの世界で1番美しいのかもしれない…

5月だった.
数人のオトコ達の中から突然声をかけられた,
「久しぶりだなJelly!」
誰が声をかけてきたか探した

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ROLLING WEED

ROLLING WEED

いい天気だった.
「ねぇ,Bobでも聴いて軽く海までドライブしようよ」
ルパンとは,いつの日からか電話するようになっていた…
幼い時から違った感じのヤツだった,カールアイパーが流行っている時に,1人だけルパンのようにもみあげを伸ばして坊主だった.

久しく会ってなかったが,街でぶらぶらしていると声をかけられた.
「jellyくんじゃない?」
「おおっ,ルパンやんか!ちょっといい感じになってない?」

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GOD DONES NOT PLAY DICE

GOD DONES NOT PLAY DICE

汗ばむ手のひらには…
希望と絶望,歓喜と悲哀,光と影,勝利と敗北…

BET or DIE

美しい緑の羅紗の上に積まれたチップと菱形の模様のトランプカード

いつだっただろうか?
気がつけばオレはそんな場所に座っていた.
なけなしの金だった,当時のオンナから借りたカネだった.気がつけばチップは300万ほどに膨れあがっていた.

緑の羅紗の上に10000$のチップを置く
今までのことを反芻する…

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2年ほど経った…

2年ほど経った…

はじまりはなんだったんだろうか?
よく回想することがある…

コトの発端はダイヤのキングとハートの9だったのかもしれないし,そのカードのコトではないかもしれない.いろいろな記憶を辿ってみても,思考は分散されて結果的に今という瞬間に回帰する.

生き方とか,そういうものを誇れるような人間ではないコトは理解している.

ドブネズミみたいに美しくなりたい.
写真には映らない美しさがあるから…

ブルーハ

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