復職して嬉しかったこと
パニック障害で、休職しておよそ一年半以上。やっと復職を迎えました。
復職して一番の感想は、なんと「嬉しい」でした。
怖かったし、不安の気持ちもありました。だけど、マイナスな感覚はあまり芽生えませんでした。
正直、会社に貢献できるよう洗脳されてるのか自分?とか一瞬疑ったけど、そんなことなくて。素直に、本当にうれしいと思いました。
その理由は
「おかえり」って言ってもらえたこと。
そんな些細なこと?と思うかもしれませんが、私にはとても大きかった。
人の目を気にして生きてきた分、復帰後の周りの反応はどうしても気になって。「帰って来るな」って内心思われてそうだなとか、会社やリーダーに言われて仕方なく私をしばらく気にしてくれるんだろうな、なんて色々考えてました。
それが杞憂に終わる、そんな安心感をなんと職場の方々が与えてくださいました。
何があったか
私の社内はチャットで連絡を行います。復職前にスレッドで復職の挨拶を行った時に、思わぬ反応が届いたのです。
正直、皆からスルーされるだろう。「あいつまだいたのかよ」なんて思われるんだろうななんて、不安がよぎりながらの、送信でした。
でも、送信直後、皆さんから沢山の「おかえり」の言葉が届いたのです。
真面目な反応から、クスッと笑えて元気を貰えるものまで様々なおかえりのコメントをいただきました。個人的に連絡をくださる方々もいました。そのどれもが、社交辞令的なものより、割と軽い気持ちで連絡をくださった感じでした。
何が言いたいかというと……休職前と同じように接してくれる人ばかりだったのです。
それがどれだけ嬉しかったか。
仲間外れにされて、ゆっくりこのチームから追い出され、居場所がなくなって、転職。などという最悪のストーリーまで描いていた私にとっては、希望でした。
その後も業務中に何気ない”今まで通りの絡み”をしてくださる方が多くて、嬉しいと思いました。
まだ、必要としてもらえている。それだけで、私は少し自分に希望を見いだせることが出来るようになりました。
今回、復職をして嬉しかったのは、「おかえり」と言ってくれる変わらぬ環境。自分の場所がまだある安心感。そういったものだったんだとと思います。
人にされて嬉しかったことは、自分もしていきたい。もし、今後同じような経験をされる方がいた時は、私も同じように「おかえり」と、いつも通り迎えてあげようと思います。